冷蔵庫の製氷機を使っている方、どのように掃除や手入れをしていますか?
製氷機って本当に手入れが大変なんですねすね!
そんな製氷機ですが「そもそも掃除が必要なの!?」と思っているあなた。
実は、製氷機は、けっこう汚れやすいものなんです。
製氷機は冷蔵庫の中にあるので、カビなど生えないと思っている人は少なくないですね。
中でも、冬場は氷を作ることが少ないので大丈夫だろうと、安心している人が多いようです。
ここでは、「冷蔵庫の製氷機の掃除はどのくらいの頻度ですればいいのか」についてお伝えします。
製氷機や給水タンクを定期的に掃除して快適に利用したいですね!
冷蔵庫の製氷機は、どのくらいの頻度で掃除したらいいの?
冷蔵庫の掃除は「1週間に一回」のペースがベストですね。
冷蔵庫に付着した汚れをそのまま放置しておくと、
カビや雑菌などが繁殖して食中毒の原因になる場合もあります。
「1週間に一度」のペースで掃除するば、カビが発生することがあっても繁殖は予防にもなります。
そしてパイプ内など製氷機内部にもカビが発生しにくくなります。
また掃除をする時間が取れないという場合でも、隔週ペース(月2回)はしたいですね。
また、製氷皿が取り外し可能の場合は、最低でも1年に1、2回のペースで掃除をしたいものです。
冷蔵庫の製氷機にカビが発生する原因は
製氷機の中で、一番多く発生する場所は製氷機用の給水タンクです。
給水タンクは冷蔵庫内に設置されているので、カビが繁殖することができる環境なんです。
給水タンク内で空気中のカビ菌が発生し、さらには水中の細菌も増殖するため、
製氷機内に存在するすべての菌を凍らせてしまいます。
また、貯氷ケースにもカビが発生することもあります。
貯氷ケースの方も忘れずお手入れしておきましょう。
※原因は貯氷ケースを開け閉めするときにホコリが入ったり、素手で触れることがあるからですね。
製氷機をキレイに掃除する方法は?
製製氷機は、かなり複雑な仕組みになっていて、部品もたくさんあるので、
手入れも大変のように思われていますが、本当は意外と簡単に手入れが出来るようになっています。
掃除を必ずしないといけない場所は、冷蔵庫に取り付けてある「給水タンク」
「自動製氷機」「貯水ケース」の3つです。
それでは、製氷機の基本的な掃除方法について説明します。
給水タンクの掃除の仕方
最初にすることは、まず冷蔵庫に取り付けてある給水タンクを取り出し、
タンクの蓋を取りだして水道水で洗います。
蓋部分の浄水フィルターは回しながらツメを外して引き抜くことで取り外し可能です。
取り外した浄水フィルターは、水道水で手洗いします。
同様に裏側のパッキングも水洗いしたら、付け直して完了です。
カビが最も多く発生しやすい給水タンクは、
手入れが必要な三ヵ所の中でも入念にお手入れしてあげることが必要です。
自動製氷機の掃除の仕方
製氷皿は給水タンクの掃除同様、水道水で手洗いしましょう。
製氷皿の表面は、氷がくっつかないようにコーティングが施されています。
そのため、スポンジを使用するとコーティングが剥がれやすくなり、
見た目には分からないほどの小さな傷がつくので気をつけましょう!
この傷に水が入り込むと、そのまま凍りやすくなり
氷が製氷皿から剥がれない原因になってしまう事になります。
氷が触れる場所なので、特に衛生面に注意する必要があると思いますが、
油汚れは殆ど付かないので食器用洗剤を使う必要もないです。
スポンジ等は使わないようにして、優しく手洗いすることをおすすめします。
貯水ケースの掃除方法は?
貯水ケースを抜き出したら、残っているケースの中の水を捨てて空にします。
そして水道水で水洗いをします。
貯水ケースの取り出し方は冷蔵庫の機種によって違うので、
詳細については冷蔵庫の取扱説明書をご確認ください。
水洗いを済ましたら、水気がなくなるまで時間を置いてから取り付けしてください。
その他、抗菌力セット等をご利用される方は、取り外した状態で水洗いをすることが大切です。
浄水フィルターは掃除の必要があるので定期的にしょう!
浄水フィルターは、いつもの掃除、水洗い程度で問題はありません。
交換時期は2~3年に一度は新品にするくらいのメンテナンスが必要です。
また、蓋を掃除する時は浄水フィルターなどの付属のパーツを外してから、
それぞれのパーツを別々に洗うことが大切です。
浄水フィルターには水垢がかなりついているので、水で良く洗い流すようにしましょう。
パーツの洗い方は
細かいパーツなどは、前もってお酢やクエン酸につけておくと、
隠れて見えない部分の汚れも落とせます。
全てのパーツを洗い終わったら乾燥させ、
組み立てて冷蔵庫内に戻せば掃除完了です。
冷蔵庫の製氷機にカビを発生させない使い方
冷蔵庫の製氷機にカビを発生させないためには、手入れがとても大切です。
また、製氷機を掃除する時間が必要となれば余計に大変ですね。
掃除以外にも簡単にカビの発生を防ぐ方法が何点かありますので、
次の方法を試してみて下さい。
↓
1.給水タンクをこまめに取り替える
カビの発生を防ぐ方法の一つ目は、
カビが一番多く発生する給水タンクの水をしょっちゅう取り替えるようにしましょう!
給水タンクは冷蔵庫内にあるため冷蔵庫側でいつも雑菌が発生しやすいです。
要注意のサインは、給水タンクにぬめりが出てきた時です。
注意して、水はこまめに取り替え、清潔な状態を保つようにしましょう。
2.清涼飲料水は入れない
カビの発生を防ぐ方法の二つ目は、
ジュースやお茶などの清涼飲料水は入れないようにすることが重要です。
理由は、塩素が取り除かれた水や清涼飲料水は雑菌の発生源になる恐れがあります。
なので、できるだけ使わないようにしましょう。
水道水は、殺菌作用のある塩素を含んでいるのでおすすめできます。
冷蔵庫の製氷機・使用上の注意点
冷蔵庫の製氷機の掃除をする際には注意しなければいけないことがあります。
冷蔵庫の故障を未然に防ぐために必要ですので、ぜひ参考にしてみてください。
製氷機のお手入れに使ってはいけないものとは?
製氷機のお手入れする際に使っては良くないものが何点かあります。
たわしやスポンジは傷がつく原因になる可能性があるので使わないようにしましょう。
また、塩素系漂白剤などはプラスチック製品が割れやすいので、
冷蔵庫の故障になりやすいです。
漂白剤の他にも、中性以外の台所用洗剤やアルコール、シンナーなどは使わないようにしましょう。
冷蔵庫の機種によっては、使わない方がいいと思うものが、他にもある可能性があります。
なので、冷蔵庫を手入れする時は、必ず取扱説明書を読んでから行うことをおすすめします。
製氷機を長時間使用しない時は・・・
冬場になると製氷機を動かす頻度はかなり減ってきます。
夏場と違って、製氷機を長時間使わない場合、製氷機能を停止したほうがいいですね。
停止する方法は冷蔵庫の機種によっていろいろあります。
ここでは、代表的な方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
1.給水タンクの水を捨てます。
そのあと、製氷機能を止めて、製氷皿や製氷ケース内の氷を捨ててください。
製氷機の部品をキレイに水洗いし、水気を完全に拭き取って元に戻せるとそれで大丈夫です。
製氷機を再度使用したいときは、そのまま製氷機能停止を解除すればOKです。
冷蔵庫の製氷機のドアはゆっくり丁寧に・・
冷蔵庫には製氷室が設置されているタイプがたくさんありますので、注意が必要です。
ドアを開閉する場合は、次に掲げるケースが起きる事があるので注意しましょう!
まとめ
冷蔵庫の製氷機の掃除方法についてカビが生えない方法など、いろいろ話しましたが、
取り扱い説明書に掲載してある通りに、使用すれば問題なく安心して使って頂けると思います。
製氷機を快適で気持ちよく使いこなす方法として、掃除の頻度がどの程度で行っているのか?
こまめなお手入れが一番大切です。
また、最近の冷蔵庫は、それぞれの部品をまるごと取り外して掃除できる機種や自動で、
掃除してくれる便利な機能が内蔵されているものも多くなっています。
それぞれの冷蔵庫の機種によって、掃除方法や掃除に使える洗剤等も異なりますので、
冷蔵庫を買う際は値段や性能だけでなく、手入れ方法もチェックしてから選ぶことをおすすめします。
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