地域差が大きいですが、
入園式に祖父母(義母)が参列する幼稚園は多くありません。
祖父母(義母)がいくら希望しても、
幼稚園の方針で参加できる人は決まります。
孫パワーが強すぎて、人の話を聞かないで参加しようとする、
ちょっと強引な義母もいるそうです。
これからの幼稚園生活で、先生と同学年の保護者から冷たい目で見られるのは、
幼稚園行事に参加するお母さんなので、困ってしまいますよね。
この記事では、
・幼稚園の入園式に義母が出席するのは問題?
・義母の服装は私服でOK!
・義母が出席する理由
・義母が欠席した場合
について解説します。
大切なのは、「幼稚園の方針」と、
今後の園生活に深くかかわるお母さんの気持ちですよ。
幼稚園の入園式に義母が出席するのは問題?
お子さんのご入園、おめでとうございます!
お孫さんの入園式に参列したい、という義母も多いのではないでしょうか。
来てほしくなかったり、
気持ちは嬉しいけど式に集中したい…とお母さんの気持ちも複雑です。
でも、義母の孫を思う気持ちも有り難く、断りづらいですよね。
義母が参列できるかどうかは、幼稚園の方針次第です。
幼稚園の方針が全て
地域差が大きい祖父母の入園式同席問題ですが、多くの幼稚園の場合、
両親のみと指定して、参加人数を制限しています。
ホールで入園式が行われると思いますが、狭い場所が大半です。
駐車場やホールの広さによって、幼稚園側は父兄の参列人数を指定します。
更に、座席は1席のみ用意で、もう1人は立ち見か、終わるまで外で待機、
という幼稚園もありますよ。
義母が同行しても、式典には参加できない可能性もあるんです。
入園式の案内に、詳細が記述されているはずなので、必ずルールを守りましょう。
幼稚園側の人数制限がない場合
人数制限を設けていない場合は、祖父母の参列は可能になります。
気をつけなくてはいけないのが、用意されている座席です。
多くの幼稚園では、お子さん1人に対して、ご両親2席または1席を用意しています。
可愛い孫を近くて見たい!という気持ちが大きすぎると、
周囲への配慮を欠いた行動をしてしまいがちです。
入園するお子さん一人一人に、お母さんとお父さんが来ています。
義母は、用意されている座席は、ご両親のための座席だと理解しておいてほしいですね。
たとえ幼稚園からの案内に座席の件について記述がなくても、
座席の占領をしないようにするのが大人のマナーです。
お母さん(娘やお嫁さん)の了解を得る
お子さん主役の入園式ですが、陰の主役は、お子さんのお母さんです。
お母さんがお子さんの全てを用意し、役員や係などで一番関わっていきます。
晴れ舞台で感動するだけではなく、式後は各教室で今後のスケジュールや、
用意するものなどの説明があるのが大半です。
正直な所、義母(実母でも!)を気遣う余裕がないんです。
お父さんが実親の相手をしないで、お母さんに義母を任せるような人なら、
義母の参列を断られる可能性は高いですよね。
義母と良好な関係を築いていても、色々と気を遣わなければならず、
入園式に集中できなかったりする人もいます。
お父さんのフォローが期待できなければ、全ての負担はお母さんにきますよね。
お父さんはただの「付き添い」にならずに、実親の対応をするだけで、
お母さんは助かるんですよ。
お父さんの協力がなくて、孫パワーが強すぎる祖父母だと、
子どもの行事に呼ばない、知らせない、という家庭も多いそうです。
幼稚園の入園式の義母の服装は私服でOK!
入園式という行事はフォーマルな場なので、
ご両親はフォーマルスーツやワンピースを着用します。
義母も本来はフォーマルスーツやワンピースですが、
ちょっとおしゃれな外出着でもおかしくありません。
入園式では、祖父母用の座席の用意がなかったり、会場後ろの方で立ち見、
会場の外で待機など、対応が違います。
晩婚化が進み、ご両親や祖父母の年齢層も幅広くなってきました。
祖父母は、現役でお仕事している方から、
体力が低下している方などそれぞれですよね。
座席の用意がない幼稚園も多いので、フォーマルの服装だと靴も窮屈で、
ずっと立っていると結構疲れます。
せっかくのお孫さんの晴れ舞台に、体調を悪くしてほしくないですよね。
頑張ってフォーマルを着るよりも、イメージ的に、
ちょっとおしゃれしてお出掛けする位の服装で、充分だと思いますよ。
フォーマルは、黒や紺、白やベージュなどの色が多いので、
色合いだけでも合わせておきましょう。
ワンポイントでアクセサリーをつけるだけで、特別感が出ると思いますよ。
全体の写真撮影では?
入園式後には、記念の写真撮影がありますが、
祖父母は参加できないと伝えておきましょう。
園側から声がけがあれば、それに合わせて撮影に参加すればいいと思いますよ。
祖父母がお孫さんと写真を撮りたいなら、入園式後にお孫さんと記念撮影をした方が、
自然な笑顔で撮影できると思います!
幼稚園の入園式に義母が出席する理由は?
最近のデータでは、両家祖父母の出席率はそれぞれ3%前後と低い傾向なんだそうです。
そもそも幼稚園の方針で、祖父母が参列したくてもできないことが多いんですよね。
私の子供達の卒・入園式を思い出してみると、
会場の狭さの問題で参列する人数制限があったので、祖父母の姿はありませんでした。
ただ、発表会や運動会は制限が緩和されていたので、祖父母の見学が増えていましたね。
祖父母といっても、まだ若くて健康な年代の方が多くです。
そして少子化も進んで、子供が一人、孫が一人の家も珍しくありません。
祖父母の愛情が一人の孫に集中し、
もっと多く関わりたいという気持ちが大きくなるのでしょうか。
下の子がまだ小さいときは、義母に時々頼っていましたが、
どちらかというと実母に頼ることが多かったです。
なぜなら、実母には変な気遣いをしなくていいからです。
関係が良好でも、義母には実母と同じことはできません。
義母もそういう心情を分かっているからこそ、自分から率先して行動しないと関われない!
という気持ちが無意識に働き、関わろうとするのかもしれませんね。
幼稚園の入園式に義母が欠席した時は?
幼稚園側が人数制限を設けず、祖父母の参加が可能だったとしても、
体調不良で行けなくなることもありますよね。
せっかく楽しみにしていたのに残念ですが、
無理して参加はせずご自宅で休んでいてもらいましょう。
近距離に住んでいるなら、制服姿を見てもらうために、
入園式後に義実家に訪問してもいいかもしれません。
お父さんとお母さんが揃って入園式に参列するなら、動画はお父さん、
写真はお母さんと役割を分担するはずなので、いっぱい撮っておきましょう!
入園式後、制服姿を見せに行ったり、いっぱい撮った動画や写真を見て、
お孫さんの様子や、これから過ごす幼稚園の雰囲気を、感じ取ってもらいましょうね。
どんな動画や写真でも、お孫さんが写っているだけでも嬉しいものです。
新しい環境がどんなところなのか気になっているはずなので、
満足してもらうまで、見てもらいましょうね。
入園式に参加できなかった理由によりますが、もし食事を一緒にできるなら、
お孫さんと会話しながらお食事をするのもいいですね。
自然な雰囲気のお孫さんと過ごせるだけで、満足してくれるはずですよ。
まとめ
孫を思う気持ちはとても嬉しいですが、
「幼稚園の方針」が第一優先事項なのでこれに従わなくてはいけません。
たとえ参列可能でも、お父さんが協力してくれないと、
嬉しいはずの行事がお母さんはぐったりと疲れてしまうかもしれません。
お父さんも自覚して、積極的に関わるようにしないといけませんね。
いい距離感で、参加する人皆が負担なく楽しく過ごせることが大切です。
主役である子供を中心にして、今後幼稚園に関わるお母さんの気持ちも理解して、
祖父母(義母)の参列を決めましょう。
参列できない祖父母は、お父さんとお母さんはたくさんの動画や写真を、
撮っているはずなので、それを楽しみにしましょう!
コメント