勝興寺の初詣は何万人もの参拝客で混雑が半端じゃないです。
例年、初詣では大晦日から元旦にかけて、三が日は参拝者で賑わいます。
時間帯によっては駐車場が渋滞のため参拝行列ができますが、
そんなに並ぶことなく比較的スムーズに参拝できます。
また、不要になったお守りのお焚き上げ(どんど焼き)や屋台など、
参拝客が愉しめる催しもあるのでお知らせしています。
この記事では、
・お守りのお焚き上げは
・屋台の出店数
・駐車場とアクセス
をお伝えします。
2023年の初詣は混雑を避けてゆっくりお詣りできればいいですね。
初詣にはのんびりゆっくり参拝したい方には、役立つと思いますので、
ぜひ参考にしてくださいね。
勝興寺・初詣2023の混雑時間と渋滞時間は?
勝興寺は富山県内で9位の人気ある初詣スポットです。
人気のある神社やお寺の初詣には何万人もの参拝者が訪れて大混雑しますが、
勝興寺はそれらと比べると、大晦日夜や三が日でも比較的スムーズに参拝できるお寺です。
参拝者が多く訪れる日中時間帯も、参拝者で賑わっていたり、
参拝行列ができているかもしれませんが、
長時間並んだりすることなく参拝できるでしょう。
勝興寺では、用意されている駐車場の収容台数が少ないため、
参拝が集中する時間帯はもしかしたら空き待ち渋滞が発生するかもしれません。
それでも、長時間待たされることはないでしょう。
23年に渡る修理が終わり、2022年は新たに国宝指定されて、注目度が上がりました。
数年にわたるコロナ禍で分散参拝推奨される中、
2023年の初詣は国宝になりたての勝興寺という嬉しい条件が加わりました。
参拝者がどれだけ訪れるか想像できませんが、
初詣ではキレイに生まれ変わった勝興寺を堪能しましょう。
境内はとても広いので、参拝者が多くてもゆっくり散策できるかと思います。
お守りのお焚き上げは?
お守りは一年に一度は新しいお守りと替えることが望ましいとされています。
一年間身近で守ってくれたお守りに感謝して、
いただいた神社またはお寺へお返ししますよ。
古いお守りは納札所に納めましょう。
お焚き上げというとどんど焼きを思い浮かべますが、
今は神社やお寺でどんど焼きを行わず、自治体で行う地域もあります。
どんど焼きは、1月15日前後に行われる、松の内まで飾っていたお正月飾りや、
昨年授与したお守りなどを、神社などに持ち寄ってお焚き上げするもので、
お正月にお迎えした年神様をお送りする日本の伝統的な行事です。
どんど焼きに訪れる人は、炎の前で煙にあたって、無病息災を祈っています。
基本的に授かった神社やお寺にお守りなどを納めるのがマナーです。
遠方などの理由で直接納められない場合は、神社の場合は、
お住まいのお近くの神社に納めても問題はないと言われています。
お寺の場合は、同じ宗派のお寺に納めましょう。
違う宗派だと断られる可能性もあるそうなので気をつけましょうね。
お正月だけの特別な催し
・除夜会:12月31日
・元旦会:1月1日~3日 9:00~16:00
勝興寺の屋台は?
残念ながら勝興寺周辺での屋台は出店されていないようです。
勝興寺の基本情報
国内で8番目に大きな重要文化財になっています。
◆雲龍山・勝興寺
住 所:富山県高岡市伏木古国府17-1
電話番号:0766-44-0037
詳細情報はホームページでご確認ください。
勝興寺へのアクセス方法
🚙:車の場合
能越自動車道「高岡北IC」から約15分
能越自動車道「高岡IC」から約25分
北陸自動車道「小杉IC」または「砺波IC」から約40分
🚅:電車の場合
高岡駅から
氷見線「伏木駅」を下車して徒歩約5分
自動車・タクシー利用で約20分
🚌バスの場合
高岡駅から加越能バス「伏木経由氷見行き」伏木循環・古府循環に乗って、
「伏木駅」バス停を下車して徒歩約4分
勝興寺の駐車場は?
JR伏木駅前観光駐車場が無料で利用できるようになっています。
27台収容可能です。
公式ホームページでは、JR伏木駅前観光駐車場を利用するよう案内がありましたが、
以下の駐車場もあります。
◆勝興寺 北観光駐車場
住所:富山県高岡市伏木古国府16-29
◆勝興寺 駐車場
住所:富山県高岡市伏木古国府15-4
◆勝興寺 南観光駐車場
唯一駐車場の看板がなく、一見ただの空き地にしか見えません。
住 所:富山県高岡市伏木古府2-2-25
勝興寺の交通規制
初詣時期、勝興寺周辺の交通規制の情報は得られませんでした。
国宝指定になって初めての初詣を迎えるので、
参拝者が例年より多く訪れるかもしれません。
最新の情報をチェックしましょう。
初詣の参拝時間は?
勝興寺の初詣は
・1月1日~3日 9:00~16:00
が参拝日時です。この期間は無料開放されています。
参拝時間は、9:00~16:00(入場は15:30まで)
文化財協力金:大人500円、中高生200円、小学生100円
となっています。
勝興寺のご本尊とご利益は?
ご本尊は阿弥陀如来で、
健康・魔除け・極楽往生などのご利益があると言われています。
勝興寺の見どころは?
約3万㎡の広大な境内には、
本堂を含めて12棟の建造物が重要文化財に指定されています。
1998(平成10)年から大規模な保存修理事業が行われて、
2021年3月に23年をかけた「平成の大修理」が完了しました。
そんな勝興寺には、昔から「七不思議」と呼ばれる言い伝えがあります。
参拝後は七不思議と言われるものを巡ってみませんか?
1.実ならずの銀杏
境内に樹齢300年ほどの銀杏の木があります。
子供が銀杏の実を取ろうとして木から落ちて大怪我をしたり、
実の取り合いで喧嘩になったりしたそうです。
それを知ったご住職が今後トラブルが起きないようお経を唱えたところ、
次の年から一粒の実もつかなくなったと言われています。
2.天から降ってきた石
200年ほど前に天から落ちてきたと言われている石です。
隕石ではなく安山岩だというのが有力ですが、
なぜ天から降ってきたのか不思議ですよね。
3.水の枯れない池
経堂西側に池があります。
かつて勝興寺で火事があったときに、経堂の屋根に彫られた龍が、
池の水で火を消したと言われています。
どんな干ばつの年でも決して干上がることがないそうですよ。
4.屋根を支える謎の生き物の彫刻
本堂大屋根の四隅を支える場所にある猿の彫刻です。
長年猿だと言われてきましたが、
近年になってふんどしをつけた「天邪鬼」だと判明しました。
ちょっと見えづらいかもしれませんが、探し出してみてください!
5.魔除けの柱
本堂にある柱はほとんどがケヤキの木で作られていますが、
1本だけが桜の木で、逆さまに取り付けられています。
逆柱は、不完全な部分をわざと作る魔除けの一種と言われていて、
日光東照宮の陽明門にも見られますね。
6.雲龍の硯
本願寺八世蓮如上人の愛用の硯で、上人が使う時だけ自然と水が出たと
伝えられています。
7.三葉の松
本堂北側の中庭にある、日本の在来種で葉を3枚つける珍しい松の木です。
3枚葉を見つけると極楽往生できると言われています。
番外編
1.昇り龍
本堂の柱には昇り龍がいます。
かつて金沢城が消失した時、奇跡的に焼け残った門に施された龍が水を呼んで、
延焼を防いだとして今も残されているそうですよ。
龍は昔は水を運んでくると言われていて、火除けのお守りだったそうです。
2.デカローソク
燭台と合わせると高さ3mにもなる特大ローソクが本堂の左右に並んでいます。
毎年1月15日~16日に行われる御満座法要で、デカローソクが灯されます。
御満座法要は、浄土真宗の開祖・親鸞聖人を偲ぶ法要です。
まとめ
23年にも及ぶ大修復で、歴史ある所蔵品の美しさや本堂の荘厳さ、
広大な境内の建物の見事さなどの魅力が更に引き出されました。
昨年までは、参拝者で賑わっていてもスムーズに参拝できていたかもしれませんが、
国宝指定されて初めての初詣です。
混雑さの予想がつきにくいですが、
車で行かれる方はできるだけ早い時間帯に向かいましょう。
参拝が終わったら、建造物の素晴らしさを堪能しつつ、
「七不思議」を見て回ってみるのもいいですね。
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