今年も台風が上陸してくる季節になって来ました。
日本列島どこに上陸するのか、今から戦々恐々ですね!
特に台風シーズンになると、
梅雨前線と重なるため、
台風も通常よりも激しくなる場合が多いです。
そんな時、強風で窓ガラスが壊れたり、
窓サッシからの吹込みによって、雨が侵入した日には…
部屋が水浸しになり、大切なものが駄目になったり、
大騒ぎになること間違いなしでしょう(;_;)
そういうわけで、今回は窓ガラスの割れをなくする方法や、
水の侵入を防ぐ対策などをご紹介したいと思います。
台風対策で窓の対処法は?
台風の規模によって被害の大きさは変わりますが、
台風によって前線を刺激する雨にも要注意ですね。
まずは、台風の風速と被害の目安をご覧ください。
<<風速と被害の目安>>
・風速10m:樹木全体が激しく揺れ、雨傘をさすことが困難!
・風速15m:古くなった看板や広告塔が飛ばされることがある。
・風速20m:子供は飛ばされやすい!大人も立っていることが難しい。
・風速25m:樹木は折れ、瓦屋根も飛ばされる。
・風速30m:屋根や雨戸が飛ばされ、電柱や古い家が倒れる。
・風速35m:自転車やバイクが飛ばされ、自動車やトラックも危険!
・風速40m:子供や高齢者は飛ばされる事態が起こることがある。
・風速50m:樹木は根から浮き上がり、電柱や殆どの木造住宅が倒壊する。
・風速60m:窓ガラスが割れ、鉄塔が曲がることがある。
この目安によると、風速60m/sで窓ガラスが割れるとなっていますが、
これは風圧に耐えきれず割れる場合の目安です。
実際には、強風で飛ばされた物が、
窓ガラスに当たって割れるケースの方が多く、
たとえ風速15m/sでも、近くの樹木の破片や、
取り付けの悪い看板などが、
窓ガラスに当たって割れることも考えられます。
また、窓ガラスが割れなかったとしても、
雨がサッシの隙間から吹き込み浸水したり、
もし台風で窓ガラスが割れたらどうなる?
割れた場合強風と激しい雨が、
家の中に容赦なく入り込んできます。
<<雨の被害>>
・窓から離れたところも水浸しに…
・パソコンなどの家電関係が被害を受ける
<<風の被害>>
・窓ガラスの破片が粉々に飛び散る
・書類などの軽いものが部屋中飛び回る
などなどの大惨事な状態に…。
台風対策で窓ガラスを割れなくするには?
台風からの浸水の被害を未然に防ぐには、
事前に対策をしっかり立てて準備をしておきましょう。
以下の台風対策は大雨や強風になる前に行うのがいいですね!
<<屋外の台風対策>>
1,窓や雨戸の施錠をはしっかりとする、
必要に応じてベニヤ板などを窓全体を補強する。
2,排水溝や側溝などは、
ゴミを取り除き詰まらないようにする。
3,風に飛ばされそうな物は、
屋内に移動するかロープなどで固定する。
<<屋内の台風対策>>
1,窓ガラスに飛散防止フィルムを貼り、
飛来物が飛び込まないようにカーテンやブラインドを閉める。
2,飛散防止フィルムがない場合は内側に、
段ボールやテープを貼って代用する。
できれば窓ガラスに強化フィルムを、
貼ることをおすすめしますが…
自分で取り付けても1枚あたりの費用が、
約5000円ぐらいかかるので、
そこは経済状況と相談ですね。
完全に割れないようにするためには、
防風ネットを買うのがいいかもしれませんね。
その他にも、停電時の対策として懐中電灯や携帯ラジオ、
非常食などの非常用品の確保、
断水時の対策として飲料水と生活用水の確保もお忘れなく!
台風対策で窓からの浸水の対処法は?
運よく窓ガラスが割れなかったとしても、
窓のサッシから雨が吹き込み、
電化製品や家財道具など大切なものが、
浸水被害に遭うことが十分考えられます。
そんな時の対処法として、
サッシの内側に養生テープや、
ガムテープなどで隙間を目張りすることで、
吹き込みを防ぐことができます。
また、万一の吹き込みに備えて、
窓の周辺から貴重品や家財道具などは、
高い場所に移動しましょう!
台風は時には想像を超えるスケールで、
列島に襲いかかってきます。
十分な台風対策をしているつもりでも、
被害に遭ってしまうのが最近の傾向です。
万が一のために加入している、
住宅総合保険や家財保険などの契約内容から、、
被害にあった場合を想定、適用されるかどうか、
確認しましょう。保険証券も含めて。、
保険を使う場合、
被害状況を撮影して写真などを残しておくと、
有利な場合もありますので、是非撮っておきましょう。
まとめ
台風対策は大雨や強風になる前に行うことが大切です!
窓ガラスに関する台風対策以外にも、
非常時の対策が必要です。
台風が上陸すると停電もしばしばありますが、
停電時の対策として懐中電灯や携帯ラジオ、
また、非常食や医薬品の確保、
断水対策として飲料水と生活用水の確保も大切です!
これらの台風対策をしても、
被害に遭ってしまった場合は、
住宅総合保険や家財保険など保険証券を確認し、
保険が適用される場合は申請してください。