ナイロン素材のバッグなどに白カビが生えてしまうことがありますが、
除菌アルコール剤や消毒用エタノールなどで、ほとんどの場合簡単に落とすことができます。
カビの取り方は大変な印象がありますが、早く見つけた白カビは、
表面上に付着している場合が多いので、結構簡単なんです。
バッグなどの収納方法や日頃のお手入れを少し意識するだけで、
白カビ対策になりますよ。
この記事では、
・お手入れ方法&落とし方の注意点
について解説します。
お気に入りのバッグなどを長持ちさせるためにも、お手入れ方法を
ぜひ取り入れて気持ちよくバッグを使えるようにしましょう!
ナイロン素材の白カビの取り方は意外と簡単!
お気に入りのバッグなどを大切に保管していても、カビが生えることって結構あります。
白カビにはアルコールを使って落とすのが簡単です。
カビを落とすときは、マスクやゴム手袋、換気などを意識して行いましょうね。
白カビの落とし方見
除菌アルコール剤(消毒用エタノール)
除菌アルコール剤を、目立たない場所につけて変色しないか確認します。
スプレータイプやウエットタイプどちらでも大丈夫です。
変色していなかったら、全体を拭き取るか、吹きかけて拭き取ります。
拭き取るときは、濡れタオルでカビが生えている場所を叩くようにして落としていきます。
水洗いできるものは、洗濯ネットに入れて洗濯機の「手洗いコース」で洗います。
脱水は1分程度の短時間にして、天日干しします。
水洗いできないものは、濡れタオルで除菌アルコール剤が落ちるまで拭き取って、天日干しします。
除菌アルコール剤か消毒用エタノールを利用して試してみましょう。
酸素系漂白剤で浸け置き
洗濯表示を見て、水洗いができる素材か確認しましょう。
除菌アルコール剤を布に染み込ませて、目立たない場所を拭いて5分ほど放置します。
変色していなかったら、全体を拭き取ります。
その後に、酸素系漂白剤を水と一緒に適量入れて、30分ほど浸け置きします。
お使いの酸素系漂白剤の使用量・方法を守ってくださいね。
流水ですすいで、洗濯機で10~20秒ほど脱水して、天日干しします。
洗濯機で洗う
洗濯機で洗えるものは、除菌アルコール剤を使って全体を拭き取ったあとに洗濯機で洗います。
付属品があるなら外して洗濯ネットに入れて、「手洗いコース」で洗濯しましょう。
脱水は1分程度の短時間にして、天日干しします。
白カビの見分け方
見た目で汚れがこびりついたのか、白カビなのか分からない時の判断方法は、
のような状態だったら白カビです。
簡単に拭き取れるので、汚れや表面についた埃と勘違いする人もいます。
久しぶりに収納場所から出した場合は、表面をチェックしてみてくださいね。
長期間風通しが悪くて隙間なく詰め込んでいたり、汚れたまま収納していた場合、
白カビが生えている可能性がありますよ。
カビの中でも白カビは簡単に落とすことができますが、
長期間放置していたものは取りにくくなっている可能性があります。
定期的にチェックして、白カビを発見したらすぐに落とすようにしましょう。
ナイロン素材の白カビのお手入れ方法
白カビを落としたら、もう生えないようにしたいですよね。
日頃からお手入れをしましょう。
手洗い
しつこい汚れがついてしまったら、後回しにしないでできるだけ早く洗って落としましょう。
時間が経つと、落としにくくなりますよ。
手洗いしたら、水気が残らないように干すことを忘れないようにしてくださいね。
ブラッシング、拭く
定期的に、付着している汚れや埃などを落としましょう。
バッグ専用のブラシでブラッシングしてから、汚れなどを拭き取ると果的です。
日陰干し
時期や天候によって、湿気が高かったり濡れてしまうこともあります。
そういう時期はカビが発生しやすいので、
風通しのいい場所で干して湿気を取り除きましょう。
ファスナーなどは開けて、空気が全体を流れるようにしておくのもポイントです。
防水スプレー
お手入れ後に、防水スプレーをしておくと防水効果はもちろんですが汚れがつきにくくなります。
防水スプレーは、吹きかけてからしっかり乾かすことで効果があります。
乾かして効果が出る時間は商品によって違います。
また、防水スプレーは必ず屋外で使用するようにしましょう。
使用するときは、必ずパッケージを確認してくださいね。
月に1回防水スプレーをすると日頃のお手入れが楽になりますよ。
白カビの予防方法
早い段階で白カビを取るのは簡単ですが、できれば白カビを見たくありませんよね。
白カビがはえないようにすることが大切ですよ。
ナイロン素材のバッグなどの予防
汚れを落とす
汚れはカビのエサになります。
汚れが目につくようなら、しっかりと汚れを落としてください。
雨などで濡れたら、拭き取って完全に乾かしてからしまいましょう。
隙間を作って収納
収納場所は風通しのない湿気が溜まりやすい場所です。
そういう場所に、ぎゅうぎゅうに詰め込むと、
更に湿気が溜まってカビが繁殖しやすくなります。
隙間を作って、空気の通りを良くするようにしましょう。
新聞紙を詰める
新聞紙をバッグの中に詰めると、湿気を吸収してくれます。
型崩れ防止にもなりますよ。
新聞紙のインクの色移りが心配なら、白い紙を丸めて詰めてみてくださいね。
袋に入れてしまう場合
高価なバッグになると、購入時に布バッグに入れてくれることがありますよね。
その布バッグは通気性がある布を使用しています。
自分で用意する場合は、通気性がある不織布などで包みましょう。
収納場所の予防
除湿剤
頻繁に空気の入れ替えはできないので、除湿剤の力も借りましょう。
湿気は、上より下、真ん中より四隅に溜まりやすい、というのを意識して設置してください。
収納場所は余裕ある収納を
収納する空間に詰め込み過ぎると、空気が通りづらくて、
湿気が溜まりやすい状態を作っています。
適度に隙間を作って、収納することが大切ですよ。
空気の入れ替え
定期的に扇風機などを使って、収納場所の空気を入れ替えましょう。
溜まった湿気や汚れを追い出しますよ。
白カビの落とし方の注意点
続いては #クローゼット。
クローゼットは窓がないため、湿気がこもりやすい。
クローゼットの換気は晴れた日に行い、扇風機などで約30分間、中に風を送り続けることがポイント。
また、手が入るくらいの隙間をあける「8割収納」を心掛けるのも #湿気対策 になる。https://t.co/HK2BE1wzMP pic.twitter.com/GEKGOrfB36
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) May 12, 2022
白カビを落とすときには、いくつかのことに注意してお手入れをしましょう。
できれば屋外で
カビを室内でばら撒かないように、できれば屋外へ持って行ってお手入れします。
何も考えずにパタパタッと叩いてしまうと、室内にカビが残ってしまいます。
換気をする
室内でカビを落とすなら、換気をするようにしましょう。
開けた窓に向けて扇風機で風を送るようにしてもいいですよ。
カビは軽いので、締め切った場所で掃除すると、部屋中に飛散してしまいます。
吸い込まないようにするためにも、屋外での掃除、
または、換気をしながらの掃除をしてください。
ゴム手袋・マスクの着用
身体に付着させないため、体内に取り込まないため、洗剤で手が荒れないため、
など色々な理由があります。
白カビが付着していない部分も掃除
白カビが付着している部分の周辺にも、目には見えない菌が付着しています。
放置していると、今度はそこから白カビが繁殖してしまいますよ。
白カビを見つけたら、全体を掃除するようにしましょうね。
まとめ
自分の持ち物に白カビが生えていたらショックですよね。
でも、手入れを怠ったり、風通しが悪くて湿気が溜まりやすい収納場所は、
カビが繁殖しやすい環境です。
特に私達が住む日本は、高温多湿なので、意識して除湿を行うことが大切ですよ。
白カビを見つけてしまったら、すぐに取り除くようにして、収納場所の環境を見直しましょう。
定期的なお手入れと、収納場所の湿気を取り除くことを心掛ければ、
カビの繁殖は抑えられるかもしれませんよ。
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