車のシートの油汚れはホント落としにくいですよね!
油などの汚れを簡単に落とす方法は、シートの生地の種類を知ることが大事です。
それが分かった後、それに合わせた方法で落としましょう。
応急処置ができたかで、シミとして残るかの分かれ道になります!
とくに子育て世代は、子供が使用するシートには、食べかすや外遊びでついて
きた砂や土、なんだか分からないものでいっぱいです。
この記事では、
・確実に油汚れを落とす方法は?
定期的なお手入れも参考にして、キレイなシートを保ちましょう!
車のシートの油汚れはホント落としにくい!
車のシートの材質は、大きく分けて「布製」「本革」の2種類に分けることができます。
合成皮革製もありますが、布を革に見立てたものです。
布製シートは、多くの車に採用されています。
耐久性に優れていて丈夫で扱いやすいですが、汚れに弱いです。
通気性に加えて吸水性もあるため、液体をこぼしたときはあっという間に生地に染み込んでしまいます。
革製シートは、汚れなどの耐性や撥水性に優れています。
見た目も高級感ありますね。
擦れたりすることで傷がつきやすく、定期的なメンテナンスが必要と言われています。
シートの材質関係なく、油汚れに対しては、早急に処置をするしかありません!
応急処置に必要なものは、
などです。
本当は水よりお湯や蒸しタオルなどの方がいいですが、水の方が確実に手に入ります。
布製シートの場合
・ウェットティッシュで油汚れを拭き取ります。
ウェットティッシュがない場合は、ティッシュやタオルに軽く水を含ませて、汚れを拭き取ります。擦らずにポンポンと叩くようにしましょう。
濡れた状態だと、雑菌の繁殖やカビなどの原因になりますよ。
革製シートの場合
革は撥水効果があるので、水を吸いません。
ですが、放置しているとシミとなって残ります。
早い段階の処置なら表面の汚れを除去できますよ。
乾いたティッシュやタオルで、油汚れを擦らずにそっと拭き取ります。
確実に油汚れを落とす方法は?
確実に油汚れを落とす方法として、まず座席等の素材を知る必要があります。
それを知らないと正しい処置をすることはできません。
また、毎回都合よく応急処置ができればいいですが、
応急処置ができたとしても油汚れが落ちない場合があるかも知れません。
まずは以下の方法を試してみてください。
布製シートの場合
試すときは、最初に汚れをティッシュなどで拭き取ります。
方法①中性洗剤(台所用洗剤)
洗剤は原液ではなく、水で薄めて使用します。
薄めないと逆にシミになる可能性もありますよ。
薄めた洗剤をタオルなどにつけて、擦らずにポンポン叩くようにして汚れを落としてください。
濡らした布を固く絞って拭き取ります。
次に乾いた布で拭き取って、よく乾かしましょう。
方法②重曹
お掃除の味方重曹です。
重曹を少量かけて、歯ブラシなどでポンポン叩くように汚れを落としてください。
掃除機やお持ちならハンディクリーナーなどで、吸い取ります。
濡らした布を固く絞って拭き取ります。
次に乾いた布で拭き取ってよく乾かしましょう。
①の中性洗剤との違いは、消臭効果があることです。
方法③セスキ炭酸ソーダ水
重曹よりもアルカリ性の強い物質で、洗浄効果は重曹と似ています。
重曹では落とせなかった油汚れに効果があったり、重曹で掃除したあとのように白く残りません。
ちょっと多めにセスキ炭酸ソーダ水を吹きかけて、ポンポン叩くように汚れを落としてください。
注意点として、重曹とセスキ炭酸ソーダ水は油分をとる性質があります。
シートがごわつくこともあるので、かけ過ぎないよう様子を見ながら使用することをお勧めします!
方法④酸素系漂白剤
乾いた布に、酸素系漂白剤をほんの少し含ませて、汚れを拭き取ります。
油汚れがまだ残っているようなら、蒸しタオルを用意して、
ポンポン叩くように汚れを落としてください。
乾いた布で拭き取ってよく乾かします。
方法⑤布製シートクリーナー
①から④を試して失敗したくない…という方には市販のシートクリーナーがお勧めです。
革製シートの場合
革はとてもデリケートで、扱いには注意が必要です。
中性洗剤を使用する方法もありますが、間違えた方法をすると逆に傷む原因にもなります。
方法:革専用シートクリーナー
車内の本革部分なら、シート以外にもお手入れできます。
専用クリーナーなので、革を傷めることなく汚れを落とせますね。
また、ツヤを出したりケアをしてくれるので便利です。
いろんな種類のものがあるので、ぜひお気に入りを見つけてください!
布製シートはたくさんの方法がありましたね。
革製シートは革を傷めずに油汚れを落とすには、革専用のシートクリーナーを使うのが無難です。
車の座席シートが汚れた!掃除方法は?
油汚れ以外にも、普段から乗車しているだけでシートは汚れていきます。
など…
一人しか乗らなくても、家族で乗る車でも複数個当てはまるんじゃないでしょうか。
特に、子育て世代が乗る車は注意や対策をしていても予想外のことが起きてしまいます。
声かけしても、子供は大人が思うように注意できませんよね…。
汚れを落とさずにシートを使い続けていたら、ダニやカビ、雑菌が繁殖します。
そのうち車内が臭くなるかもしれませんよ。
汚れを残さないためにも、定期的に車のシートを掃除しましょう。
シートを掃除する手順
1.換気のためドアを開けておく
汚れをかき出すときに埃が舞います。
換気をして、マスクをつけましょう。
2.シートの汚れをかき出す
布団叩きで叩いて汚れを出したり、隙間や縫い目などの細かい部分には、歯ブ
ラシや綿棒を使って擦ると汚れを取り除きやすいです。
3.かき出した汚れを掃除機などで吸い取る
掃除機のノズルが細くなっているものを使うと、シートの溝に残っていた埃も
取りやすいです。
4.濡らして固く絞った布で拭き取る
水拭きだけでは落ちない汚れにはシートクリーナーなどを試してみましょう。
シート専用クリーナーを扱うことで、手軽で失敗しない安心感がありますね。
5.乾いた布で乾拭き後、しっかり車内を乾燥させる
シートが乾かないと、自分でシミを作る原因を生み出したり、カビが発生したりします。
晴れて風通しが良ければ、2~3時間ほどで乾燥が可能ですよ。
天気が良くて、時間に余裕があるときに掃除をしましょう。
まとめ
シートが汚れたら、特に油汚れは早く落とした方があとが楽です。
忙しいご家庭は、常に気を配るのは難しいですよね…。
子育て世代は期間限定で、シートカバーをするのも一つの手ですよ。
また、シートのシミを落とすときには、自分で落とせない汚れもあると判断することも大事です。
諦めてそのままという訳ではなく、頑固な汚れを落とすときに逆に色落ちや
シートを傷つけてしまう恐れもあります。
定期的な掃除を心がけ、これ以上はムリ!でもどうにかしたい!という汚れに
は、最終的にはプロにお任せするのが一番です。
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