宝珠山立石寺は山形県内で4番目に人気のある初詣スポットで、
大晦日から三が日の間は例年約1万人が訪れて混雑します。
渋滞や混雑状況も気になりますが、宝珠山立石寺はそれ以上に、
気をつけなくてはいけない寒さと体力が試されるお参りになります。
また、その年の天候に大きく左右される場所です。
それでも、山全体が修行と信仰の場になっている宝珠山立石寺は、
訪れたい魅力があります!
今回は、宝珠山立石寺の初詣2023年の「混雑状況」「アクセスと
駐車場」「周辺ランチ情報」など訪れる際に役立つことを紹介していきます。
宝珠山立石寺の初詣2023年の混雑状況は?
恒例、山寺(宝珠山立石寺)への初詣。 pic.twitter.com/BXhwYTtx5X
— topa (@topa_topa_topa) January 1, 2020
宝珠山立石寺では、大晦日の夜から多くの参拝者が訪れます。
三が日の間に約1万人の参拝者があるので、多くの人が活動しやすい
日中の時間帯には道路渋滞や、駐車場を探したりするのに時間がかかるかもしれません。
ですが、街中にあるような神社の混雑はなく、
参拝は比較的スムーズに進むでしょう。
宝珠山立石寺の初詣で一番心配なのは、寒さと階段です!
厳重な防寒対策をして行っても、
想像以上の寒さで早く暖かい場所に避難したい!と思われるかもしれません。
また、多くの人にとって階段が難関の場所になっています。
階段入口が「山寺登山口」とあるように、全部で1015段あって、
運動不足気味の人はここで時間がかかるかもしれません…。
階段も一段一段の高さが違っていたり、階段の幅も均一ではないので、
部分的に混雑する場所があるかもしれません。
厳重な防寒対策と、滑りにくい靴を履いて初詣に向かいましょう!
その年によって降雪など天気の状態が違います。
降雪していると寒さで凍結していたり、
日中の暖かさで溶け出た水で更に滑りやすくなったりしています。
混雑回避するなら早朝や夕方などをおすすめしていますが、こちらの宝珠山立石寺の初詣は、
混雑をある程度我慢してでも日中の暖かい時間帯に行くことをおすすめします。
また、野生の猿が多いので用心してお詣りしましょう。
遭遇したら刺激しないように気をつけて下さいね。
立石寺の年末年始の特別な催し
12月30日10:00~ 鐘楼すす払い・お供え餅つき会、
そして大晦日に向けて鐘楼の大掃除をして、お供え用の餅つきを行います。
一般参加可能です。
12月30日23:30~ 大晦日除夜の鐘・光のロードなど、
門前町から奥之院までライトアップした「光のロード」が作り出されます。
一般の参拝者も除夜の鐘を撞くことができますよ。
納豆汁や玉こんにゃくが振る舞われて、先着順で108人に記念品が贈られるそうです。
1月1日10:00 正月修正会法要
立石寺の古いお守りはどうするの?
お守りは一年に一度は新しいお守りと替えることが望ましいとされています。
一年間身近で守ってくれたことを感謝して、お返ししますよ。
古いお守りは納札所に納めましょう。
宝珠山立石寺(山寺)の基本情報
宝珠山立石寺は、天台宗の寺院で別名「山寺」と呼ばれています。
松尾芭蕉の「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」が、
こちらで詠まれたことはとても有名です。
◆宝珠山立石寺(山寺)
住 所:山形県山形市山寺4456-1
電話番号:023-695-2002
◆入山料(山門 奥之院)も必要です。
大人:300円
中人(中学生):200円、
小人(4歳以上):100円
・詳細情報はホームページでご確認ください。
初詣の参拝時間
◆初詣期間:12月31日~1月3日
参拝時間は下記を参考にしてください。
・1月2日~1月3日:8:00~15:30
宝珠山立石寺(山寺)へのアクセス方法は?
🚙:車の場合
山形自動車道「山形北IC」から、
国道13号・県道24号を経由して、県道19号線を面白山方面へ進みます。
🚅:電車の場合
JR仙山線「山寺駅」から徒歩10分
宝珠山立石寺(山寺)の駐車場は?
宝珠山立石寺は、階段近くに、
「500台ほど」収容可能な参拝者専用駐車場があります。
宝珠山立石寺駐車場の利用可能時間を紹介します。
・12月31日23:30~1月1日15:30
・1月2日~1月3日:8:00~15:30
<<料金体系>>
・普通車:500円
・大型車:1000円
最寄り駅から宝珠山立石寺周辺には、お土産屋さんやお食事処があります。
お土産購入やお食事を検討している方は、
そちらにも駐車できるので利用するのも良いと思います。
宝珠山立石寺(山寺)のご利益は?
860年に円仁さんこと慈覚大師によって創建されました。
悪縁切りや学力向上などのご利益があります。
宝珠山立石寺は悪縁切りとして有名ですが、悪い縁を絶つだけではなく、
良縁を引き寄せる、その人に必要な縁を元に戻すなどといった効果もあるそうですよ。
宝珠山立石寺(山寺)のお守りは?
有名なのは境内にある日枝神社の、
一般的なお守りより大きな「大きいお守り」です。
献香や厄除けのご利益がありますよ。
恋愛成就を願う人には「心願成就お守り」が人気です。
五円玉と小さな亀が一緒になったお守りで、
思い描いた願い事が叶うと言われていますよ。
宝珠山立石寺(山寺)の屋台と周辺ランチは?
宝珠山立石寺(山寺)の屋台は?
宝珠山立石寺には屋台の出店がありません。
最寄り駅「山寺駅」から宝珠山立石寺までは、
多くのお土産屋さんやお食事処があるので、そちらを利用しましょう。
宝珠山立石寺(山寺)の周辺ランチは?
山寺駅周辺には多くのお店があります。
おそばやずんだもち、山形の名物料理などが頂けるお店がいっぱいありますよ。
多くのお店の駐車場は有料となっていますが、
購入金額によって駐車場代無料になるお店もあるそうです。
◆門前 cafe
宝珠山立石寺境内にあります。
開いているスペースに、山形の作家や職人の作品を展示しています。
コーヒーや名物の力こんにゃくを頂いて一休みしましょう。
・住 所:山形市山寺4427
◆えんどう
特産品やお土産を販売していて、お食事処もあります。
芋煮や玉こんにゃく、宝珠っ子(おやき)が人気です。
・住 所:山形市大字山寺4284
・電話番号:023-695-2126
◆ふもとや
山形名物の下足天ざるそば、板そばがあります。
また、がっつりと食べたい方には丼物がありますよ。
◆ふもとや本店
・住 所 :山形市大字山寺4429
・電話番号:023-695-2214
◆ふもとや登山口店
・住 所 :山形市大字山寺4439
・電話番号:023-695-2351
宝珠山立石寺の見どころとおすすめスポットは?
「やまがた景観物語」おすすめビューポイント
山寺芭蕉記念館から見る宝珠山立石寺の眺め冬の山寺(2017/12/17)#東北 #山形 #お寺 #冬 #雪 #やまがた景観物語#Tohoku #Yamagata #Temple #Winter #Snow #Landscape pic.twitter.com/muTYijuv0J
— old zen barrier (@old_zen_barrier) December 27, 2017
本堂「根本中堂」
山寺登山口の階段をのぼったら、正面に本堂「根元中堂」があります。
国指定の重要文化財で、ブナを使用した日本最古の建造物です。
50年に一度だけ御開帳される「木造薬師如来坐像」が安置されていますよ。
また、開山時に延暦寺から最澄が灯したとされる「不滅の法灯」があり、
ずっと燃え続けて守られています。
初詣時期は降雪があって足元が悪くなるため、山頂方面へ行くことを断念する
方もいるかもしれませんが…無理は禁物です。
開山堂と納経堂
断崖絶壁の百丈岩に建てられています。
開山堂は、慈覚大師円仁を祀るお堂で、大師の木造の尊像が安置されています。
岩の上の赤い小さな堂は写経を納めている納経堂です。
山内で一番古い室町時代初期の建物で県指定文化財に指定されています。
五大堂
五大明王を祀って天下泰平をお祈りする道場です。
山寺の中で一番眺望が良くて、写真映えもするスポットとして人気です。
まとめ
宝珠山立石寺はとても有名なお寺ですが、
初詣へ行くとなると階段への覚悟と厳重な防寒対策が必要になります。
階段は段数の問題だけではなく、凍結の問題もありますよね。
それでも強力なパワーがある悪縁切りや、
開運厄除けなどを願って初詣へ向かう人も多いです。
時期によっては山の上から見る景色が絶景で私達を楽しませてくれます。
冬の雪のある時期も違う風情が楽しめそうですね。
充分な防寒対策と滑りにくい靴で、新しい年の開運招福を祈願しましょう!
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