島根県松江市にある八重垣神社は、素戔嗚尊と稲田姫命が主祭神の縁結びで有名な神社で、七五三の時期にも多くの家族連れが訪れます。
境内には八岐大蛇を退治するときのエピソードが残り、ご神徳高い出雲の古社・名社として位置づけられています。
混雑が予想される七五三シーズンは、受付時間が長くなる可能性があるので最新情報を確認する事をおすすめします。
七五三で着物を着る、3月・4月の桜の時期に前撮りするご家族も多く、前撮りと当日レンタルのご予約を受け付け始める季節となっています。
初穂料は、
参拝する神社を決めても、七五三を迎える家族にとっては、それ以外に決めることがたくさんあるので大変です。
特に、初穂料はどれくらい納めたらいいのか、神社によって違うので戸惑う事が多いですね。
ここでは、初穂料の金額に悩んだりする人が多いので、金額について分かりやすく説明していきます。
この記事では、
・八重垣神社の混雑状況
・八重垣神社へのアクセスと駐車場
・八重垣神社の見どころ
について分かりやすく解説します。
七五三は神社を決めることから始まり「ご祈祷の予約」「写真スタジオの予約」「参拝する日にち」だったり、両家の祖父母を招待した食事会などをどこでするか、など色々な準備が必要です。
事前に下調べをして準備をしておくと、当日は焦ることなくお子さんの健やかな成長を願うことができます。
八重垣神社の基本情報
名 称 | 八重垣神社 |
---|---|
住 所 | 〒690-0035 島根県松江市佐草町227 |
電話番号 | 085-221-1148 |
■八重垣神社map
八重垣神社は縁結びと夫婦和合の神様として有名です。
奥の院には鏡池に占いの紙を浮かべて良縁を占う「鏡池占い」が人気で、多くの女性やカップルが訪れます。
素戔嗚尊と稲田姫命がこの場所で結ばれたという「縁結び」の地として、山陰の有名パワースポットです。
八重垣神社七五三2023の予約は必要?
八重垣神社の七五三の予約は、春頃(4月)から開始されるようです。
理由は、七五三で着物を着る、3月・4月の桜の時期に前撮りするご家族も多く、前撮りと当日レンタルのご予約を受け付け始めるシーズンです。
そして、混雑が予想される七五三シーズンは、受付時間が長くなる可能性があるので最新情報を確認する事をおすすめします。
八重垣神社2023の七五三の初穂料は?
初穂料は、七五三の祈祷のお礼として神社に納めるのですが、納める料金は、一般的に「1人:5,000円~10,000円」と言われているので、この範囲内で用意すると安心ですよ。
のし袋の書き方
一般的に、初穂料はのし袋(祝儀袋)等に入れて、ご祈祷受付時に渡しますので、最初に、紅白蝶結びの水引ののし袋を用意します。
下記にその手順を紹介しますので、参考にしてください。
2. 水引の上には「初穂料」または「玉串料」と書かれたものか、ご自身で記入します。
3. 水引の下にはお子さんの名前を記入します。
4. 中袋表側には金額(金 ○○円)と明記し、裏側には郵便番号と住所、お子さんの名前を記入します。
八重垣神社の七五三詣りの流れ
一般的に七五三シーズンは、10月~11月、12月初旬までと言われているので、公式ホームページもしくは、神社に直接電話をして問い合わせすることをおすすめします。
それでは七五三詣りの流れを紹介します。
山陰地方の島根県・鳥取県では、古くから「紐落とし」と呼ばれる、数え年4歳で男女ともにお祝いをする風習が伝わっていて、一般的な七五三ではなく4歳でお祝いをしていたそうですよ。
今は、古い風習を意識しない若い世代や、転勤族などの増加で紐落としを知らない家族も多く、一般的な七五三詣りも増えてきました。
神社側も時代に沿って、一般的な七五三と紐落とし両方のご祈祷をしていただけるそうです。
八重垣神社七五三の混雑状況は?
八重垣神社 七五三参り
みんにゃに幸せが訪れますように…#しまねっこ pic.twitter.com/dTVF1ce9ga— hal (@halkko_) November 3, 2018
全国的に、参拝の混雑回避のため、9月や10月上旬から12月と七五三詣りの期間が広がっています。
七五三のご祈祷は、神社によって受け付け期間が違うので注意が必要です。ご祈祷の受付は、一年中受け付けているところや、10月から受け付け開始、などそれぞれなんです。
また、七五三シーズン以外に御祈祷を受け付けても、七五三の授与品が用意できていない時期もあるので、事前に問い合わせてみましょう。
混雑が予想される日と時間帯
例年、「10月下旬から11月中旬の土日祝日」を中心に、混みあいます。
混雑が激しいのは「11月15日前後の土日祝日」が一番混雑します。これは六曜を考慮して日程を決める家族も多いのではと思います。
2023年は「10月29日(日)と11月4日(土)」が大安ですので、七五三詣りの日として最適日なので、かなり混雑が予想されます。
それ以外にも、
・11月12日(日)先勝
・11月18日(土)先負
・11月23日(祝木)友引
・11月26日(日)大安
も多くの方が参拝に選ぶ日にちになりそうです。
また、時間帯は10~11時頃に、多くの参拝者で境内が賑わっている印象です。
着付けをしたらお子さんが疲れる前に、早く参拝をしてホッとしたい…
という家族や、午後は食事会などのスケジュールがあると、午前中に参拝が集中します。
逆に、午後は参拝する家族は減る傾向になっていますが、11月15日を挟んだ土日祝日は多くの家族が訪れるので午後も混雑傾向です。
比較的空いている平日を選べると、混雑状況が変わります。お仕事やきょうだいのスケジュールの都合が合えば、平日に参拝するという選択もありますよ。
土日祝日より七五三詣りに訪れる家族は少ないので、家族のペースで過ごせるかもしれません。
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八重垣神社へのアクセスは
🚙:車の場合
山陰道「松江中央IC」から県道246号を経由して約5分
🚅:電車の場合
JR「松江駅」から車で約12分
タクシーを利用する場合は、駅南口を出てタクシーを利用しましょう。
🚌:バスの場合
JR「松江駅」から4番乗り場の市営バス「八重垣神社方面行き」に乗り、
「八重垣神社」バス停で下車
八重垣神社の駐車場は
神社に一番近い駐車場は、宝物収蔵庫前の小さな駐車場があります。
そちらは「収容台数4台」のうち、身障者専用スペースが2台あります。
佐久佐女の森の横には大きな駐車場があり「約150台収容」できますよ。
七五三シーズンは、小さなお子さんがたくさん訪れるので、車での走行は十分注意してくださいね。
また、着慣れない着物と履き物のお子さんが多いので、移動を考慮して、神社入口に近い場所から駐車スペースが埋まっていきます。
駐車した位置やお子さんの状態によっては、移動中は履き慣れた靴を履かせた方が良いかもしれません。
八重垣神社の見どころ
八重垣神社。緑の多い風情のある神社です。七五三の可愛いお子さんが何人かいらっしゃいました。これからの人生、幸多かれ! pic.twitter.com/ijOFYfpcx1
— メロニィ (@melony6420) October 25, 2020
鏡の池
稲田姫が鏡として使ったと言われている池で、良縁を占う多くの女性が訪れます。硬貨を乗せた占い用紙を池に浮かべて、沈む状態を見て占います。
沈む場所は運命の人との距離を表し、沈む早さは良縁の時期と言われていますよ。男女の縁だけではなく、仕事や交友関係などに当てはめて占うことも可能です。
夫婦椿
神社入口近くにある夫婦椿は、稲田姫が立てた2本の椿が起源と言われています。
根元は2本なのに地上で幹が1本にくっついていることから、一心同体、愛の象徴として神聖視されるようになりました。
境内には、連理玉椿、乙女椿、子宝椿の3本の夫婦椿がありますよ。
また、年によっては、ハート型に見える二葉の葉も現れることがあります。
宝物殿
約1100年以上前に描かれたと言われる素戔嗚尊、稲田姫、天照大神、市杵島姫命、脚摩乳命、手摩乳命の六神の貴重な壁画が保存公開されています。
神社建築史上、最も貴重な壁画と言われています。
小さなお子さん連れだと難しいかもしれませんが、拝観必至です!
八重垣神社の撮影スポット
多くの神社にある定番の撮影スポットです。
鳥居:お子さんが一番元気なときに、神社の鳥居を背景に撮影しましょう。
参道:ポーズをとった写真もステキですが、カメラを意識しないで歩いている横からの姿や後姿を撮ることができますよ。
手水舎:参拝前に手や口を清める手水舎では、慣れない場所と作法で清めるので、自然な表情を撮ることができますよ。
拝殿・本殿:七五三詣りをしたら必ず撮影するスポットで、多くの人が撮影している人気のスポットです。
まとめ
歴史ある神社で、地域に住む人々の信仰のよりどころになっている八重垣神社には、七五三詣りをする多くの家族が訪れます。
七五三を祝うお子さんはかわいい(かっこいい)着物や履き物で最初は喜んでくれますが、普段とは違う格好や初めての儀式などを体験するなど、刺激が多い一日を過ごします。
できるだけお子さんの負担を軽くするよう、早くから計画をたてて、スムーズなスケジュールを組み立てられるといいですね。
主役のお子さんに喜んでもらえるよう写真撮影や着付け、食事会の計画をたてましょう。
子供さんにとって、ステキな七五三を迎えられますように!