島根県松江市にある大根島の「由志園」では、
毎年4月下旬から5月上旬に見頃を迎える牡丹が、私達を出迎えてくれます。
GW時期には3万輪の池泉牡丹が庭園内を彩り、
日本一の牡丹生産地だからこそできる絶景を目当てに、多くの方が訪れます。
牡丹は4月中旬に大根島の特別品種「島錦」が開花を始めると、
次々と牡丹が咲き始め、5月上旬まで園内を彩ります。
5月上旬から牡丹に変わって、「芍薬」が開花を始めます。
この時期には「牡丹遊園会」が開催されるのでとても賑やかになります。
紅白から黄金の池泉牡丹に変わる日には大変多くの方が訪れますが、
朝はふっくらしていた牡丹は、昼頃には萎れるので、開園前から来園する人が多いですね。
この記事では、
・由志園の開催日程と入場料金
・由志園の駐車場とアクセスは?
・ランチスポットを紹介
について分かりやすく解説します。
日本一の牡丹生産地でしかできない贅沢な絶景を、ぜひ体験してみてくださいね。
由志園2023年の牡丹の見頃時期は?
4月中旬に大根島の特別品種「島錦」が開花を始めると、
次々と牡丹が咲き始め、5月上旬まで園内を彩ります。
5月上旬から牡丹に変わって、芍薬が開花を始めます。
この時期に「牡丹遊園会」が開催されますよ。
由志園の池泉牡丹の開催日程は?
「黄金の池泉牡丹」
Golden peony pond : Shimane. japan.#東京カメラ部 #nationalgeographic #yourshot #natgeo #ナショジオ #500px #canon #pashadelic #tokyocameraclub #camera_kitamura #由志園 #牡丹 #牡丹池 #黄金の池泉牡丹 #島根県 pic.twitter.com/v2tOOlbiOJ— Kunihito Ohtsubo @四国カメラ部 代表理事 (@K_Ohtsubo) May 15, 2018
牡丹と芍薬の見頃時期にある、
「牡丹遊園会」のメインイベントは「池泉牡丹」です。
園内にある池泉に牡丹の花を浮かべるものですが、その数は3万輪!
水面を埋め尽くすほどの牡丹の花が池泉に浮いていますよ。
3万輪の池泉牡丹の日程:4月29日(土・祝)~5月5日(金・祝)
黄金の池泉牡丹の日程 :5月6日(土)~5月7日(日)
牡丹の苗を出荷し、花は副産物になるとのことで、
それらを利用して池泉牡丹が作られます。
浮かべた牡丹には、摘み取った牡丹のつぼみを、
5分から7分まで咲かせたものだけではありません。
接ぎ木の芽を生産したり、品種改良の目的などで保存している、
母木を開花せた花なども集めています。
地元の牡丹栽培農家さんの協力があって、
池泉牡丹が出来上がるんですね。
由志園の牡丹遊園会
由志園の牡丹遊園会の開催は、次の期間で開催されます。
開催期間の催しとして、牡丹の「希少品種展&牡丹グランプリ投票」があり、
来場者の投票によって選抜品種を決定します。
古典品種から最新品種、海外品種など約100品種あるんですね。
牡丹の苗産地ならではの取り揃えですが、余りの多さに目移りして、
どれを選ぶか迷ってしまいますね…。
江戸時代の園芸文化を描いた浮世絵も展示されているのでお楽しみください。
牡丹の直売市もあるそうで、珍しい品種もあるかもしれません。
開花保証付きの牡丹もあり、育てるのが初心者の方や花好きの人には、
うれしいシステムになっている直売市です。
広い庭園ですが手入れが行き届いた庭園で、
歩きやすく、車イスも通ることができるようになっています。
休憩できる場所も適度に配置しているので、
ご自分のペースでゆっくりと見て回ることができると思いますよ。
大根島ぼたん祭り
例年、松江市八束支所周辺で「大根島ぼたん祭り」が開催されています。
また、大根島は、日本一の牡丹の苗の生産地なんですね。
2023年は4月23日から開催され、ステージイベントや屋台、
牡丹染め体験クルージングなどが企画されていますよ。
⇒詳細は大根島 松江観光協会のホームページでご確認ください。
由志園のベストシーズンは?
一年を通して洗練された庭園美を楽しめる由志園ですが、ベストシーズンはGW
可愛らしい牡丹の見頃時期を観賞などを楽しめるベストシーズンは、GWが最高ですね。
そして、黄金の池泉牡丹では、貴重な品種の黄色の牡丹「黄冠」を浮かべます。
見た目の美しさだけでなく、
牡丹の芳香の素晴らしさを感じられるイベントがあります。
牡丹の苗生産地だからこそできる絶景なんですね。
牡丹の開花状況によって、ボリュームや開催内容は変更になる可能性があるので、
ホームページで開花状況を確認しましょう。
由志園(ゆうしえんとは?
由志園は、 約300種類もの牡丹が栽培されており、四季折々に咲き乱れる、
花々を楽しめる夢のような空間です。
牡丹の最盛期の4月中旬~5月上旬を含め、シーズンオフでも1年中牡丹が開花しています。
屋内庭園『牡丹の館』を備え、独自の特殊な技術で常春の光景を造り上げる空間です。
由志園の入園料は?
時期によって入園料がいろいろ変わるので、要注意ですね。
4月中旬の入園料は、一般:1200円 小中高生:600円となっています。
■レギュラーシーズン:一般800~900円 / 小中高生400~450円
■ハイシーズン :一般1,000~1,200円 / 小中高生500~600円
■ベストシーズン :一般1,400円 / 小中高生700円
小中高校生は、公式ホームページでは学生証を提示したら一般料金の半額になります。
ハイシーズンが来場者が多いので、入園料は下記の入園料が多いですね。
小中高校生は大人の半額ですが、公式ホームページでは学生証を提示したら、
一般料金の半額になる、との記載があるのが嬉しいですね。
由志園の営業時間は?
最終受付は、30分前の受付で終了します。
営業時間:10:00~17:00
由志園へのアクセス
🚙:車の場合
中国道「米子IC」から約40分、「松江玉造IC」から約30分、
「西尾IC」から約12分
🚅:電車・バスの場合
・松江駅から
八束町行きのバスに乗り、「八束町・由志園入口」バス停で下車
・境港駅から
八束コミュニティバスに乗り、「八束町・由志園入口」バス停で下車
由志園の駐車場は?
由志園の駐車場は、牡丹遊園会開催中、
特に池泉牡丹期間中は、開園前から車が並ぶ日もあります。
なので出かける時は、前もってホームページで状況を確認するようにしましょう。
駐車場は無料となっています。
収容台数:自家用車300台/バス50台収容可能です。
由志園のランチスポットは?
お食事処「竹りん」
由志園内の個人向けお食事処です。
地元産そば粉を使用した出雲そばや、
季節の食材で郷土料理がいただけますよ。
名物の高麗人蔘豆腐鍋がセットになった特性弁当や丼物もあります。
茶房「一望」
由志園の庭園を眺めながら、ティータイムができます。
食事は提供していませんが、飲み物とアイスクリームや、
ケーキやあんみつなどがいただけます。
大根島の有名な物の一つに高麗人参があり、
高麗人参関係のメニューもありますよ。
海のcafe HOME
ちょっと不思議な雰囲気の店内ですが、
無水野菜カレーや土日限定の石焼ピザが評判のお店です。
テラス席からの眺めがよく、つい長居してしまいそうです。
潮風工房 まつむら屋
トマトが入った担々麺「トマタン」と、ボリュームがある甘酢が唐揚げに絡んだ、
「甘酢唐揚げ」はぜひお試しください。
料理の美味しさと同じくらい、
女将さんの接客には皆さん好印象です!
由志園の基本情報
⇒由志園のホームページはこちら
牡丹と高麗人参で有名な大根島にある回遊式日本庭園で1975年に開園しました。
出雲地方の風景を再現していて、四季折々の花が楽しめます。
とても管理が行き届いた庭園で、
咲き誇っている花と同じくらい高評価ですよ。
由志園の年間パスポート制度
1年間何度でも入園可能のパスポートが2種類あります。
・スタンダードプラス(1,800円)
同伴者割引:同伴者1名のみ100円割引(発行当日は割引適用外)
CAFE&GALLERY「一望」:10%OFF(パスポート所持者のみ)
・スイート(2,400円)
同伴者割引:同伴者10名まで100円割引(発行当日は割引適用外)
CAFE&GALLERY「一望」:30%OFF(パスポート所持者のみ)
お食事処「竹りん」:10%OFF(パスポート所持者のみ)
まとめ
日本一の牡丹の苗生産地である大根島にある由志園では、
4月中旬頃から牡丹と芍薬が見頃を迎えます。
牡丹と芍薬の見頃時期には「牡丹遊園会」が開催され、
最も注目されているのが池泉牡丹です。
紅白の池泉牡丹でも圧巻なのが、
黄色の牡丹に入れ替わると更に華やかさが増します。
3万輪も牡丹があると、その美しさに見惚れてしまい、
ずっと眺めていられそうです。
この池泉牡丹時期には、多くの方が詰めかけるので、
開園時間にはすでに多くの方が訪れています。
開園時間より早く着くように向かうのが安心ですよ。
ぜひ、牡丹の華やかな世界をご覧ください。
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