メルカリで商品を購入したら支払い手続きを進めますが、出品者からは支払方法の一つ「コンビニ払い」が嫌われています。
「コンビニ払い」があることで、購入の対象範囲が増えるので、コンビニ払いそのものが嫌われているわけではありません。
コンビニ払いを選択した購入者の支払いが遅かったり、支払期限を過ぎてキャンセル扱いにされるなど、一部の購入者の行為で、出品者は「コンビニ払い」を選ぶ購入者を嫌がるようになるんです。
この記事では、
メルカリのコンビニ払いをしない場合はどうなる?
メルカリのコンビニ払いのメリットは?
メルカりのキャンセルが続くとどうなる?
などについて紹介しますね。
出品者も購入者も、相手が見えない取引なのを意識しながら丁寧なやり取りをして、メルカリを楽しみましょう!
メルカリのコンビニ払いをやめて欲しいのは何故!
多くの出品者は、なぜそれほどまでに「コンビニ払い」を嫌うのでしょうか。
コンビニ払いをやめてほしい、迷惑な理由とは?
支払いが遅い、忘れる
支払期限内にコンビニに行って支払いをしなければならないのが手間となります。
その一部の利用者に、購入する意欲はあるけど支払いが遅くなった、支払いを忘れてしまったなどがあって、嫌われることがあります。
支払が遅いために発送準備ができない
たとえ支払期限ぎりぎりに支払ったのなら、本来はルール上問題ありません。
支払が遅くなったのを棚に上げて、すぐに配送の催促をする購入者は嫌われる傾向です。
支払いがあるのを確認出来たらすぐ配送できればいいですが、出品者にも生活があり、すぐ対応できる訳ではありません。
返事がない(連絡が取れない)
購入者に連絡しても、返事がもらえないと、出品者からすれば不安要素です。
連絡方法は限られているので、そこでのコミュニケーションはとても重要です。
キャンセル申請をされる
連絡を取り合っている最中に、
・ほかのフリマアプリで安いのを見つけたなどでキャンセル申請されることもあるようです。
コンビニ支払い前に延々と時間を取られてキャンセル申請されたら、出品者もいい印象は持たないでしょう。
出品者のコンビニ払いの対処法
過去に迷惑をかけられて、コンビニ払いは断りたい…と思っても、出品者の独自ルールを記載するのは、本来ならこれもルール違反です。
紹介する方法で連絡を取り合って、確認を取り合いましょう。
支払予定日を聞いておく
購入したら、支払予定日をあらかじめ聞いておくことをおススメします。
お互いの認識合わせは大切です。
支払予定日を過ぎたらキャンセルする可能性があることを伝える
支払予定日を聞いたら、梱包と発送準備を進めるが、支払予定を過ぎたらキャンセルする可能性がある、ということを伝えておきましょう。
返信がない場合
支払期限まで待って、連絡がない場合は、キャンセル申請しましょう。
支払期限が過ぎた場合のキャンセル申請は、出品者側にペナルティはありません。
メルカリのコンビニ払いをしない場合はどうなる?
メルカリのコンビニ払いは期限があり、それを過ぎてしまうと「キャンセル申請」をしてしまう可能性があります。
商品代金の支払期限は、購入日を含む3日目の23:59:59までです。出品者は、支払い完了の連絡がくるまで、商品の発送をすることができません。
購入者は、支払期限、または、連絡を取り合って決めた支払予定日を守るのがマナーです。出品者と購入者は、まったく知らない相手の個人同士のやり取りになるのでルールを守らないと「迷惑行為」と判断されますよ。
支払いが遅れるようなら、事前に出品者と相談して、了解を得るようにしてください。
それでも、
・支払期限を過ぎても支払われない
という、出品者を困らせるような状態になったら、取引が継続困難と判断されます。こうなると、出品者は「キャンセル申請」をして、取引相手の合意なく取引を終了することになりますよ。
コンビニ払いを選択した一部の人が安易な気持ちや、面倒くさくて(忘れて?)取引を放棄する人が多く、出品者に「コンビニ払い」が嫌われる原因となっています。
ルールを守って「コンビニ払い」を利用している人にも、一部の人の迷惑行為によって迷惑をかけていることを、忘れないようにしましょうね。
メルカリのコンビニ払いのメリットは?
クレジットカードを持っていない人にとって「コンビニ払い」を選べるのは、手数料がかかりますがとても便利です。また、未成年の購入者は、クレジットカードを持っていないのが大半なので、メルカリはコンビニ払いを用意しているのかもしれませんね。
オンライン決済を避けたい人なども、安心して利用できる支払方法です。
購入者にとって、コンビニは24時間営業なので、いつでも支払いができるメリットがあります。メルカリアプリ内で、支払い方法をコンビニ/ATMで選択したら、どのコンビニで支払うか選びます。
支払期日と手数料含む支払金額、受付番号・確認番号などが発行されるので、期日内にコンビニで支払います。また、出品者は支払いが確認されたら、商品の発送をします。
コンビニ払いのデメリットは?
出品者にとってのデメリットは、前述に紹介しましたが、
購入者にとってのデメリットも下記に掲げた内容ではそこそこあります。
・手数料が支払金額によって変わる
・購入意欲がなくなる
などがあります。
購入意欲があるから、取引を始めましたつもりでも、コンビニへ支払いに行くのを後回しにしていると、タイプによっては支払期限が過ぎたり、忘れてしまうこともあるようです。
忘れっぽい人や面倒くさがりな人には、コンビニ払いは不向きなようですね。
また、コンビニ払いでは手数料がかかり、支払金額によって手数料が変わります。
以前は一律100円でしたが、2023年5月下旬頃から料金改正されて支払価格ごとで100円から880円の変動制の手数料がかかります。
メルカリの支払い方法はいくつかありますが、最も得な支払方法は「クレジットカード払い」です。決済のたびに、カード会社のポイントが溜まり、dアカウントの連携をしていると、dポイントも付与されるようになりました。
購入手続きをしてすぐ支払うことができるので、出品者も配送作業にすぐ取り掛かれます。
クレジットカードを持てない、オンライン決済を避けたいなどの事情がなければ、手数料がかからなくてポイントが獲得できるクレジットカード払いがお得ですよ。
メルカリのキャンセルが続くとどうなる?
メルカリで欲しいものが!
手作りロッドスタンドが!買いたいが何故か利用制限
何故?
お知らせに何も来てない…誰か理由を教えてくれ!#メルカリ #利用制限 pic.twitter.com/mlLabc7LkW
— 佑 (@yuu_1221994) September 16, 2023
出品者と購入者とも、取引キャンセルをしたとしても、基本的にペナルティはありません。ペナルティがないと言われるのは、一般的に連絡を取り合って、双方同意の上でキャンセルをするためです。
同意を得られない場合、メルカリ事務局に問い合わせを行なって、判断を仰ぎます。ただし、自己都合やキャンセルの繰り返し、迷惑行為とみなされる場合は、メルカリ側からペナルティが課せられることがあります。
また、キャンセル回数が多いとペナルティが発生しそうな気がしますが、それよりも取引キャンセルの理由の方が重要視されていると言われています。
・アプリ外での取引
・取引成立後に連絡が途絶えたり、未発送の状態になる
・メルカリ本来の利用目的以外での使用
・複数アカウントを所持している
など、メルカリガイドに記載されている禁止事項は、ペナルティの対象だと思いましょう。
ペナルティとして、利用の制限が課せられますので注意してください。また、利用制限期間がペナルティの内容によって3種類あります。
下記に3種類のペナルティ内容を紹介します。
・制限解除への判断が伴うもの 確認されて、解除すべきと判断されたら、制限解除されます。
・アカウントの利用停止(無期限の利用制限)
上記対象になったら、事務局からメッセージが送られてくるので内容を確認しましょう。というより、こういう状況にならないように気をつけましょうね!
メルカリの公式ホームページにあるメルカリガイドの「ルールとマナー」を理解することが大切です。
まとめ
メルカリのコンビニ払いが出品者に嫌われている理由は、ルールとマナー違反をする一部の購入者の行為によって発生しています。
一度でも支払いが遅れたりして面倒くさい経験をすると、また同じ目に合うかも…と嫌われる原因になるんですよ。
支払期限が「購入日を含む3日目の23:59:59まで」だから、その期限内に払えれば本来はいいのですが、出品者は、支払いが確認できるまでは、発送作業にとりかかることができません。
時間が経てば経つほど、気になって、更にイライラしてきてしまいます。
購入手続きを始めたら早めにコンビニ払いをするのがマナーとなってきますよ。