離乳食が始まると使い始める食事エプロン。
毎日洗っているのに気づいたらなんとなく臭いが取れなくなって、
ポツポツとカビが生えたりしてきませんか?
育児にかかわるお母さんやお父さんは、思い通りにスケジュールが進まず、
時間に追われ疲れが溜まっている日も多いと思います。
でも小さなお子さんが毎日使うので清潔を保ちたいものですね。
そこで今回は「子供用の食事エプロンのカビと臭いの取り方」や、
この方法なら「カビが生えなくなる方法!」をお伝えします
参考になれば嬉しいです♪
子供用の食事エプロンのカビと臭いの取り方?
食事エプロンは大きく分けて、
「布製」「ビニール製」「シリコン製」の3種類があると思いますが、
それぞれ素材の違いで臭いやカビの対策で変わってくるんです。
食事エプロンの種類と素材
<食事エプロン・布製>
素材が柔らかくて肌への刺激が少ない布ですが、
汚れやすく濡れた状態が長く続くとこの中では一番雑菌が繁殖しやすい素材だと思います。
<食事エプロン・ビニール製>
小さく折りたためて汚れをはじきふき取りやすいのが特徴ですが、
縁取り部分が布なのでこの部分にカビが繁殖する可能性が高いです。
<食事用エプロン・シリコン製>
小さく折りたためて柔らかいのに耐久性があり、
汚れても食器用洗剤で洗えてとても便利です。
この中で一番手入れがしやすくカビにくい素材だと思いますが、
カビ対策を気にするならシンプルなデザインを選ぶのが大事だと思います。
凝ったデザインだと細かいすき間にいつの間にかカビが繁殖しているかもしれません。
お子さんの好みがあって一つの素材しか受け付けない、
保育園に通われているお子さんによっては、素材が選べない、
タオル地指定もあるみたいですね。
※できてしまったカビは手強く、最終的には漂白剤を使用することになります。
日々少しの努力を加えて、できるだけ臭いやカビを出さないようにしてみましょう。
食事エプロンのカビの洗い方は?
カビが繁殖する原因の多くは、汚れたまま、濡れたままの状態を長時間放置していることです。
こまめに汚れを取り除いたりできるのが理想ですが常にできるわけではありません。
保育園に通園となるとなおさら厳しいですよね。
カビを落とす洗い方として、漂白剤を使用する方法があります。
酸素系漂白剤である衣類用漂白剤は、下記の手順に沿って、
使用方法を守れば安心に使えて色落ちすることはありません。
<使用方法に手順はありますか?>
◆使用方法の手順は以下の4つの流れになります♪
↓
2. 50度位のお湯に酸素系漂白剤を混ぜて溶かし、エプロンを入れます。
↓
3. 定期的に落ち具合を確認しながらつけ置きして、落ちたら十分すすいで洗います。
↓
4. あとは普通に洗濯機で洗濯して乾かします。
※エプロンのタグと酸素系漂白剤の使用方法をよく読んでから試してみてください。
ただし、一度カビが発生したらカビが再発しやすい状態です。
※何回もこの状況を繰り返すようなら新しいエプロンを購入して、
使い始めた時からカビ対策をした方が長持ちするかもしれません。
食事エプロンのカビを生えなくする方法!エプロンって何枚必要?
食事エプロンのカビを防止する方法
1.つけ置きをする
余裕があれば洗濯せっけんを使って軽く洗い、洗濯洗剤を入れた水につけ置きをします。
軽い汚れなら10分~ひどい汚れなら1時間など様子を見てつけ置きしてください。
軽く洗い流し、あとは普通に洗濯しましょう。
2.煮沸消毒をする
手間がかかりますが、お湯を沸かし10分ほど煮たあと干します。
ビニール製はタグをよく読んで耐熱性など確認してください。
3.熱湯消毒をする
これも手間はかかりますが、雑菌は50度位の熱湯につけ置きすると死滅するそうです。
ただし、エプロンに直接熱湯をかけると生地を傷める原因になります。
また、一度カビが発生したり臭いがついているものには、
臭いが再発する可能性もあるらしいのでその時は注意してください。
煮沸消毒同様、ビニール製はタグをよく読んで耐熱性など確認してください。
4.シリコン製は、食器用洗剤で洗って除菌して乾かすというお手入れができます。
どの場合も、お使いのエプロンのタグを読み、
上記に書いたもの一つでいいので取り入れてみてください。
そして、定期的に酸素系漂白剤につけることもお勧めです。
お風呂くらいの温かさのお湯に、酸素系漂白剤を混ぜてつけ置きします。
十分に洗い流してから普通に洗濯します。
シミ抜きや漂白、除菌と消臭効果があり、日頃のお手入れ以外に、
定期的に加えることで更にカビ対策ができると思います。
注意点として、長くつけ置きすると色落ちしたり、
生地を傷めたりするので気をつけましょう。
※エプロンのタグとご使用の酸素系漂白剤の使用方法をよく読み、
使用方法など守りながら試してみてください。
食事エプロンって何枚必要?
毎日ご飯食べて洗濯して…いったい何枚そろえたらいいのだろう、
と最初は悩むかもしれません。
ご自宅では3食のご飯とおやつで1日4回使用すると思います。
食事エプロンが洗濯するタイプなら2日分8枚は最低必要ですね。
すぐ洗えて乾くビニール製やシリコン製だと2~3枚あれば充分かもしれません。
お子さんの素材の好みを見ながらうまく組み合わせて使うと枚数は減らすことができます。
保育園に通われているなら園によって素材や枚数の指定があると思いますが、
最低でも朝のおやつ、昼食、昼のおやつと3回は1日に使うので、
保育園用だけで最低6枚は必要です。
毎日洗わないと!という焦りから逃れるためには、
3日分9枚用意してあれば心のゆとりにつながるかもしれませんね。
食事エプロンのカビはなぜ生えるの?
食事エプロンにできるカビは、汚れの蓄積や、
長時間汚れて濡れたまま放置すると雑菌が繁殖する原因となり発生します。
それを繰り返すと、臭いがし始めてカビが生えてきます。
保育園に通われているお子さんは、長時間濡れたり汚れたりしたまま、
ビニール袋などに入れられるので更にカビが生えやすい状態だと思います。
お家に帰宅したらできるだけ早くカビ対策をしたいところですが、
やり残しの家事、これからやるべき家事、ご飯作り、お子さんの気分次第では、
お子さん優先になるので、常に食事用エプロンを優先することは難しいですよね。
可能ならつけ置きなどしたいところですが、
それも難しいなら軽く汚れを落としてハンガーなどにかけて乾かしましょう。
洗濯機や洗濯物の中にそのままの状態で放置するとますます臭いとカビが生える原因を作ります。
余裕ある時間帯にバケツなどに洗剤と水を入れて、
つけ置きできる状態を作っておくことも楽になる秘訣です。
まとめ
毎日使うお子さんの食事エプロンは、できるだけ清潔なものを用意してあげたいものです。
毎回こぼして汚れても笑顔で食べてくれると嬉しいですよね。
気づいたら食べる量も増えて、上手に口に運ぶようになります。
忙しいとは思いますが、未使用の食事用エプロンがあったら、
頑張ってひと手間加えて使用してみませんか?
そしてカビがついた捨てる寸前の食事用エプロンは酸素系漂白剤を試してみてください。
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