おねショした布団は、尿を吸い取ってから乾かすことが大切です。
臭い対策も大切で、クエン酸水とお湯が大活躍しますよ。
忙しさにかまけて、汚れたまま布団を干したり、消臭スプレーをかけた
だけの処理しかしていなかったら、シミや臭いが出てきてしまいます。
蓄積された汚れからダニの繁殖につながることもありますよ。
この記事では、
・濡れた布団はどうする?
・シミや臭いを取る正しい対処法は?
・天気の悪い、雨の日はどう対処する?
について詳しく解説します。
おねショで直接汚れないような対策も紹介したので、おねショをする時期を
ストレス溜めずに乗り切りましょう!
おねショの布団を干すだけで大丈夫?
時間がないと、とりあえず天日干しを…と干すだけの人もいます。
乾く…かもしれませんが、シミで残ったり臭いがきつくなってきますよ。
回数が続いたり、時間が経ったりすると、雑菌が繁殖していって、
カビの原因になることがあります。
おねショをした布団は、干して乾かすだけではなくて、
尿を吸い取ってから臭い対策をして乾かすことが大切です。
おねショ布団を干すのを間違えた場合の対策とは?
布団をただ干すだけ
おねショを発見すると、つい慌ててしまいますよね。
なんの処理もせずに干した布団の中には尿が残っています。
例え布団は乾いても尿が残っているので、
アンモニアが濃縮されて臭いが強まってきます!
消臭スプレーをかける
尿は臭い、という意識から消臭スプレーをかける人もいます。
尿が残っている状態で消臭スプレーをかけると、
化学反応を起こして余計に臭くなったりシミの原因になる可能性もあるそうです。
熱湯をかける
雑菌は熱湯に弱いですが、尿に含まれているタンパク質が熱で変性して、
固まってしまいます。
一度固まると、その汚れを落とすのはとても大変になるそうなので、
熱湯をかけるのはやめましょう。
40℃位のぬるま湯がおすすめです。
布団のおねショ対策
防水シーツを敷く
布団用の防水シーツは、小さな範囲に敷く部分タイプと、
布団全体をカバーする全面タイプがあります。
小さなお子さんは就寝中にもよく動きますよね。
安心なのは、全面タイプです。
防水シーツの下まで染み込まないので、洗濯も楽になりますよ。
おねしょズボンを履く
防水シーツは布団を守ってくれますが、布団以外は守りません。
激しく動く寝相のせいで、布団の外でおねショをすることもありますよね…。
そういうときは、おねしょズボンを履かせるのも一つの手です。
ズボン生地の間にラミネート加工された布を挟んでいて、
おねしょズボンの外に尿が出ていきません。
おねショで濡れた布団はどうするの?
これはありがたいアドバイス!
忙しい朝に子どもがおねしょしてしまった! おねしょ布団の“応急処置法”が参考になるhttps://t.co/OvJlOsOuiF pic.twitter.com/lpdsaoGhVB
— ねとらぼ (@itm_nlab) September 28, 2020
おねショをした布団をキレイにする方法
すぐに尿を吸い取る
おねショに気づいたら、それ以上広がらないように、できるだけ吸い取ります。
オムツがあるなら、それを利用しましょう。
全体重をかけるようにして、オムツの吸水面を当てて吸い取りますよ。
水分をたっぷり吸い取るオムツや超吸水タオルなどがおすすめです。
吸収力に優れているので、普通のタオルや雑巾よりも短い時間で吸い取ります。
すぐにニオイ対策をする
尿のアンモニアという成分が臭いの元になるので、
クエン酸水をかけて除去します。
汚れた部分にお湯をかける
お湯をかけたら軽く絞って、という作業を数回繰り返します。
シーツがあるなら取って、40℃位のお湯を汚れた場所にかけます。
中に染み込んだ尿を流すイメージです。
シーツはその後洗濯機で洗いましょう。
しっかりと乾かす
天日干しで風が通るように、時々布団を裏返して干します。
天気が良くても、布団の中の方まで乾くまでは時間がかかるので、
早めの処置をしてできるだけ早く干し始めましょう。
布団の中が湿ったまま使い続けると、雑菌が繁殖する原因になるので、
しっかりと乾かすことが重要ですよ。
おねショ布団をコインランドリーで洗う方法
上記のキレイにする方法を行います。
コインランドリーで使用できる素材か確認しましょう。
洗う時は、綿の偏りを防ぐために丸めてから紐で縛るか、
洗濯ネットに入れて洗いましょう。
洗濯の後に乾燥させますが、
布団の内側までしっかりと乾くようにしてくださいね。
表面だけ乾いた状態だと布団の中身が湿気ったままなので、
雑菌が繁殖する原因となってしまいますよ。
コインランドリーには、
目安時間などが表示されているのでそれを参考にしましょう。
おねショ布団をクリーニングで洗う方法
・自宅でキレイにしてきたけど、シミや臭いが気になりだしてきた…。
・しっかりと汚れを落として除菌したい…。
など、そういうときには、クリーニングがおすすめです。
注意点として、
・扱えない素材があるので事前に確認すること
・クリーニングに出すと数日戻ってこないので布団の予備が必要
などがあります。
クリーニング店へ持ち運ぶのが大変な人には、
宅配サービスがあるお店を利用するのもいいですね。
色々なサービスをつけると費用は更に高くなりますが、
徹底的にキレイにしたいときに利用するといいかもしれません。
おねショ布団のシミや臭いを取る正しい対処法は??
布団のシミや臭いができるのは、
おねショしたときの尿を取り切れていなかったからです。
時間がなくて干しただけ。
子供が騒ぎ出して布団に染み込んだ尿が完璧に取れなかった…。
などという、いろんな理由で布団に尿が残されて、シミとなって残ります。
尿には臭いの元になるアンモニアという成分があって、
時間が経つと臭いを出してきます。
アンモニアはアルカリ性で、酸性のクエン酸が臭い除去に最適です。
■クエン酸水の作り方
クエン酸小さじ1と水またはぬるま湯200mlを混ぜ合わせます。
水よりもぬるま湯の方がクエン酸が溶けやすいです。
スプレーボトルに入れて、汚れた部分に染み込ませますよ。
百均でクエン酸水スプレーが手に入るので、自分で作る手間もなく、
手軽に試すことができますね。
他の掃除にも使えるので、一つあると便利ですよ。
共働き世帯では、朝の忙しい時間に対応するのは困難です。
小さなお子さん達をワンオペで見ているお宅でも、
おねショの処理に専念することが難しいですね。
おねショをする時期は、定期的に布団を洗濯することも大切です。
天候の悪い日、雨の日はどう対処するの?
布団とか洗いに初めてコインランドリー来たけど今時のコインランドリーって雰囲気オサレなんだね pic.twitter.com/oUSzvC0Qkm
— あぐりあです。 (@Aguria6V) January 1, 2023
日中お仕事で家にいない場合や、天気が悪い場合など、
外で干せない時があります。
臭いの原因にあるおねショ箇所は、しっかりと尿を吸い取って乾かすのが大切です。
ドライヤー
濡れた範囲が小さい場合はドライヤーで済む場合もありますが、
時間がかかります。
広い面積が汚れた場合には不向きです。
サーキュレーターなど
イスなどに布団を浮かせるように乗せて、
下部分から、扇風機やサーキュレーターの風を当て続けます。
時々布団を裏返して、両面風を当てましょう。
折り畳み式布団干し用スタンド
コンパクトに収納できたり、いろんなタイプがあります。
屋内外で使用できて、布団以外も干せるので、一つあると便利です。
布団乾燥機
布団乾燥機は、普段布団を干せないときにも利用できますよ。
値段はピンキリで揃っていますが、機能の違いを比較して選びましょう。
コインランドリー
乾燥機が利用できる布団か確認しましょう。
お金はかかりますが、他の方法よりも清潔になり、完璧に乾かすことができます。
天気に恵まれたら天日干しで十分乾くかもしれませんが、
晴天でも気温が低い時期は乾くか心配ですよね。
天気が悪い日の室内干しは尚更心配です。
おねショをされた日の天気で、対策を変えながら乾かしましょう。
まとめ
子供のおねショってしょうがないもの…と分かっていても、
忙しい朝の時間帯に余計な作業が増えて焦りますよね。
簡単に落とすことができないので、がっかりしてしまいます。
まずは布団を汚されないようにおねショ対策をしましょう。
布団の汚れを落とす手間よりも、防水シーツやおねしょズボンなどの洗濯なら、
まだなんとかなりそうだと思いませんか?
万が一布団が汚れてても、被害が少なくて済みそうですよね。
おねショ対策のために便利グッズを利用するのは、
おねショの時だけではなく子供の体調不良の時にも役立つアイテムです。
洗濯の手間とママの心の余裕にもつながりますよ。
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