秋の花といえばコスモス。
全国各地にコスモス畑が作られてます。
畑一面にコスモスが咲き誇る景色は最高ですよね♪
奈良県の藤原宮跡はコスモスの有名スポットの1つです。
藤原宮跡のコスモスは2022年はいつごろ開花するのでしょうか。
このサイトでは、「藤原宮跡のコスモスの2022年開花状況は?アクセスと駐車場の有無も!」
と題して藤原宮跡でコスモスを楽しむための情報をお伝えします。
藤原宮跡のコスモスの2022年開花状況は?
藤原宮跡には季節の花々が植えられていて、秋にはコスモスが楽しめます。
監理している橿原市のオフィシャルサイトで開花状況を公表しています。
実は藤原宮跡のコスモスは、夏と秋と2シーズン楽しめるんです。
まず夏に「夏ゾーン」に植えられているキバナコスモスが満開になります。
橿原市のオフィシャルサイトを見ると、
今年のキバナコスモスの開花予想は8月中旬とのことです。
最初の予定では7月下旬ということだったのですが、
種まきの頃に天候不良が続いて種まきが例年よりも大幅に遅くなってしまったそうです。
そのため、1か月程度開花が遅れる予想です。
そしてメインの「秋ゾーン」のコスモスですが、
こちらは約30,000㎡の敷地に約300万本のコスモスが咲き誇ります。
開花時期は例年10月上旬です。
今年も台風などの影響がなければ、例年通りに開花予定です。
詳しいその時々の開花状況は、
橿原市のサイトで随時更新されますので、そちらでチェックしてみてくださいね。
【橿原市のオフィシャルサイト】
⇒詳細はこちら
藤原宮跡のコスモス畑の見頃時期は
藤原宮跡でコスモスを見てきました。広大な敷地一面のコスモスはまさに見頃、ほんとに綺麗で心が和みました。 pic.twitter.com/rZbLk4IKLv
— 奈良の福 (@fuku_musuko) October 28, 2021
藤原宮跡の秋ゾーンのコスモスの開花は10月頃になる予定です。
だいたい、コスモスの見頃は開花から1週間先くらいと言われています。
そう考えると、10月の中旬が見頃と考えてよさそうです。
この頃ならば、たとえ満開でなくてもコスモスが全然咲いていない、
ということはありません。
広場一面のコスモスを楽しめるはずです。
藤原宮跡は入場料無料?
ところで、藤原宮跡は入場料などが一切かかりません!
他のコスモス畑は有料なところも多いので、これは驚きです。
しかも開園時間などもないので、どんな時間でも散策できます。
ですので、誰もいない早朝や、夕暮れの時期など、
他のコスモス畑では見ることのできないコスモス畑を楽しむこともできるんです♪
方角によっては、
橿原市の中にあるのに一切コンクリートの建物が入らない風景を見ることも可能!
大自然の中にいるような気分にさせてくれます。
ただし、そのかわり売店などはありませんので、
もし長いこと滞在する場合は飲料水やお弁当などを事前に会場に行く前に用意することを忘れずに。
たくさん広場がありますので、そこでピクニック気分でお弁当などを楽しみましょう。
子ども達はボール遊びなんかで遊ぶこともできます。
家族連れで1日のんびりと無料で過ごせる、とってもお得なスポットですね。
藤原宮跡のアクセスと駐車場は?
藤原宮跡は電車で行く場合、3つの駅が使えます。
近鉄の耳成駅から、JRの畝傍駅から、
近鉄の畝傍御陵前駅からそれぞれ徒歩で30分かかります。
また近鉄大和八木駅からはコミュニティバスが出ています。
「橿原市藤原京資料室前」下車してそこから徒歩5分で着きます。
駅から徒歩だと30分ほどかかるので、こちらを利用するのが便利ですね。
藤原宮跡への駐車場は
車の場合はカーナビゲーションで「藤原宮跡周辺の花園駐車場」で設定してください。
またコスモスなどの花のシーズンの間は、臨時の駐車場が開場します。
これは咲く花の季節によって場所が変わります。
お出かけ前には臨時駐車場のエリアを事前に確認してから出かけてくださいね。
もしこの無料駐車場がいっぱいの場合、
近隣のいくつかの鉄道駅の周辺にコインパーキングがありますので、
そちらを利用してください。
奈良県橿原市の『藤原宮跡』とは?
奈良時代以降の平城宮、長岡宮、平安宮にもつながる話です。8月6日、現地見学会がございます。小雨決行です。
天皇の控室「後殿」か、藤原宮跡で基壇を確認 奈良文化財研究所:朝日新聞デジタル https://t.co/eSQLELi1IE
— 朝日新聞奈良総局 (@asahi_naraken) August 4, 2022
藤原宮跡は「ふじわらきゅうせき」と読みます。
694年からの16年の間都がおかれた、
藤原京(東西5.3km、南北4.8km)の中心施設である藤原宮のあったところです。
現在も発掘など研究が続けられていて、最近も遺跡が新たに発見されているんです。
都がおかれていたのは16年という短い時間ですが、
この藤原京の都づくりはその後の平城京、平安京にも受け継がれました。
ここから初めての遣唐使が使わせたり、大宝律令が発令されたり、
「日本国はじまりの地」とも呼べる、日本史的にもとって重要な場所なんですよ。
かつて、古の都があった地にコスモスが植えられるようになったのは、
遺跡がこれ以上荒らされないようにと、地元の方々が植えたのが最初なのだそうです。
地元の方々のこの地を守りたいという思いが、この美しいコスモス畑を生んだんですね。
コスモスだけでなく、4月には菜の花、
キバナコスモスと同じころにはハナハスも見頃になります。
コスモスの時期だけでなく、藤原宮跡の花情報をチェックしてみてください。
まとめ
藤原京の時代の人々は、この地にどんな植物を植えていたのでしょうか。
ここから眺める香久山などの風景は、今とは違っていたのでしょうか。
1300年以上も前の古い都に思いをはせつつ、
地元の方々に感謝しながら美しいコスモス畑を楽しみに出かけてみてはいかがでしょうか。
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