子どもが静かだと思って様子を見て見たら、壁一面に落書きが…
ついつい悲鳴を上げてしまいそうな状況ですね。
さらに、子どもが持っている筆記用具がボールペンだったら….。
これを見た時は、どうしたらいいのか途方に暮れる時ってありませんか?
このサイトでは、子供が壁にボールペンで落書きをした時、キレイに消す方法はないのか?
を調べて見ました。
対処法を調べてみました。
壁にボールペンで書かれた落書きを落とすには
ボールペンは時間が経てば経つほどインクが乾いて落ちにくくなります。
インクが乾ききる前なら、落とすのも比較的楽になります。
ボールペンで壁に落書きされたことがわかったら、できるだけ急いで作業を初めてください。
子どもにお説教をするより、まず掃除!です。
壁にボールペンで書かれた落書きを消す5つの方法
まずは家にあるもので落書きを消す方法です。
まずは水にぬらした雑巾で拭いてみてください。
まだ時間が経っていなければ、それだけで落ちることがあります。
それでもダメなら、少量の台所用洗剤を雑巾に含ませて拭いてください。
普通の水だけよりも落ちやすくなるはずです。
雑巾でダメだった場合、歯磨き粉を使ってみてください。
歯ブラシに歯磨き粉をつけて、やさしくこすると汚れがういてきます。
それを雑巾などでぬぐっていきます。
あまり強く歯ブラシでこすると、壁紙が痛む可能性があるので気をつけてくださいね。
インクが油性ボールペンだった場合はどうしたらいいでしょうか
壁紙が真っ白な場合は、台所用の漂白剤を使います。
綿棒の先などにつけて、跡にぽんぽんと置いて数分待つと汚れが浮いてきます。
それをぬぐい取って、さらに水拭き、乾拭きしてみてください。
漂白剤ではなく、クレンジングオイルを使う方法もあります。
綿棒などにクレンジングオイルを含ませて、
こすらずにとんとんと跡に含ませるようにしてください。
漂白剤と同じように時間を置くと汚れが浮いてきます。
水拭き、乾拭きを繰り返せば落書きが消えます。
壁紙の素材によって、クレンジングオイルでシミになることがありますので、
落書きを消す前に目立たないところで試してみてから作業するようにしてください。
これらの4つの方法でも落ちなかった場合、専用の商品を購入するしかないようです。
「ガンヂー インク消し」という、紙に書かれたボールペンを消すための文房具があります。これは壁の落書きにも有効なのです。
2種類の溶剤を使えば、油性ボールペンもきれいに落ちます。
ただし、インクの色によっては完全に落ちないことがありますので、
購入の際は確認してからにしてください。
壁にボールペンで書かれた落書きを消す時の注意点
ボールペンで壁に書かれた落書きを消す時は、
どの方法で行う時も強くこするのは厳禁です。
すぐに落としたいから思わずゴシゴシと力を込めてこすってしまいがちですが、
それは逆効果です。
強くこすっても浮いてくる効果は同じですし、
何よりも壁紙を痛めてしまう原因になります。
ボールペンが落ちても壁紙がぼろぼろになってしまったら本末転倒。
腕も疲れるしいいことは1つもありません。
作業する時は、怒りや焦りはいったん横に置いて穏やかに作業してくださいね。
また、作業する時は子どもが近づかないように気をつけてください。
特に漂白剤などは人体によいものではありません。
うっかり触ってしまったら皮膚が荒れてしまいます。
作業する大人も手袋などを使って、皮膚に触れないようにしてください。
換気も忘れずにしてください。
インクの種類と落書きする素材をチェックしょう!
ボールペンのインクには2種類あります。
水性ボールペンと油性ボールペンです。
最近よくみかけるゲルインクは水性ボールペンです。
水性ボールペンのインクはその名の通り、さらさとしていて粘度が弱いです。
そしてその名前のとおり、水分に弱くなっています。
油性ボールペンはその逆ですね。
ぺたぺたとした粘度の高いインクです。
もちろん、水分に強く水をかけたとことで消えることはありません。
書かれたボールペンがどちらのインクか調べるには、
そのブランドと品番を確認すればわかります。
品番などがわからない場合、そのボールペンで紙に書いてみてください。
書き始めからスムーズにインクが出るのは、水性ボールペンであることが多いです。
油性ボールペンは、書き出しにインクがたまることがあります。
また、書いた跡に水をたらし、指でこすってインクが広がったら水性インクです。
書いた跡を観察して、どちらの種類か見極めてみてください。
ボールペンによる壁の落書きを消す時は、
そのボールペンのインクが水性か油性かどちらなのかをしっかり確認してからにしましょう。
ボールペンのインクの種類とともに、もう1つ作業前に確認したいのが壁紙の素材です。
一般的に多く使われているビニールクロスであれば、
今までご紹介してきた方法できれいになることが多いです。
それでも変色したりいたんでしまう可能性はありますので、
必ず見えにくいすみっこで試してから作業してください。
壁には紙や土などの天然素材が使われている場合もあります。
その場合は残念ですがきれいにならないことも多いようです。
また、ビニールクロスよりも作業で表面をいためる可能性が高くなります。
ふすまなどの場合は、あきらめて張り替えてしまう方が早いかもしれません。
まとめ
子どものお絵描きはかわいいし、その描きたい気持ちも大事にしてあげたいですが、
そのキャンパスが壁なのは困りもの。
子どもが手に取れる場所にボールペンを置かないなど、
壁に落書きされないような対策をするのはもちろんですが、
それでも大人の目を盗んでやっちゃうのが子ども。
ボールペンの落とし方を覚えて、素早く対応してください。
そして作業を終えたら、冷静に子どもに、
「壁には描かないで紙に描こうね」と教えてあげてくださいね。
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