寒さに気持ちも縮みやすい冬がやってきます。
賑やかなお祭りは、「夏」の開催が目立ち、
人も外に出てみようという気持ちにもなりやすいですよね。
一年がもうすぐ終わるなと感じながらしみじみ感じる12月初旬に、
東京のあまりメジャーではない場所で沢山の人で賑わう2日間があることをご存知でしょうか?
東京は練馬区。「練馬区は知ってる」という方も多いと思いますが、
「武蔵関」という駅名を聞いたことがある方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
ということで、今回はあまり知られていない地域で行われる、
「関のボロ市(武蔵関)2018の日程と営業時間は?見どころや屋台情報も!」
などをご紹介していきます。行く前にチェックしてくださいね。
【関連サイト】
⇒武蔵関のボロ市2018の開催日程と時間は?見どころは?露店の数は?
関のボロ市(武蔵関)2018の由来
東京・西武新宿線の「武蔵関」という駅で、
毎年12月9・10日の2日間開催されるお祭りがあります。
この駅の北口を出て徒歩5分のところに日蓮宗のお寺「本立寺」があります。
この地域ではとても有名で、平日の午前中は境内を解放してくださっている
ので地域の保育園の子達が遊ばせてもらったりしています。
「関のボロ市」というお祭りは、この「本立寺」のお祭りなのです。
日蓮宗の宗祖の命日に開かれる「お会式(おえしき)」で始まり、
9日の夜は「万灯行列」が行われ武蔵関駅周辺を派手で華やかで明るい行列が練り歩きます。
真冬の暗い空気が一気に明るくなる時間です。
それだけではなく、駅周辺には驚くほどの数の出店が並びます。
このお祭りの楽しみの一つです。
江戸時代の中期から始まったこのお祭りは、
練馬区指定無形民族文化財に指定されています。
当時は、農地だったこともあって農具や生活用品を売られていた蚤の市です。
「ボロ市」の名称は「ボロキレ」(古い生地)を売られていたことが名残のようです。
このボロキレは、何に使われるかわかりますか?
草履の鼻緒などの修理に使うためだったそうです。
今の生活の中ではなかなか思い浮かばないことですよね。
関のボロ市の日程と営業時間
関のボロ市は、毎年12月9日10日の2日間開催されます。
・9日(日) 午前11時~午後10時まで(万灯行列は午後7時から)
・10日(月) 午前11時~午後8時まで
・開催場所:本立寺(ほんりゅうじ)MAP
関のボロ市で行われるイベントは子供たちに人気!
関のボロ市は西武新宿線「武蔵関」駅の北口を中心に骨董品や衣料品、仏具などのほか、
イカ焼きや、タピオカジュース、焼き鳥、シャーピン、お好み焼きや、
フライドポテトなどの飲食系の出店が軒を連ねて賑わいます。
中でも子どもたちが心奪われるキャラクターもののお面やスーパーボールすくいに、
くじ引き、射的など大人も楽しめるお店などが軒を連ねています。
このお祭りの内容を知らずに、この街に住んでいた私ですが、
この行列を目にした時は気持ちがほっこりウキウキしたことを憶えています。
露店の数も、驚くほどの数あります。
いつもは静かで人通りも特に多くないこの駅が別世界となる2日間です。
武蔵関の駅は、吉祥寺や大泉学園という少し賑やかな駅とバスでも繋がっていますので、
実はとても便利な駅なんです。
西武新宿線は使わないなと、思われている方も他のアクセスも可能ですので、
ぜひ今年は、華やかな師走の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
関のボロ市の見どころや屋台情報
9日の午後7:00からは、同駅の南口から本立寺までの、
1キロをおよそ2時間かけて練り歩く「万灯行列」が見どころの一つです。
他にも、地域の人たちの催し物も開催されています。
大道芸の披露やフリマなども行われています。
2018 年は日曜日の開催ですのでご家族で足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
屋台の数は300店舗あまりありますので、飲食には困りません。
むしろお財布の中身との相談と食べたい気持ちをコントロールする方が大変かもしれません。
お子様連れの方など、夕ご飯はしっかりと食たいなと思われる方には、
北口からバス道路の坂を登り新青梅街道に出ると、
和食のファミリーレストランやラーメン屋さんもあります。
駅付近には、居酒屋や個人経営の食事処が多めです。
選択肢を増やすのであれば、バスで大泉学園または吉祥寺駅へ行かれても良いと思います。
どちらもおよそ15分程度です。
アクセスは?
交通規制も敷かれてしまうことと、近隣は駐車場も多くはありません。
車よりも交通機関を使ったアクセスをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
関のボロ市の歴史は古く、今では子供たちにも大人気のイベントとなっています。
華やかで賑やかな2日間のため、気持ちがウキウキしてしまうことは確かです。
けれども、季節は冬ですので防寒は念入りに、
そしてついついの食べ過ぎには注意が必要ですよ。
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