宇治市にある三室戸寺のあじさいは、例年6月上旬に開花が始まり、
6月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
あじさいの名所としても有名で、鮮やかに境内を飾るあじさいが、
訪れる人を魅了していますよ。
あじさい見頃時期に開催されるあじさい園期間中の週末は、とても多くの
人で賑わいます。
周辺道路と駐車場空き待ちの渋滞が発生するのが難点で、公共交通機関を
利用する方が安心するかもしれません。
この記事では、
・駐車場や行き方は?
・拝観料やライトアップを紹介!
などのついて分かりやすく解説します。
梅雨時のどんよりした時期は、気持ちも落ち込みがちです。
三室戸寺の雰囲気と爽やかに咲くあじさいを見て、心を癒されましょう。
三室戸寺2023年の紫陽花の見頃と開花状況は?
三室戸寺 あじさい園✨ pic.twitter.com/0DiLJprunh
— éternel (@mignon_vv) June 13, 2022
三室戸寺のあじさいは、例年6月上旬に開花が始まり、
6月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
あじさいが見頃を迎える頃に「あじさい園」が開園します。
あじさい園では、50品種・2万株もの西洋あじさいやガクアジサイ、柏葉あじさい、幻のあじさい「七段花」などが私達を出迎えてくれますよ。
2023年の「あじさい園」は6月1日(木)から7月9日(日)の開催が決定しています。
あじさい園開催後半時期に訪れると、ハス園が開園していて、ハスの花を楽しむことができますよ。
あじさい園での観賞するおすすめの時間帯は花が上を向いている午前中です。
日中は暑さでうつむいてしまうそうなので、
早い時間帯に訪れていきいきとしたあじさいを観賞したいですね。
三室戸寺のあじさいといえば、見つけると幸せを呼ぶと言われる、
ハート型のあじさいが人気ですね。
全国でハート型のあじさいを探すのは定番になってきていますが、
三室戸寺が発信したのをきっかけに広がりました。
満開を迎えたあと、重さで花が垂れてハート型になるので、
満開前は分からないかもしれません。
毎年園内の咲いているあじさいの中に見つけることができるそうなので、
鑑賞しながら探してみてくださいね。
あじさいの見頃がピークになる6月中旬から下旬の週末は、とても混雑します。
周辺道路では早い時間から、渋滞や駐車場渋滞に巻き込まれるそうです。
入山前の行列が早朝からできていた、ということもあるそうですよ。
車で行くのが楽かもしれませんが、渋滞回避するには、
公共交通機関を利用した方がいいかもしれません。
三室戸寺への行き方は?
三室戸寺のアクセス
🚙:車の場合
京滋バイパス宇治東ICより約3分
大阪方面からの場合は、京滋バイパス宇治西ICを降りてください。
🚅:電車の場合
「京阪三室戸駅」を下車して徒歩約15分
「JR宇治駅」からはタクシーを利用します。
🚌:バスの場合
「京阪宇治駅」からはバスまたはタクシー利用になります。
京阪バス40、40A系統「明星町循環」バスに乗って、門前バス停を降りて徒歩約10分。
京阪バス41A、103、250A系統「JR黄檗駅行」バスに乗って、三室戸バス停を降りて徒歩約15分。
本数は限られているので、事前に時刻表のチェックはしておきましょう。
三室戸寺の駐車場の台数と料金
■三室戸寺参拝者用駐車場
住 所 :京都府宇治市莵道只川57
利用時間:8:30~16:30
収容台数:300台
料 金 :500円
三室戸寺・最寄りのパーキング
■タイムズ三室戸寺前第1
住 所 :京都府宇治市莵道只川53
収容台数:63台
料 金 :120分1,000円(但し120分以降60分500円)
■タイムズ三室戸寺前第2
住 所 :京都府宇治市莵道只川52
収容台数:215台
料 金 :120分1,000円(但し120分以降60分500円)
駅周辺にも小さなパーキングがあるので、事前にチェックしてから行かれるといいと思いますよ。
日によっては平日でも早い時間から満車になることもあるそうです。
スムーズに駐車場に停めたいなら、早い時間帯に行くことをおすすめします。
三室戸寺のあじさい園の拝観料は?
京都のあじさいの名所「三室戸寺」、通称「あじさい寺」⛩赤・白・青のアジサイで水を泳ぐコイを表現した「あじさい昇鯉図」が展示されています。 pic.twitter.com/8AVCRowBOy
— SOU・SOU (@SOUSOUKYOTO) June 11, 2022
山裾から山腹に広がる三室戸寺の境内にあじさいが植栽され、いろいろな
角度からあじさいを眺められるようになっています。
拝観料は下記の通りの金額となっていますが、
平常時と休日に分かれていますので、注意が必要です。
日 時;2月18日~7月17日、11月中:大人1,000円 / 小人500円
休 日:8月13日~15日、12月29日~31日
⇒詳細な情報はホームページでご確認ください。
あじさい園ライトアップの期間
週末限定のあじさい園ライトアップが開催され、
幻想的なあじさいを見ることができますよ。
京都では、あじさいのライトアップは三室戸寺だけです。
■ライトアップ期間:
2023年6月10日(土)~6月25日(日)期間の土・日のみ実施
ライトアップ時間:19:00~21:00(20:30受付終了)
拝観料 :大人1,00円 / 小人500円
ライトアップの日の拝観は、昼夜入れ替え制で、あじさい庭園のみの拝観になります。
同じ日の昼と夜の両方を見たい方は、昼の拝観終了時刻(16:30)までに外に出ます。
再度、夜の拝観料を支払いしてから、ライトアップの時間(19:00~21:00)に入ることになります。
暗くなってからライトアップで浮かび上がるあじさいは幻想的ですが、
夕焼け空や黄昏れていく中で見るあじさいもおすすめですよ。
時期的に虫よけ対策をするのを忘れないようにしましょう!
三室戸寺のあじさい園
三室戸寺のあじさい昇鯉図
6月初めに、本堂へと続く60段の石段にコロナ収束などを祈る「あじさい昇鯉図」が作られていました。
2021年は「昇龍図」、2022年は「昇鯉図」でした。
新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきているので、
もしかしたらそろそろ見納めかもしれませんね。
三室戸寺の基本情報
■三室戸寺
住 所 :京都府宇治市莵道滋賀谷21
電話番号:0774-21-2067
■開園時間
4月1日~10月31日 8:30~16:30(最終入山15:40朱印最終受付16:30)
11月1日~3月31日 8:30~16:00(最終入山15:10朱印最終受付16:00)
三室戸寺の見どころ&周辺観光スポットは?
三室戸は花の寺として有名で、花ばかりに目を奪われてしまいがちですが、
境内には多くの石像があります。
狛蛇の「宇賀神」はちょっとユニークな人頭蛇身の姿ですが、撫でると
健康長寿や金運などのご利益があるそうです。
特大サイズの狛兎の「福徳兎」が抱く球の中には卵型の石があって、
立てられたら願いが叶うと言われています。
「福徳兎」の反対側には狛牛の「勝運の牛」がいて、
牛の口の中の石に触ると勝運に恵まれると言われています。
牛のお腹ののぞき窓を覗くと、胎内に小さな牛の像を見ることができます。
花鑑賞と一緒にお楽しみください。
周辺観光スポット
平等院鳳凰堂
平安時代後期に藤原頼道に依って建立されたもので、国宝に指定されています。
十円硬貨や一万円札に描かれた鳳凰でおなじみの寺院ですね。
国宝の仏像などが展示されている鳳翔館は見逃せません。
宇治上(うじがみ)神社
現存する日本最古の神社建築は世界遺産としても登録されています。
拝殿は国宝、鎌倉時代前期の造営で、本殿は平安時代後期の造営神社建築です。
宇治川の対岸に平等院鳳凰堂があります。
周辺のおすすめスイーツ
境内にあるあじさい園期間限定オープン「花の茶屋」では、お食事とスイーツが楽しめ、
「ハートのあじさいパフェ」が評判ですが、三室戸寺以外でも楽しめます。
伊藤久右衛門
1832年創業の老舗のお茶屋さんで、店舗限定であじさいパフェが販売されています。
抹茶のクッキーやアイスの上に乗ったきんとんのあじさいが、
可愛らしくて美味しいと大人気です。
■宇治本店
住 所 :宇治市莵道荒槙19-3
電話番号:0774-23-3955
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
■JR宇治駅前店
住 所 :宇治市宇治宇文字16-1
電話番号:0774-22-0475
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
まとめ
ハート型のあじさいが発信されると、多くの人の目にとまり、
訪れる人が更に増えていきました。
毎年早い時間から三室戸寺に訪れ、大変賑わっています。
お寺の厳かな雰囲気の中、あじさいを見て季節を楽しむことができますよ。
晴天の中の緑とあじさい、雨天の中のしずくを垂らすあじさい、
どちらもあじさいの美しさを際立たせています。
普段見ることのない境内の景観やあじさいは、
疲れた心を癒してくれるステキなスポットです!
あじさいの見頃時期は、周辺道路は大変混みあいます。
公共交通機関を利用することも検討しましょうね。