桜で有名な埼玉県幸手市の権現堂は、毎年6月からあじさいが見頃を迎え、
幸手あじさいまつりが開催されます。
幸手あじさいまつりは権現堂公園を会場に開催していて、
毎年多くの人で賑わっていますよ。
桜まつりのような駐車渋滞は発生しないようですが、
見頃時期週末の駐車場は混雑し、駐車場の出入りに時間がかかりるのがネックです。
特に一番人気があるアナベルの見頃時期は、平日でも多くの人が訪れますよ。
この記事では、
・駐車場やアクセス
・幸手あじさいまつり
などについて紹介します。
梅雨時のどんよりした時期は気持ちも落ち込みがちです。
幸手市の権現堂の雰囲気と爽やかに咲くあじさいを見て、心を癒されましょう。
権現堂のあじさい2023年の見頃は?
埼玉県幸手市の権現堂は、紫陽花の楽園のような雰囲気。 pic.twitter.com/3T2JrG8WY4
— Yuji Shibasaki@Photo (@Yuji_48) June 19, 2022
権現堂のあじさいは、例年6月初旬から色づき始めます。
6月上旬から7月上旬に見頃を迎え、
権現堂堤の斜面をあじさいがめ尽くしますよ。
見頃時期を迎えると同時に、幸手あじさいまつりが開催されます。
権現堂公園は、広大な敷地に1号から4号の公園に分かれていて、
幸手あじさいまつりを開催しているのは、4号公園(権現堂堤)です。
権現堂堤の桜が終わったあと、ボランティアさんによって、
100種16,000株ものあじさいが育てられます。
梅雨特有のジメジメした季節ですが、雨のしずくを垂らしてしっとりとした、
あじさいや、晴れ間に淡い色で咲くあじさいを見て、爽やかな気持ちにさせてくれますよ。
花の開花状態は、天候に大きく左右されるので、
幸手市観光協会や権現堂公園公式ホームページの花情報を確認しましょうね。
権現堂へのアクセスは?
🚙:車の場合
圏央道「幸手IC」を降りて約10分
東北道「久喜IC」を降りて約20分
🚅:電車の場合
東武日光線「幸手駅」が最寄り駅になります。
幸手駅から徒歩約35分です。
すでに蒸し暑くなっている日もあります。
暑さを感じたら、無理をしないでバスを利用して向かうようにしましょう。
🚌:バスの場合
「幸手駅」東口から、朝日バス「五霞町役場前」行きバスに乗車します。
「権現堂」バス停で下車して徒歩約5分です。
権現堂の駐車場は
幸手あじさいまつりが行われる、
幸手権現堂公園・第4公園の駐車場は隣接する第1駐車場です。
無料で使用でき、収容可能台数約400台です。
桜まつり期間のみ駐車料金がかかりますよ。
駐車場は8:30から開門していて、この時期は無料で利用できます。
見頃時期の週末は、早い段階で満車状態になることがあるそうです。
第1駐車場を出るときも時間がかかることもあります。
あまりに混雑していたら第2駐車場が開放されることもあるようですよ。
また、カーナビを設定する場合は、「幸手市北公民館」を指定してください。
幸手市北公民館の道路反対側に、権現堂公園の駐車場がありますよ。
幸手市北公民館の駐車場は使用できないので、間違えないでくださいね。
■幸手市北公民館
住 所:埼玉県幸手市大字内国府間(うちごうま)867
電話番号:0480-42-6221
権現堂の混雑状況
あじさい見頃時期の駐車場は、大変混雑しますが、
桜まつりのような渋滞ができるほどではないでしょう!
それでも、見頃時期の週末には、多くの人が訪れるので朝早い時間を逃すと、
日によっては待たされるかもしれません。
権現堂のトイレの場所は?
トイレの場所はあまりないので、早めに行くことをおすすめします。
トイレの場所は、駐車場のアナベルが咲いているそばの建物がトイレです。
見逃さないように注意してくださいね。
ペットの同伴は大丈夫?
ペットも一緒に連れていくことができますよ。
ペットは、花に興味ないかもしれませんが、
広い公園を喜んで走り回りながら遊ぶ様子が目に浮かびます。
リードを離さないようにマナーを守ってくださいね。
幸手あじさいまつりの期間は?
2022年の幸手あじさいまつりは、6月4日(土)から6月26日(日)に開催されていました。
幸手あじさいまつりでは、桜堤保存会メンバーによる公園内の無料案内や、
峠の茶屋での物産品販売などがあります。
峠の茶屋はあじさい坂をのぼった場所にあって、飲み物やソフトクリーム、
自家製パンなども販売していますよ。
暑い時期には、早い段階で売り切れるメニューもあるそうです。
9:00から17:00の営業です。
園内で見られるあじさいは、人気のアナベル以外にも、ヤマアジサイ、
タマアジサイなど100種類ものあじさいが咲き誇ります。
あじさいをよく見てみると、遠くからの見た目は似ていても、
一つ一つ色づきや花の形が違い、
知らなかったあじさいの世界を堪能することができますよ。
新しい品種の展示もしているので、花鑑賞のあとに見に行ってみていくださいね。
一般の方が育てたあじさいの展示で、たくさんの品種を見ることができますよ。
また、週末を中心にして、あじさいの鉢の販売もあるそうですよ。
以前は、まつり最終日に剪定したあじさいを持ち帰ることが出来たそうです。
2023年の詳細発表に期待しましょう!
鉢の販売をしている所は、ボランティアさんの詰め所だそうです。
園内にいっぱい咲いているあじさいの中から、
好きなあじさいを見つけるのって大変ですよね。
そんなときは、ボランティアさんから、
お好きなあじさいが咲いている場所を聞くことができますよ。
見つけられない時はぜひ聞いてみてくださいね。
アナベルの絶景
たくさんの種類のあじさいが咲きますが、
その中でも白いあじさい「アナベル」が人気です。
白くてモコモコしたアナベルは、駐車場側の斜面に約3,000株が群生していて、
多くの人が思い思いの場所で撮影を楽しんでいます。
あじさいの色は、咲き始めは緑色で、咲き進むにしたがって白くなっていきます。
アナベルは白一色だと思いがちですが、
ピンクがかったアナベルも咲いているそうですよ。
ぜひ探してみてくださいね。
園内の坂道
あじさいが咲いている園内では、3つの坂があってそれぞれあじさいが、
楽しめるようになっています。
3つの坂の名前は、
・あじさい坂
・思い出坂
・土手の子坂
などの小坂があって、それぞれであじさいが堪能できます。
あじさいを見ながら歩ける散歩道は、桜の木の陰になるところが多いそうです。
暑い日でも日差しを避けながら歩けそうですが、
熱中症や日焼け対策を忘れないようにしましょうね。
権現堂の基本情報も
■権現堂(県営権現堂公園
住 所 :埼玉県幸手市大字内国府間887-3
電話番号:0480-53-1553
開園時間:4月~8月 8:30~19:00 / 10月~2月 8:30~17:00
3月・9月 8:30~18:00
休園日 :12月29日~1月3日
入園料 :無料
⇒詳細な情報はホームページより
広大な敷地の県営権現堂公園は、
1号公園:多目的運動広場で、球技広場や多目的広場などがあります。
2号公園:レクリエーションを目的とした公園で、
北エリアにはデイキャンプ場、南エリアに大型遊具があります。
3号公園:歴史と文化の薫る万葉の公園がテーマの緑が多い公園です。
4号公園:桜の名所として有名な幸手権現堂桜堤で、あじさいもこちらで見られます。
この4箇所の公園で構成されています。
権現堂公園は、桜で有名な公園ですが、
一年中花を見ることができる場所でもあるんですよ。
春は河津桜から桜が咲き、初夏の6月にはあじさい、
秋の9~10月には曼殊沙華、冬には水仙が、権現堂桜堤を彩ります。
桜の時期が終わっても、四季折々に咲く花を…という思いから、
権現堂桜堤保存会の方達を中心にして、1996年からあじさいが植えられました。
2017年頃から16,000株にもなるあじさいを見ることができるようになったんです。
早咲き・遅咲きの品種や珍しい品種などが鑑賞できますよ。
まとめ
幸手市の権現堂の南西斜面には、斜面を埋め尽くすようにして咲く、
アナベルが大人気スポットになっています。
あじさいが咲くエリアも、雨の日の濡れたあじさいはしずくを垂らしながら、
美しく咲き、晴天でも緑とあじさいも美しさを際立たせています。
初めて見るようなあじさいも植栽されているので、
ぜひじっくり観賞してみてください。
疲れた心を癒してくれるステキなスポットですよ。
あじさいを観賞するおすすめの時間帯は、花が上を向いている午前中です。
日中は暑さでうつむいてしまうそうですよ。
私達も天気予報をチェックして、
熱中症や日焼け対策を心掛けてあじさい観賞をしたいですね。