栃木県宇都宮市にある宇都宮二荒山神社は、地元の方から「二荒(ふたあら)さん」と親しまれ、七五三シーズンには多くの家族連れで賑わいます。
参拝する神社が決まれば、最初に確認する事があります。それは「予約する必要があるかどうか?」ですね。
中でも、寺社によって「予約の受付はいつからなのか?」分からないので戸惑ってしまいますよね。
この記事では、
・二荒山神社の初穂料と祈祷受付期間は?
・二荒山神社の混雑状況は?
・二荒山神社のアクセスと駐車場を紹介
などについて紹介しますね。
事七五三は神社を決めることから始まり「駐車場の確保」「写真スタジオの予約」「参拝する日にち」神社によっては「ご祈祷の予約」が必要だったり、両家の祖父母を招待した食事会などをどこでするか、など色々な準備が必要です。
前に下調べをして準備をしておくと、当日は焦ることなくお子さんの健やかな成長を願うことができますよ。
二荒山神社の基本情報
名 称 | 二荒山神社 |
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住 所 | 栃木県宇都宮市馬場通り1丁目1-1 |
電話番号 | 028-622-5271 |
■宇都宮二荒山神社map
➡詳細情報はホームページでご確認ください。
二荒山神社は、宇都宮の中心部にあり「公共交通機関を利用しても車でもアクセスが良く」困る事はありません。
ご祭神は、二荒山大神の夫婦とその子供である、大己貴命(父)、田心姫命(母)味耜高彦根命(子)の三柱を祀っています。
宇都宮市には江戸時代に選定された七ヶ所の湧き水「七水」がありますがその一つ「明神の井の湧き水」が境内にあります。
二荒山神社七五三2023の予約は必要?
二荒山神社の御祈祷受付は、社務所で当日受付で、予約は必要ありません。神社に到着後は、当日受付順のご祈祷になります。
ご祈祷受付開始時間は、8:30からで、複数組の家族でご祈祷を受けます。
また、一度にご祈祷できる人数も決まっているので、定員になり次第次の祈祷時間に受付されます。
公式ホームページでは、期間を限定せず、ご祈祷は毎日受付をしているそうです。
また、土日祝日、大安、戌などが重なる日に参拝者が多く訪れるので、スムーズにご祈祷を受けたい方は、参拝に行く日にちを検討してみましょう。
七五三詣りのスタイル
今の七五三はいろいろなスタイルがあります。
神社で参拝した後にする事は、、
2. 神社には参拝のみ
3. 七五三は写真撮影のみ
という家族まで様々です。
それぞれのご家庭にあった七五三をして、お子さんの成長を祝いましょう!
七五三の時期は?
日本の伝統行事で、11月15日に親子そろって参拝し、今まで無事に過ごせたことを感謝して、これからも健やかな成長を祈願するのが七五三です。
今は一般的に、10月から11月が七五三シーズンと言われています。
昔とは変わり、共働き世帯が増えて時間の調整が難しかったり、空いている時期を狙って祈願したりと、日付にこだわらない家庭も増えてきています。
また、七五三詣りはご祈祷を受ける家族から、写真撮影だけ、お参りだけなどを選ぶご家庭も多いんです。
11月15日という日にちや、一般的な七五三シーズンにこだわらないで、各家庭に合った七五三詣りを計画しましょうね。
宇都宮二荒山神社の初穂料(祈祷料)は?
初穂料は、七五三の祈祷のお礼として寺社に納めるものです。
二荒山神社では「1人5,000円 / 10,000円 / 20,000円」となっていますが、初めてご祈祷を受けられる方は、どの金額を選べばいいのか分からないかもしれませんね。
一般的な初穂料は「1人5,000円~10,000円」が一番多いようです。なので、初穂料を「1人5,000円または10,000円」を用意すればいいと思います。
また、納めた初穂料の金額の差で、ご祈祷に影響することはありませんので安心してください。
ただ、ご祈祷後の授与品に差が出ることが多く、二荒山神社でも御神札や撤下品が異なったりしています。(2022以前の授与品)
初穂料はどこで、いつ渡すの?
初穂料を渡すタイミングは、一般的には神社でご祈祷を申し込む時に渡すようになっています。
初穂料を渡すタイミングですが、社務所に行くとご祈祷の申し込み用紙が用意されているので、その用紙を記入・提出する時に初穂料を渡すのが一般的です。
初穂料を渡す場所は、神社の規模や地域によって異なるんですね。なので、初穂料を納める時は、料金も含め、お詣り予定の神社にあらかじめ問い合わせしておくことをおすすめします。
参拝客が多く訪れるような大きな神社では、七五三のハイシーズンになると、七五三専用の窓口が別に用意されているところもあります。窓口では、参拝客が並び、順番待ちとなることが予想されます。
のし袋の書き方(手順)
一般的に、初穂料はのし袋(祝儀袋)等に入れて、ご祈祷受付時に渡しますので、最初に、紅白蝶結びの水引ののし袋を用意しましょう。
下記にその手順を紹介しますので、参考にしてください。
↓
2. 水引の上には「初穂料」または「玉串料」と書かれたものか、ご自身で記入します。
3. 水引の下にはお子さんの名前を記入します。
4. 中袋表側には金額(金 ○○円)と明記し、裏側には郵便番号と住所、お子さんの名前を記入します。
祈願受付の流れ
【受 付】
・ご祈祷の申し込みをして、初穂料を入れたのし袋を渡します。
【祈 祷】
・ご祈祷時の所要間は「30分」くらいです。
二荒山神社のご祈祷の受付時間とご祈祷時間は?
神社によるご祈祷の受付時間とご祈祷時間は以下のようになっています。
・ご祈祷時間 :9:00~16:00
記念品の授与は、ご祈祷終了後、お守りなどの記念品を授与します。
宇都宮二荒山神社の混雑状況は?
映画館を出たらわりとお天気よかったので、久しぶりに宇都宮の二荒山神社に立ち寄ってみました。
七五三のお子様たちがけっこういてびっくり。早いのね~ pic.twitter.com/CQfPRK8rnV— soyuki (@soyuki10) October 16, 2022
宇都宮市の七五三詣りは、宇都宮二荒山神社が定番で、毎年多くの家族連れが訪れます。事前予約がないので、早い時間から駐車場へ向かう道が混雑し、ご祈祷を申し込むのも順番待ちで長蛇の列になっている時期があります。
受付後、祈祷開始までの待ち時間が長く発生する可能性があるので混雑する時期は覚悟を決めて行きましょう!
宇都宮二荒山神社を含め、全国的に10月下旬から11月中の土日祝日を中心に混雑します。11月15日前後の土日祝日が一番混雑し、六曜を考慮して日程を決める家族も多いです。
2023年は、10月29日(日)と11月4日(土)、11月26日(日)が「大安」で、多くの方が参拝に選ぶ日にちになりそうです。
日本の伝統行事「七五三」と中国から伝わった「六曜」は、本来関係ないと言われています。気にしていない人もいますが、多くの人はお祝い事と六曜を意識して日程を決めることが多いですね。
とくに祖父母世代は、六曜を気にする人が多いため、祖父母を招待するなら六曜を意識して計画しましょう。
また、着付け後はお子さんの負担を考えて早めに祈祷を受けたい、午後の食事会などのスケジュールに間に合わせたい、などの事情が重なるため、午前中に参拝が集中します。
逆に、午後は参拝する家族は減る傾向になっていますが、11月15日を挟んだ土日祝日は多くの家族が訪れるので午後も混雑傾向です。
比較的空いている平日を選べると混雑状況が変わります。お仕事などの調整ができれば、平日に参拝するという選択もありますよ。
七五三は日本の伝統行事ですが、古くからのしきたりを強く意識し過ぎず、主役のお子さんの体調や混雑を考慮して、家族の一番適した日にお祝いするのが一番です。
宇都宮二荒山神社へのアクセスは?
🚙:車の場合
東北自動車道「鹿沼IC」から約25分、または、「宇都宮IC」から約20分
🚅:電車の場合
・JR宇都宮駅から徒歩約20分
・東武宇都宮駅から徒歩約15分
🚌:バスの場合
・JR宇都宮駅西口バスターミナルから市内バスに乗車して、「馬場町(二荒山神社前)」バス停を下車
宇都宮二荒山神社の駐車場
神社裏手側に、有料駐車場で300台収容可能です。
利用可能時間:8:00~21:00
駐車料金 :60分300円 / 最大12時間1,500円
ご祈祷を受けられたら利用時間内2時間無料になります。
例年、七五三シーズンの土日祝日に行くと、駐車場に入る段階から渋滞になっている時間帯があります。
宇都宮二荒山神社周辺にはパーキングが多くあるので、参拝へ行く時間帯によっては、そちらを利用してもいいですね。
パーキングだと利用料金が安く済むこともありますが、神社提携ではないので2時間無料の特典はありません。
また、パーキングや公共交通機関を利用すると95段の石段を上ることになりますが、二荒山駐車場に駐車すると、階段を上がらずに済みますよ。
2時間無料の特典や移動の問題を考えると、混雑覚悟で、神社の有料駐車場を利用した方がいいかもしれませんね。
七五三詣りにあると便利な物
お子さんは着慣れない着物と履き物で歩きづらく、疲れやすくなります。いつものように動けないストレスから、不機嫌になるかもしれません。
移動中は履き慣れた靴を履かせた方が、負担が減りますよ。例え元気な子でも、万が一に備えて、靴は用意した方がいいものの一つです。
天候によっては寒さを感じる日があるかもしれないので、防寒できるようなものがあると安心です。飽きたとき用の食べやすいお菓子や、小さなおもちゃなどがあるとお子さんの気が紛れるかもしれません。
荷物が増えるかもしれませんが、お子さんができるだけ笑顔のまま七五三詣りが無事に終わるよう、用意しておきましょう。
まとめ
歴史ある寺社で、地域に住む人々の信仰のよりどころになっている二荒山神社には、七五三詣りをする多くの家族が訪れます。
七五三を祝うお子さんはかわいい(かっこいい)着物や履き物で最初は喜んでくれますが、普段とは違う格好や初めての儀式などを体験するなど、刺激が多い一日を過ごします。
できるだけお子さんの負担を軽くするよう、早くから計画をたてて、スムーズなスケジュールを組み立てられるといいですね。
主役のお子さんに喜んでもらえるよう写真撮影や着付け、食事会の計画をたてましょう。
ステキな七五三を迎えられますように!