そろそろお歳暮のシーズンが近く、
今年は何を贈ろうかと悩んでいる方も多いことと思います。
毎年違うものを贈るのは大変で面倒に感じることもありますね。
でもお中元やお歳暮っていつまでに贈ればいいのでしょうか?
やめたいけどいつやめたらいいの?
急にやめたら失礼にならないかと悩んでいるあなたへ・・・。
ここでは「 お歳暮はいつまで続けるのがいいのか?」、「やめる時のタイミング」などについてまとめてみました。
参考にしてみて下さいね。
お歳暮を贈るのはいつまで続けるの?
お歳暮は、お世話になっている方への感謝を込めて
長年続けられてきた日本の風習です。
送る相手もさまざまで、
付き合いの程度などによって贈る金額も変わってきます。
負担に感じるというのはここに原因があると思います。
主人の友人で、上司への断りのタイミングを逸したために、
20年以上も贈り続けた人がいます。
社内規定で上司には贈らなくてもよいことになっていたのです。
私のところもしませんでした。
毎年贈り続けたいと思っているのでしたら、
金額などはその時々の経済状態に応じて、
無理のない金額で続ければ相手の方にも気持ちが通じるので大丈夫です。
基本的には毎年贈り続けるというのが一般的ですが、
仲人3年という言葉があるくらいで、お中元を贈るのは…
3年贈れば十分じゃないでしょうか。
長くても5年を目安に考えていいと思います。
その間に子供が生まれたり、経済面で余裕がなくなる場合もあります。
1人ならともかく、3人以上いたら大変です。
感謝の気持ちを手紙で伝え、
失礼のないようにすれば気まずくなることもないと思います。
ただそれで終わりというのではなく、
暑中見舞いや、年賀状などで日ごろの感謝の気持ちを伝えれば相手の方も安心しますよ。
やめる時のタイミングは?
会社の上司など、長いことお世話になっていたりすると中々、
お歳暮など長年の習慣をやめるのは勇気がいります。
急にやめてしまったら、会社での立場に影響が出たら困る・・・。
などと悩んでしまいます。
一番は経済状態に合わせて贈れば問題はないのですが、
急には出来ない場合でしたら、少しずつ金額を下げやめるタイミングを作るようにします。
今はお歳暮もシンビジューㇺや胡蝶蘭などといったお花や洗剤セットなど実用品に変わりつつあります。
あまり高価でなくても役に立ててもらえればという気持ちの表れだと思います。
やめる時には、今までの感謝の気持ちを手紙で伝え、
今後ともよろしくお願いいたします。
という言葉を添えれば気持ちは伝わります。
気まずいことにもならないと思いますし、失礼にも当たりません。
家族の様子を伝えたり、関係を維持することを大事にしてください。
そうした気づかいは決してむだにはなりません。
見栄を張ったり、義理だけで続けていると永続きしないものです。
そうした場合は早く区切りをつけたほうがよい場合の方が多いいのです。
また断りの文をどう書いたら良いかわからないという場合には、
一番は今までの感謝の気持ちを素直に伝え、
相手に失礼のないような文面であれば気持ちは十分伝わります。
文例集などもありますが、そうしたものより自分で考えたものをおすすめします。
お歳暮をやめる時のマナーは
やめたいと思う一番の原因はもうお付き合いの回数が減ったから、
という場合です。
また親戚関係などであれば、
代替わりしたからもうそんなにやらなくてもという場合も多いのです。
また年齢からくる面倒という思いもあります。
そうしたことから、お歳暮などをやめたいと思っている方も多いと思います。
また仲人のように一生涯という場合もありますが、
私は仲人をした方には、お歳暮などは3年で十分です。
二人が仲良くやってくれればそれでいいと伝えます。
でも、中にはもう翌年から音信不通などという場合もあります。
物ではなく、気持ちを伝えてほしいものです。
相手に不快感を与えない配慮も必要です。
やはり良い関係を続けていきたいと考えているのなら、
物だけではなく、気持ちを伝えてほしいと思います。
やめる時のマナーとしては、お歳暮を贈る際に、
別便として今までの感謝の気持ちを伝える手紙などを添えることをおすすめします。
またお礼の気持ちと最後なので、少し普段よりも高価なものを送ります。
またそれで終わりにしてしまうのではなく、
暑中見舞いや年賀状などで近況などを知らせてあげると喜ばれますよ。
年齢とともに、お付き合いの幅が狭くなり疎遠になることが多いのですが、
物だけでなく、気持ちのお付き合いは長く続けてほしいものです。
それが長年お世話になった方へのマナーだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お歳暮をいつまで続ければいいのか、
参考になったでしょうか?
お歳暮・お中元は古くからある日本の習慣ですが、
時代とともに少しずつ変化をしています。
長く続けている人は、
本人だけでなくその子供の代まで続いているお家もあります。
気持ちを持ち続けるにはそれなりの配慮が必要です。
また感謝の気持ちが、
ずっと続くというのは、物ばかりではないと思います。
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