社日とは?意味と読み方は?戊(つちのえ)ってなに?2019~2022年はいつ?

投稿者: | 2017年6月29日
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社日」という言葉をご存知ですか?

 

春と秋の前後にある祝日に埋もれ、影が薄くなっており、

知っている人が非常に少ないと思われる「社日」という言葉。

 

私たちの日常生活の中では、あまり聞き慣れない言葉ですが、

生活に古くから受け継がれている習慣の一つのようです。

壁に掛けてあるカレンダーには、月日・曜日はもちろんのこと、

六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)も書かれていますが、

 

社日と書かれているのは、ほとんど見る機会はないですね。

しかし、社日という文字を始めて見た時は、

社日の読み方も分からない方が多いのではないでしょうか。

 

社日を正しく読むどころか、どういう意味なのか?

良く理解できていないのではないでしょうか。

 

ここでは、社日の読み方と意味や、2018~2020年の社日はいつ?

などについてご紹介していきます。

 

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社日とは?

読み方は、「しゃにち」です。

 

社日は、八十八夜や半夏生と同じ雑節の一つです。

※雑節について

雑節は、二十四節気や五節句以外の、季節の節目となる総称です。

貴族の儀式が庶民に広まった、というものではなく、
生活や農業に照らし合わせて作られているので、
より実際の季節に合ったものとなっています。

また、二十四節気を補う意味も持ち合わせています。

 

社日は、一年に2回あり、3月21日ごろの「春分の日と、

9月23日ごろの「秋分の日に最も近い「戊(つちのえ)の日」を社日といいます。

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春のものを春社(しゅんしゃ、はるしゃ)、

秋のものを秋社(しゅうしゃ、あきしゃ)ともいいいます。

 

春の社日は種まきの時期で、

秋の社日は収獲の時期です。

 

そのため、農業にとって大事な節目とされ、

春の社日では五穀豊穣を願い、秋の社日では収穫を感謝します。

 

また、春の社日に酒を呑むと耳が良くなるという風習があり、

これを治聾酒(じろうしゅ)という。島根県安来市社日町などが地名として残っています。

 

 

 

 

 

 

 

社日の「社」には、「土地の守護神、産土神(うぶすなかみ)」という意味があり、

土地の神様である産土神を祀る日とされています。

 

もともとは中国から伝わった習慣で、いつごろ日本で広まったのか不明ですが、

古来から八百万の神々を大切にしていた日本人にとって、

 

土地の神様を祀ること

 

は受け入れやすい習慣だったんでしょうね。

 

戊(つちのえ)ってなに?

ところで、戊(つちのえ)とは、何なんでしょうか。

 

戊」は十干(じっかん)のひとつです。

元々中国で使われていたもので、6世紀半ばにに日本に伝来したといわれています。

 

十干とは、五行思想(ごぎょうしそう)の万物は、

木、火、土、金、水の五種類の元素からなるという考えをもとに、

それぞれを以下のように兄(え)と弟(と)に分けられてきました。

甲(こう)⇒木(兄)「きのえ」

乙(おつ)⇒木(弟)「きのと」

丙(へい)⇒火(兄)「ひのえ」

丁(てい)⇒火(弟)「ひのと」

戊(ぼ) ⇒土(兄)「つちのえ

己(き) ⇒土(弟)「つちのと」

庚(こう)⇒金(兄)「かのえ」

辛(しん)⇒金(弟)「かのと」

壬(じん)⇒水(兄)「みずのえ」

癸(き) ⇒水(弟)「みずのと」

※木、火、土、金、水の元素は、全て五行思想に基いています。

この十干は、一日ごとに割り当てられ、10日間で一巡します。

この中で、戊は「土の徳を供えたもの」とされ、土地の神様を祀る日として選ばれたと考えられています。

 

2019年~2022年の社日はいつ?

2019年度では、

・春分(3月20日)に一番近い戊の日は、3月22日

・秋分(9月23日)に一番近い戊の日は、9月18日

 

なので、2019年の社日は、

・3月22日 【春社】

・9月18日 【秋社】

となります。

ちなみに、2020年~2022年度の社日は、

・2020年 春社…3月16日 秋社…9月22日

・2021年 春社…3月21日 秋社…9月27日

・2022年 春社…3月16日 秋社…9月22日

となります。

 

まとめ

社日というのは土地の神様を祀る日。

 

この日は、日本各地でその土地の神様を祀る行事が行われ、その内容はさまざまです。

 

春分の日や秋分の日は祝日でもあるので気になりますが、

社日はほとんど見かけることがないくらい馴染みがありませんね。

 

最近は「彼岸行事」は盛大に行われますが、

この社日は彼岸に呑み込まれてしまって影が薄くなっています。

ご近所の神社に、立ち寄って土地の守護神にお参してはいかがでしょうか。

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