メルカリで返品することになったら相手に個人情報を教えることになりますが、個人情報を教えることなく返品できる方法があります。
メルカリには、匿名配送の発送方法が3つあります。
それ以外に、「梱包・発送たのメル便」という方法があります。
これらの商品を匿名で発送する場合は、購入者が商品を返送する際は匿名配送では利用できないようになっています。
なので、購入者と出品者とのやりとりになる返品は、利用できない仕組みになっています。
この記事では、
・相手に住所を教えず返品する方法を解説!
・メルカリに返品しないであげる方法
・発送する人が匿名で返品する方法
などについて紹介しますね。
返品は、本来なら発生しないものなので、どの方法を選んでも面倒くさいものです。
そして出品者は、本来なら住所を教えてできるだけ早く返品対応することが理想です。購入者と話し合ってお互い納得できる返品方法を選びましょうね。
メルカリ返品する時に住所を教えたくない!
パピーハロウィン!
メルカリの商品はしっかり確認しないとダメですね。
ゲームのソフトを購入したら不良品でした。(T . T)
相手も返品にあたり、匿名じゃないといやみたいで、かなり揉めてます。いろいろ面倒くさい! pic.twitter.com/aaOIJEyS6r
— アキノヨナガ (@xw4j8sf6YJXsiGF) October 8, 2023
メルカリは、匿名配送を選べば個人情報を知らせることなく取引ができるので、安心して利用している、という人も多いですね。
匿名配送が使える発送方法は、「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」その他、「梱包・発送たのメル便」などがありますが、購入者が商品を受け取った後に返品しようとしても、匿名で送り返すことができません。
「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」はメルカリ内だけで使えるサービスです。なので、購入者と出品者とのやりとりになる返品は、利用できないんです。
多くの場合、返品する場合は、購入者が出品者の住所を聞いて、郵便や宅急便を利用して返品しています。
注意したいことは、
・会えるような距離だからと、直接商品を渡す
・知り合いや家族の住所を教える
などは、ルール違反や危険が伴う行為が含まれるため、おススメできません。
万が一、
・面倒な返品方法を指示してきた場合
・出品者が返品拒否した場合
などではマイページ「お問い合わせ」からメルカリ事務局に連絡しましょう。
出品者は、商品受け取り評価前なら、購入者の返品依頼を拒否したり無視することができないルールです。
受け取り評価後は取引完了となるので、購入者も慎重に商品の確認をしましょうね。
相手に住所を教えず返品する方法を解説!
返品が生じたら、必ず住所などを公開しなくてはいけないの?と思うかも知れません。でも、いくつかの方法で住所を教えることなく返品してもらうことができます。
返品目的での出品
購入者が返品する商品をメルカリに出品して、出品者が購入して商品を受け取る方法です。
これだと匿名配送サービスが利用できて、お互いの個人情報が知られる心配がありません。
注意点として、返品目的の出品の手間が発生するので、購入者側からの提案が望ましい方法です。
厳密にいえば、この方法はメルカリの規約違反に当てはまるそうです。ですが、この方法で返品している人は多く、メルカリも今のところ見逃してくれています。
郵便局の局留めやヤマト運輸などの営業所止め
郵便局の局留めとは、配送先を出品者の住んでいる地域の郵便局に指定して、商品を取り置きしてもらい、購入者が取りに行く方法です。
ヤマト運輸などの営業所止めとは、指定した営業所に荷物を止めておいて、商品を引き取りに行く方法です。
これらを利用すると、住所を知られずに返品された荷物を受け取ることができるそうです
ただし。荷物が届かなかったり、受け取りに行かないなどのトラブルを避けるため、こちらもメルカリでは規約違反となります。
郵便局の私書箱や私書箱センターを利用する
郵便局に設置されている郵便私書箱を利用して、「郵便局名」と「私書箱番号」を教えるだけで、商品を受け取ることができます。
注意点として、
・郵便私書箱を6ヶ月以上使用する方
・郵便物などを遅滞なく受け取れる方
などの条件があります。
郵便局の私書箱と同じような目的で、有料で利用できる私書箱センターがあります。郵便局のような利用条件がなく誰でも使用することができます。
ただし、私書箱もトラブルを避けるため、メルカリでは規約違反となります。
住所などを知らせずに返品するとなったら、返品目的での出品が良さそうですが、返品する購入者の手間がかかるのがネックです。取引メッセージで、意見一致したときのみ利用できる方法ですね。
メルカリに返品しないであげる方法
紹介したような方法が利用できないようであれば、返品をしないで購入者の方で商品を処分してもらいましょう。住所を教えるのも、手間がかかるのもイヤなら、これが一番楽な方法ですよ。
商品の金額が少額のものなら、返送するときの送料を負担したら赤字にもなってしまいます。購入者も返品する手間がなくなるので、双方にとって楽な方法です。
ただし、商品の素材や大きさによっては、処分するのに手間や費用がかかる場合があります。
商品が小さくて簡単に処分できるものに限って使える方法ですよ。
家電や大型の商品には不向きで、商品によっては処分するときに粗大ごみになる可能性もあり、購入者の負担にもなります。
返品を希望されたら、
・出品者は、購入者に商品を送る、または、取引をキャンセルする、を行ないます。
在庫がある商品の取引の場合、再度商品を送ることができます。
購入者は一度残念な思いになっているので、配送前には十分商品のチェックをしましょう。
傷や汚れなど不備がないかを、ちゃんと確認して送るようにしましょうね。
在庫がない場合は、取引のキャンセルをする必要があります。
現状を購入者に伝えて、キャンセル申請をお願いする必要がありますよ。
購入者と出品者は、取引メッセージで連絡を取り合って最後まで責任もって手続きすることが大切です。
発送する人が匿名で返品する方法
久々にメルカリで返品されたけど住所も名前も名乗る超大人の対応に思わず受けてしまった。
私は悪くないんだけどね pic.twitter.com/tphNFJ3ByY— おしょうタウン (@kurumaya_bold) May 27, 2022
出品者が住所を知られたくないように、購入者も住所などを知られたくありません。
メルカリで返品するときに、購入者の住所を書く必要はあるのでしょうか。メルカリ便という匿名配送サービスは、返品では使用できません。
基本的に、購入者と出品者の名前や住所を相手に伝えなければ商品を返品することはできません。購入者も当然ながら記載する必要があります。
配送トラブルなどがあった場合、発送者が分からなければ、満足な対応ができませんよね。返品しなければいけない商品を失い、更に返金しなければいけない可能性も出てきますよ。
出品者側だけではなく、購入者も住所などを記載する必要があるんです。
メルカリでは、送料負担はどちらがするのか、配送方法をどうするのかは、購入者と出品者が話し合いで決めるようになっています。
また、配送時にはトラブル防止のために、追跡サービス付きで配送するよう勧められています
。
購入者と出品者の意見が一致するよう取引メッセージでやり取りすることが大切で、責任もって取引を終わらせましょう。
メルカリで返品するときは、出品者側も購入者側も個人情報を書かないのは、メルカリの規約違反にもなります。
流行っているから、欲しいものがあったから、と深く考えずにメルカリを利用し始めた人も多いと思います。
便利なサービスが増えて、周りの人が利用しているとつい飛びついてしまいがちですが、常に取引がうまくいくとは限りません。
見えない相手との取引なので、最悪な場合、嫌がらせや個人情報の悪用などのイヤな目にあうこともあります。
なんでもそうですが、
・万が一のトラブル(返品など)の時はどのような方法があるのか?
などを事前に理解して利用した方が、後々の面倒臭さがなくなりますよ。
事前にメルカリの扱い方を知っていた方が、後々のトラブルにも焦らず対応できると思います。
まとめ
誰でも簡単に利用できるメルカリは匿名配送を使っても、返品になった場合は、購入者と出品者は個人情報を知られることになります。
相手を信頼していたら、ちょっとの手間ですむ作業です。
ですが、個人情報を知られたくない場合は、一気に難しい問題になって、時間がかかることもあります。
返品方法がこじれたら、とてもトラブルが起きやすく、時間がかかってウンザリすることもあります。
取引メッセージでよく話し合い、お互いが納得できる返品方法を見つけましょう。
できるだけメルカリの規約違反にならないようにして、メルカリを楽しんで利用しましょうね!