路面が凍結する時の気温はどれくらいか、ご存じでしょうか?
水が氷になるのはご存じだと思いますが、凍る温度は「0℃」なんですね。
路面が凍結する気温は、一般的に気温3℃程度とされています。
夜など、雪道を月明かりに照らされて光っている道路を走るのはかなり怖いですよね。転んで頭や腰を打ったらどうしよう・・・。そんなことが頭をよぎります。
また、履物は何を履けばいいの?などと心配になることがたくさんあると思います。そして注意するのはどんな風に気をつければいいのか?
このサイトでは、
・事故を起こさないチェックポイント
・朝と夜の違いは?
など路面凍結する気温に目安や、事故を起こさないチェックポイントについて紹介していきます。
この情報がお役に立てれば幸いです!
路面凍結する気温の目安はどれくらい?
今、凍結は大丈夫かな?と思った時に一番簡単に分かる方法は、車についている外気温計が4度以下になると凍結の可能性があるということですね。
今は、殆どの車に標準装備されていますが、もし外気温計がない場合でも道路の電光掲示板に、温度が表示されているところがあるので、それを目安に安全運転を心がけるようにしてください。
路面凍結を見分ける一般的な予備知識として、
に光って見えるところがあるのを見分けて十分注意をしていると思います。
路面凍結の種類は?
#これを見た人は斜め後ろの画像を貼る
雪道の路面は主に新雪、圧雪、アイスバーン、ミラーバーン、ブラックアイスバーンの5つに分類される。 pic.twitter.com/APkIEq7eDV— K (@1300rK8) January 19, 2022
路面凍結の種類は、5種類ありますが、主に以下3種類が一般的に危険が高い状態です。
路面凍結状態を見分けるには、まず道路の濡れ具合を見てくださいね。
気温が低くても乾燥している場合は、凍結の可能性は低いですから…。
凍結状態を見分ける方法はいろいろありますが、一般的には下記の3つのチェックポイントに気をつけましょう。
しっかり確認しないと、事故に繋がる可能性がグーンと高くなります。
ブラックアイスバーン
大沼あたり 事故ってる車 複数台あったなぁ
路面がツルツル ブラックアイスバーンでちょい焦った pic.twitter.com/gyXNJfJPjg
— ゆ@温泉ソムリエマスター (@LcqNZ3bCStOVUOz) February 20, 2023
路面が黒く濡れていて、ヘッドライトや街灯で黒く光っている場合です。
これは一番危険と言われています。凍結していると思って間違いですね。またスタッドレスは万能ではないので過信は禁物です。
スタッドレスは新雪には強いのですが、少しでも凍っていると効果が落ちます。
雪がなくても要注意です。
ミラーバーン
ミラバーンと言って、車が頻繁に通る所では濡れている、ところが凍結して鏡のように光っている場合です。
このような危険な場所は気をつけてスリップしないようにゆっくり走ります。
アイスバーン
雪国の運転ってこんな感じ〜
でもこれは、路面アイスバーンになってないし、視界が比較的見やすい()
序の口ってやつです()
マジで辛いのが、アイスバーン+吹雪 pic.twitter.com/T7OujSvgab
— さっこ@鳳千草 (@tgs_skk) December 21, 2023
スキー場などでよく見かける白く凍った状態がアイスバーンと呼ばれています。また、スキーにはエッジがついていますが、車の場合はやはりスピードを落として安全運転以外にありません。
上記3つ以外に、危険な場所は橋の上やオーバブリッジになっているところです。
理由は風が強く下から冷やさるので凍りやすいんですね。なので橋の上などを通る時は、出来るだけ夜間は避けるか。迂回したほうがよいです。
私も上記の場所を走行する時は、スピードを落として走るように心がけています。
特に橋が高い時はより一層用心したほうがいいです。
路面凍結を見分けるポイントは?
路面の凍結は目では中々見分けにくいです。スリップして初めて気が付くといった場合が良くあります。
事故を避けるポイントは、
まず凍結しやすい場所をあらかじめ頭に入れて置くことで、事故を未然に防ぐことができる確率が高まります。
その場所をあげてみますと、
・トンネルの出入り口
・交差点やカーブの手前
・切通し
・山間部の日陰になっているところ
・トンネル内
などがあります。
※切通し(きりどおし)とは、山や丘などを掘削し、人馬の交通を行えるようにした道。『ウィキペディア(Wikipedia)』
路面凍結の朝と夜の違いは何?
朝の場合
朝は5時から7時くらいまではまだ道路が凍っています。
夜間に凍結してブラックアイスバーンになった路面は滑りやすく危険です。出勤を急ぐあまり、早朝の事故も結構多いです。
またアイスバーンに対する知識がないため、雪のないところは、安全と思い、スタッドレスだから大丈夫と突っ走ってしまいがちです。
濡れている場合と凍っている場合の違い
濡れているだけの時は、水音がしますが、凍っている場合は音がしないので要注意です。
一番危険な状態は、路面が黒く見える時!です。
この状況のときは普段以上に慎重な運転が必要ですね。
出かける時間帯としては、8時から9時ぐらいに出かけるのが安全です。その時間になると、日が差してくるので、路面もだんだん溶けてきます。
また除雪も行われるので確認してから出かけるようにすると安心です!
夜の場合
これはもっと危険です。夜間はセンターラインなどが見えにくいため、アイスバーンなどを見分けるには、ヘッドライトか街灯だけが頼りです。
昼間溶けた雪が再度凍結するので、いくらスタッドレスといえども万能ではなく、昼間以上に注意して運転することが必要です。
車間距離を十分にとり、雪道の場合は超スロー運転でちょうどよいと考えてください。
夜間は暗くなるためいろいろなものが見えにくくなるのです。より一層危険度が増すと考え、昼間以上の慎重な運転が必要なのです。
センターライン・ガードレールなど雪が降ると、いつもより見えにくくなるので、カーブなどに注意して安全運転を心懸けましょう。
※万が一ハンドル操作を誤って、車が左右に蛇行した時は、慌てずハンドルを急に切らないようにすることが大切です。
夕方から夜間にかけて凍結を見分けるポイント
路面が濡れていると気温が下がってきています。見分け方としてヘッドライトの光できらきら光っている時は凍結しています。
朝の場合
路面が黒光りしてブラックアイスバーンの状態の時は凍結しています。
交差点付近
発進と停止が繰り返されるため、タイヤにみがかれて鏡のようにつるつるになり、凍結した路面をミラーバーンと言います。急発進や急停止は危険です。
凍結時の夜間は避けて、昼間の交通量の多い時間帯に出かけることをおすすめします。
気温にも注意して0度以下になった時は凍っていると考えて、慎重に運転しましょう。
また車についた雪、窓ガラスなどはしっかり落としてから運転します。
靴についた雪もしっかり落としましょう!
大事故に繋がらないよう普段から車に乗る前に点検を心がける習慣を持つことが大切です。
まとめ
お役に立ちましたか?安全な冬が過ごせるといいですね。
雪が降ると、車だけでなく歩くのも怖く大変です。
長靴や、ブーツの出番ですが凍ってしまうと、あまり役に立たなくなってしまいますよね。
今は靴の裏につける、スパイクのようなものも出てきて、路面の凍結から歩行を守るグッズもいろいろあります。
グッズを上手に利用して危険から身を守るようにしたいものですね!
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