天赦日の読み方と意味をご存じですか?
天赦日と書いて、(てんしゃび)又は(てんしゅにち)と読みます。天赦日は、「天が我々の全ての罪を赦してくれる日」という意味で、六曜にある「大安」よりも大吉とされています。
私の周りでは「天赦日」の事を良く知らない人が圧倒的に多かったのですが、最近は「天赦日」について良く耳にするようになりました。
天赦日って「知っている人が少ない言葉ですが、調べてみると「ある1日」の運勢を表す言葉のようですね。
壁に掛けてあるカレンダーには、月日・曜日はもちろんですが、
六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)も書かれています。
でも「天赦日」と書かれているカレンダーを見たことはないですね。
天赦日という文字を始めて見る人は、「天赦日」の読み方も知らないのでは?
また、読み方が分からないだけではなく、意味も知らない人が多いと思います。
ここでは、「天赦日の読み方と意味、そして一粒万倍日と重なる最強開運日」
などを紹介します。
併せて、2022年~2023年の天赦日はいつ?などについてもご紹介。
天赦日の読み方と意味は?
天赦日の事を掘り下げて行く前に、
曖昧な感じがする、天赦日の読み方を明確にしておきましょう。
「天赦日」は、「てんしゃび」または「てんしゃにち」と読みます。
大安よりもっと縁起の良い日とされ、その日にやり始めた事は何事も上手く運ぶと言われています。
天赦日は、1年に5~6回あり、新しく財布を買ったり、使い始めたり、
また結婚式や事業開設などに良いとされています。
一方で、退職や閉店など、物事を終わらせることは止めた方がいいです!
天赦日は「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」なんですね。
そして、世の中のすべての神様が天に昇り天が万物の罪を許すとなっています。
また、あらゆる障害が取り除かれ何をやってもうまく行く日でもあるようです。
天赦日の意味は?
天赦の漢字を見ると、恩赦という言葉があるように、
「天が赦(ゆる)しをくれる日」と解釈しています。
この「赦す」という文字は「罪を許す」時に使う文字なんですね。
天赦日は、「天が我々の全ての罪を赦してくれる日」という意味で、
六曜にある「大安」よりも大吉とされています。
だからといって、悪い事をしてはだめですけどね!
天赦日の意味について少し触れましたが、
以下にその意味の由来などの説明文があります。参考にして下さい。
天赦日の由来は
天赦日の由来は、中国で生まれた「陰陽五行説」と、
「十千十二支」の思想を組み合わせたものと言われています。
日本の暦には、昔から「暦注」という聞き慣れない暦がありす。
その暦注の意味は、現代のカレンダーに載っている「大安」や「節分」といった、
「生活に直結している情報」や「季節ごとなどの情報」のことなんです。
中でも暦注はたくさんの種類があります。
歴中は、上段・中断・下段に分かれていて、
日々の吉凶を表すものが最下段にある「暦注下段」に書かれていました。
その暦注下段に掲載された吉日の中で、一番縁起が良いとされているのが「天赦日」です。
Wikipediaより
『この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、「最上の大吉日」である。そのため、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記される。』
と書かれており、天赦日は季節と日の干支で決まり、
天赦日は、年に5回~6回しかない貴重な吉日のため、
一粒万倍日など他の吉日と重なると効果が倍増すると言われています。
天赦日は暦の上で最上の吉日なので、
新しい何かをスタートさせたり躊躇していたことに挑戦するには最上の日なんですね。
天赦日に行うと良いとされること!
天赦日はあらゆる障害が取り除かれる日ですので、
これまでなかなか挑戦できなかったことを始めてみたり、
今までどうしょうかと悩んでいたことに挑戦するには最適な日です。
◆天赦日にあやかりたい具体的な事は、
・婚約指輪・結婚指輪の購入
・婚活を始める
・出生届
・新規事業・開店する
・引っ越しをする
・新しい習い事を始める
・開運グッズを買う
・宝くじを買う
・車の納品
・財布の新調など、
今まで躊躇していた事を始める…などがあります。
上記の行事をする時に六曜の大安が重なれば最高ですね!
2022・2023の天赦日
ここでは2022年~2023年の天赦日を紹介します。
天赦日は日本の暦の上で最上の吉日と言われていますが、
2022年の天赦日はどれくらいあるのでしょうか?
六曜の大安のように、週1回のペースで巡ってきますが、
天赦日は、そういうわけにはいかないようです。
2022年の天赦日は、6日あります。
ここでは、天赦日の日の六曜と、暦注の中の最良の日とされる事項を合わせて紹介します。
<<2022年の天赦日と一粒万倍日>>
◆一粒万倍日・天赦日・寅の日が重なる、2022年最強の開運日は「3月26日」
2022年は、3月26日、1日のみです!
◆2022年最良の日:一粒万倍日・天赦日が重なるのは「1月11日、6月10日」
2022年は、2日だけです!
◆2022年度・天赦日
・03月26日(土)
・06月10日(金)
・08月23日(火)
・10月22日(土)
・11月07日(月)
◆2022年の最強の日は、「3月26日」です。
この日は、天赦日、一粒万倍日、寅の日が、
揃っているので大変縁起がいい日です、なので何をしてもいいのではないでしょうか。
暦注の一つ、寅の日とは「金運招来日」とで言われる縁起の良い日で、
同じく暦注の一つ、一粒万倍日とは「物事を始めるのに良い日」です。
天赦日と一粒万倍日が重なった、
※1月11日・6月10日は、2022年の中でも最良の日になるでしょう!
2023年の天赦日は?
2023年の天赦日は、6日あります。
ここでは、天赦日の日の六曜と、暦注の中の最良の日とされる事項を合わせて紹介します。
<<2023年の天赦日と一粒万倍日>>
◆2023年最強の開運日:一粒万倍日・天赦日が重なるのは「1月6日、3月21日、8月4日」と、
2023年は、3日あります。
◆2023年度・天赦日
・03月21日(火・祝い)
・06月05日(月)
・08月04日(金)・18(金)
・10月17日(火)
※1月6日(金)、3月21日(火・祝)、8月4日(金)は、一粒万倍日でもあるんですね。
天赦日と一粒万倍日が重なる日は縁起がいい?
「天赦日」と「一粒万倍日」はどちらも新規スタートに最良した吉日とされています。
そして、2つが重なる吉日は縁起のよさがもっとパワーアップすると思われます。
最強のラッキーデーなんですね!
この超開運日は、2022年は3回あります。
◆1月11日・3月26日・6月10日
2023年にも3回。
◆1月6日・3月21日・8月4日しかないので、かなり貴重な年ですね。
縁起のいい日とは?
「縁起」っていつも良く使う言葉ですが、
いざとなると縁起とは?と聞かれて直ぐに言葉を返せないですよね!
「縁起がいい日」とは、
1日の流れを数えるカレンダーの上で定められた“吉日”のことのようです。。
運が良い方向へ流れ、良い結果だでるように後押してくれる日として昔から使われてきました。
その種類や特性は多岐に渡り、物事をスタートさせるには良い日だったり、新規事業の開業、
または入籍に良い日、転居に良い日、転職に良い日、宝くじを買うのに良い日などがあります。
新しく仕事をスタートしたり、結婚したり、引っ越したりなど、
それぞれの人生の大きな門出を迎える時は縁起のいい日が一番ですよね。
縁起のいい日は2022年にも何度か訪れます。
「新しいことをはじめるのにぴったりな日」や「お祝い事にいい日」など、
特性ごとにチャレンジしてみましょう!
まとめ
天赦日は、天がすべての罪を許すという、日本の暦の上で最上の吉日で、
新しいことや今まで躊躇していたことに挑戦するには最良の日です。
一般的に大安に入籍や結婚式を挙げる方が多いですが、
天赦日が大安より吉日だという事はあまり知られていません。
天赦日は、不成就日など他の凶日や、禁忌日と重なっても、
跳ね返すほどの最強の吉日とも言われています。
最良の日ということで、一般的には、「天赦日に入籍」「天赦日に結婚」や「天赦日に財布を購入」
など、大事な事を起こす時に、選ばれているようですね。