どこのおうちでも大活躍しているガムテープですが、でも、ガムテープってはがすと跡が残っちゃうので困りますよね。
特にガラス窓に貼っていたガムテープは跡が残るケースが多いので大変です。剥がした跡も、ベタベタしてるし、茶色や白い色が残って汚らしくて本当にイヤーな感じですよね。
なんとかしてきれいに剥がしたいといつも思っているのですが、思ったようにいいアイデアが浮かばないので困っているのではないでしょうか?
今回は、ガラス窓のガムテープ跡をはがす方法とポイントについて、分かりやすく解説します。手頃で使いやすいおすすめグッズと合わせて紹介します!
この記事では、
・はがした跡がガラス窓に残った場合の対処法
・ガムテープの剥がし方おすすめグッズ「劇落ちくん」を紹介
について分かりやすく解説します。
ガムテープを使った便利でいろんな場所のお掃除方法も、併せてご紹介したいと思います。
ガラス窓のベトベトしたガムテープ跡のはがし方5選!
はがし方はいろいろありますが、その中で一般的に多い5つのはがし方を紹介します。
↓
1. ドライヤーで温める
ガムテープの粘着部分は熱に弱いため、冷え固まったテープ跡をドライヤーで温めると、柔らかくなって取れやすいです。
また「消しゴム」でこすることで、思う以上に取れやすくなります。
ガムテープをガラス窓からキレイにはがしたかったら、まずはドライヤーで温風を30秒~40秒くらいあててください。そして少しずつ消しゴムでこすることを繰り返します。ドライヤーと消しゴムの2段階で行うんですね。
一気にこすると、ベトベトした粘着部分が窓ガラスに広がってしまうので注意が必要です。そして、粘着剤が柔らかくなったらゆっくりゆっくり斜め上に、引っ張りながらはがしてください。
はがすのを急ぐと、粘着剤と紙や布の部分が分離します。なので焦らずにゆっくりとはがしましょう。
これでガラス窓に貼ってから、さほど時間が経っていないガムテープもしくは、小さいガムテープでしたらキレイにはがれます♪
2. 洗剤を使用する
水や熱だけではガムテープ跡がきれいに取れないときってありますよね。その時は「中性洗剤(食器用洗剤)」などを使うのがおすすめです。
やり方は、原液の中性洗剤をガムテープ跡に塗布した後に、食品用ラップで30分程度パックしてみて下さい。取れやすくなりますよ。
もしパックしても上手く取れないときは、使わなくなったカードなど、それを使って粘着部分を削りましょう。
水で洗う
粘着部分を水で濡らすと少し柔らかくなります。これは、手をこまねいて何もしないより剥がれやすい状況を作りだします。
ガムテープ跡を水で濡らして取るときは、「スクレイパー」や「使わなくなったカード」「厚手のゴム手」があると便利です。
指の腹で粘着部分をこするより、道具を使って削り取るほうが、よりきれいにはがすことが出来ます。
4. ハンドクリームを使う
身近、良く見かけるアイテムとして登場しているのが、「ハンドクリーム」ですね。ガムテープ跡に有効があるとして使用する機会が多くなりました。
ハンドクリームには肌表面の乾燥を防ぐ効果があります。そして、油分が多く含まれているのが特徴です。
油分はガムテープの粘着成分を溶かす働きがあるので、ガムテープ跡の上をカバーするように塗って、約10分程度待ってください。
ハンドクリームが馴染んできたら、布やコットンなどで拭き取るだけです。油分量はハンドクリームの種類によって違い、ガムテープの粘着性も種類で違います。
相性の良し悪しもあるので、テープ跡が上手く剥がれないときは、何通りか試してみるのもポイントです!
5. 除光液をつかう
粘着力の強いガムテープ跡のはがし方としては、除光液を使って見るのも方法です。除光液を使うと、強い粘着性を弱らせることができます。
ガムテープ跡に除光液をたっぷり染み込ませ、中性洗剤と同じく食品用ラップで10分程度パックします。
パック後は、キッチンペーパーやコットンなどでキレイに拭き取り、粘着部分を取り除きます。
除光液の主成分である「アセトン」は、プラスチック製品を溶かす性質があります。
窓ガラスへ塗布ならなんら問題ないと思いますが、ガラス窓や樹脂サッシの性質次第で、すりガラスのように白い濁りが目立ったり、ベタベタしたりするケースがでてくる時もあるので注意してください。
劣化したガムテープでも剝がすことはできるの?
ただ、やっかいなのは時間がたって劣化してしまった場合です。ガムテープの粘着剤は紫外線と熱によって変化してします。
だから、窓ガラスに貼って日に当たったガムテープは劣化しやく、一番はがすのが難しいんです。
でも、やっぱりきちんと跡をとりたいですよね。そんな時は、熱に加えて油の力を借りましょう。
粘着剤は油に弱いのです。
油がついた場所にはテープってくっつきませんよね。その性質を利用して、油でガラスに残った粘着剤をおとします
油はなんでも構いません。
キッチンにあるサラダ油などの食用油、ベビーオイルなどの美容オイルなどなんでも使えます。
油が垂れるのが嫌な場所なら、ハンドクリームを使う手もあります。
ハンドクリームは油を必ず含んでいますから、油のかわりになるんです。
垂直な窓ガラスに油をつけると垂れてしまいやすいので、ハンドクリームを使うとガムテープ跡に密着してくれるので便利なんです♪
これと同じように「ワセリンでもOK」です。
油を塗ってしばらく放置すると、劣化したガムテープ跡が柔らかくなります。そうすれば跡を落とすことが簡単になります。
ガラス窓のガムテープ跡をはがしたいときにしてはいけないこと
がらす窓のガムテープ跡をはがす時に、絶対にしてはいけないことがあります。
それは「勢いよくはがす」ことなんですね。
ガムテープを急いで剥がそうとすると、ガムテープが途中で切れるので、粘着部分もまばらに残ってしまい後のお手入れが大変になります。
なのでガムテープをはがす時は、できるだけゆっくりと、少しテープを強く引っ張るイメージで剥がすように心掛けましょう。
はがした跡がガラス窓に残ってしまった場合の対処法
ガラス窓に残ってしまったガムテープ跡は熱と油でとれやすくなりますが、熱を油を加えてもまだ残ってしまうこともあります。
熱と油でゆるんだ粘着剤は、さらにこすることで取れやすくなります。ヘラやスクレーパーなどがあれば、それでこするのが一番です。
でもヘラなんて家にないよー!
その場合はカッターの刃の背中で削るという方法もありますが、これだとガラスに傷がついてしまうことも。
そんな時はプラスチック製のカードを使ってみてください。使用済みにポイントカードだったらそのまま捨てられて便利です。
他には消しゴムでこすり取る方法もあります。ゆるんだガムテープをこそげとってくれます。ただし、消しゴムかすがでるので、下に紙を敷くなどして対策をしてから行ってくださいね。
ガラス窓からキレイに剥がせるおすすめのアイテムは!?
ガムテープ跡をガラス窓からキレイにはがすコツは、熱を加え、油でゆるめ、摩擦によってこすり落とすのが基本です。
こするのって力がいるので大変ですよね。少しでも楽に落とすおすすめのグッズがあるので紹介します。
おすすめのグッズはメラミンスポンジの「激落ちくん」です。消しゴムと同じようにガムテープ跡をこすって落としてくれます。
「激落ちくん」は色々な大きさのものがありますので、消しゴムより大きいものを使えば、指にかかる負担が少なくなりますよ。
↓
激落ちキング S-808(4コ入)【激落ちくん】[キッチン メラミンスポンジ gekioti]
あとは「ゴム手袋」も使えますね。
指先が凸凹しているゴム手袋に、スプーンなど固い細長いものをいれてガムテープ跡をこする方法です。
これなら、こする部分に力が入りやすく手が疲れません。
ゴム手袋は100円均一ショップで売られているもので十分です。安価なので使った後にためらわず使った後に処分できますね。
100円均一ショップで買えるもので使えるものがもう1つあります。前述お伝えした除光液です。
除光液はテープ剥がしの代用品になるんです。どこの100円均一ショップでも売っているので手軽に手に入るので便利ですね。
ガラスからガムテープを剥がす時は、100円均一ショップで、買えるものがたくさん大活躍してくれるんですよ。
まとめ
ガムテープをガラスからキレイにはがす方法跡をとる方法をご紹介しました。
お店に行けば専用のテープ剥がしが売られていますが、家にあるものでも十分対応できます。
テープ剥がしは最後の手段、と考えて、まずは身近にあるものを使ってみてください。
また、ガラスにガムテープを貼る時はまずガラスにはがれやすいマスキングテープを貼り、その上からガムテープを貼るという方法もあります。
これならガムテープ跡がガラスに残ることもありません。
いろいろと工夫すれば、もっとガムテープの使用が楽になります。
強力粘着で便利なガムテープですが、使った後の賢い処理方法も覚えて、もっともっと活用してあげてください。
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