奈良県桜井市にある「大神神社(おおみわじんじゃ)」は別名「三輪神社」ともいい、七五三シーズンには多くの家族連れで賑わいます。
一般的に七五三の初穂料は「1人5,000円~10,000円」と言われています。
「どの金額を選べば…?」と悩まれたら、上述の範囲内で納めると安心です。
(※1/1から2/6までの期間中は6,000円~) なお祈祷料によってお渡しする御神符(お札)等が異なります。
初穂料の金額が「1人5,000円~」だといくらしたらいいのか悩む必要がないのが嬉しいですね。
ここでは、初穂料の金額に悩んだりする人が多いので、金額について分かりやすく説明していきます。
この記事では、
・三輪神社の祈祷時間&予約は必要?
・三輪神社七五三の混雑状況
・三輪神社へのアクセスと駐車場
などについて紹介しますね。
七五三は神社を決めることから始まり「駐車場の確保」「写真スタジオの予約」「参拝する日にち」神社によっては「ご祈祷の予約」が必要だったり、両家の祖父母を招待した食事会などをどこでするかなど色々な準備が必要です。
事前に下調べをして準備をしておくと、当日は焦ることなくお子さんの健やかな成長を願うことができますよ。
三輪神社(大神神社)の基本情報
名 称 | 三輪神社(大神神社) |
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住 所 | 奈良県桜井市三輪1422 |
電話番号 | 0744-42-6633 |
➡詳細情報はホームページでご確認ください。
神話にも登場する日本最古の神社で、ご神体が三輪山なので、本殿がない造りです。
参集殿入口にある「なでウサギ」は、撫でると身体の痛いところを癒してくれる、または願い事を叶えてくれると言われています。
三輪神社七五三2023の初穂料は?
三輪神社の初穂料は、2種類あります。1つは、通常の初穂料、2つ目は、巫女さんの神楽舞の2つです。
(※1/1から2/6までの期間中は6,000円~) なお祈祷料によってお渡しする御神符(お札)等が異なります。
10,000円以上のご祈祷をお願いすると「玉串(たまぐし)」という榊の枝をご神前に奉納しご拝礼するようになっています。
また、神前に巫女さんの神楽舞を奉納いただく場合の初穂料は」20,000円以上」志納となっています。
三輪神社のご祈祷時間は?
初穂料 | 5,000円~ |
祈祷受付時間 | 8:30~16:00 |
祈祷所要時間 | 20分 |
三輪神社七五三の予約は必要?
のし袋の書き方(手順)
2. 水引の上には「初穂料」または「玉串料」と書かれたものか、ご自身で記入します。
3. 水引の下にはお子さんの名前を記入します。
4. 中袋表側には金額(金 ○○円)と明記し、裏側には郵便番号と住所、お子さんの名前を記入します。
祈願受付の流れ
【受 付】
・拝殿に向かって左側にある参集殿でご祈祷受付をしています。
・受付は「毎日9:00~16:00の時間帯」です。
・手続きをして、初穂料を入れたのし袋を渡します。
【祈 祷】
・待合室で名前が呼ばれるまで待ちます。
【記念品授与】
・祈祷後、お守り、千歳飴などの記念品を授与します。
※ご祈祷所要時間は「約20分くらい」です。
受付からご祈祷で呼ばれるまでが、参拝に行かれた日や時間帯によって大きく変わりますよ。
七五三詣りにあると便利な物
お子さんは着慣れない着物と履き物で歩きづらく、疲れやすくなります。いつものように動けないストレスから、不機嫌になるかもしれません。
お子さんの様子を見て、移動中は履き慣れた靴を履かせた方が負担が減りますよ。天候によっては寒さを感じる日があるかもしれないので、防寒できるようなものがあると安心です。
飽きたとき用の食べやすいお菓子や、小さなおもちゃなどがあるとお子さんの気が紛れるかもしれません。
荷物が増えるかもしれませんが、お子さんができるだけ笑顔のまま七五三詣りが無事に終わるよう、用意しておきましょう。
三輪神社七五三2023の混雑状況は?
全国的に10月下旬から11月中の土日祝日を中心に混雑します。
「11月15日前後の土日祝日」が一番混雑し、六曜を考慮して日程を決める家族も多いですよ。
2023年の大安の日で混雑が予想される日は以下の通りです。
・11月04日(土)
・11月26日(日)
が「大安」で、多くの方が参拝に選ぶ日にちになりそうです。
また、着付け後は早めに祈祷を受けたい、午後のスケジュールに間に合わせたい、などの事情が重なるため、10~12時と13~14時の時間帯にご祈祷申し込みが集中します。
三輪神社では、受け付けからご祈祷開始までの待ち時間が30分~1時間が平均的と言われています。混雑している時期は、1時間以上待つことも珍しくありません。
駐車場も10~12時の時間帯が一番混雑し、土日曜日はほぼ満車状態です。
令和2年9月から三輪神社の二の鳥居前の駐車場が、参道整備工事のため使用できなくなっているので、更に混雑する傾向です。
土日祝日の「大安」は、かなり早い時間からほぼ満車状態になっているそうですよ。
逆に、午後は参拝する家族は減る傾向になっていますが、11月15日を挟んだ土日祝日は多くの家族が訪れるので午後も混雑傾向です。
比較的空いている平日を選べると混雑状況が変わります。お仕事などの調整ができれば、平日に参拝するという選択もありますよ。
また、六曜は寺社とは本来関係ない思想なので、六曜は気にしない家族だけで七五三詣りをする、という方は、「大安」以外でお参りの計画をしてもいいですね。
三輪神社の混雑回避のポイント!
どこの寺社でもそうですが、混雑回避のためのポイントがあります。
・平日の参拝
・9月または12月の参拝
・祈祷受付開始時間または午後
などポイントがいろいろあります。
先程も書きましたが、週末の大安は多くの参拝者が集中します。
家族の予定を優先すると、やはり週末に参拝するのが気楽に計画できますよね。
三輪神社にも「七五三詣」がありますが、「七五三詣」以外でもご祈祷を受け付けているので、時期をずらすことができそうです。
平日の参拝は、家族のスケジュールを調整するのは大変で、土日祝日しか行くことができないかもしれませんね。そういう時は、できるだけ頑張って、9時台に参拝へ行けるように頑張ってみましょう。
9時台という早めの参拝は、駐車場もご祈祷もまだ余裕があるかもしれません。
15時以降も参拝者が落ち着く時間帯ですが、お子さんは疲れやすい時間帯になっています。お子さんの様子を見て「15時以降の参拝」を決めてもいいですね。
七五三は、本来11月15日に親子そろって参拝して、今まで無事に過ごせたことを感謝して、これからも健やかな成長を祈願します。昔と比べると、生活スタイルや考え方の変化で、日付にこだわらない家庭が増えてきています。
寺社でも、コロナ禍を経て参拝分散化をするよう七五三シーズンを広げたり、一年中ご祈祷を受け付けるところも増えました。
家族の祝い方も多様化して、ご祈祷を受ける家族から、写真撮影だけお参りだけ、など家族に合った祝い方を選ぶことが多いんですよ。
七五三シーズンにこだわらず、各家庭に合った七五三詣りを計画しましょうね。
三輪神社へのアクセスは?
🚙:車の場合
・西名阪自動車道「天理IC」から、国道169号線経由
・京奈和自動車道「木津IC」から、奈良バイパス国道24号線・国道169号線経由
・東名阪自動車道「亀山IC」から、名阪国道/国道25号線・県道51号線、国道169号線経由
🚅:電車の場合
JR桜井線「三輪駅」から徒歩約5分
🚌:バスの場合
桜井駅北口2番乗り場から乗車し、大神神社二の鳥居前で下車運行期間:土日祝日のみ(毎月1日、12月24・25・31日、1月2・7・8・9・14・15日以外)
※運 賃:大人190円 / 小人100円
三輪神社の駐車場
公共交通機関を利用してもアクセスが良く、駐車場も第六駐車場までありますが、二の鳥居前の駐車場は参道整備のため利用不可となっています。
三輪神社には「第一~第六の無料駐車場」があります。
それぞれの収容台数は不明ですが「300台」は停められるそうです。
(※2020年9月から参道整備のために二の鳥居前にあった駐車場(収容台数20台)は利用不可となっています)
■第一~第二駐車場
大鳥居をくぐってすぐに、道路を挟んで設けられています。
三輪神社から一番遠い駐車場です。
■第三~第六駐車場
一の鳥居周辺にある駐車場で、道路を挟んで設けられています。
第六駐車場を過ぎると、個人経営の有料駐車場を利用することになります。
有料になりますが、足腰の弱い方やお子さん連れで長く歩くのが困難な場合は利用を検討してもいいかもしれませんね。
まとめ
歴史ある寺社で、地域に住む人々の信仰のよりどころになっている三輪神社には、七五三詣りをする多くの家族が訪れます。
七五三を祝うお子さんはかわいい(かっこいい)着物や履き物で最初は喜んでくれますが、普段とは違う格好や初めての儀式などを体験するなど、刺激が多い一日を過ごします。
できるだけお子さんの負担を軽くするよう、早くから計画をたてて、スムーズなスケジュールを組み立てられるといいですね。
主役のお子さんに喜んでもらえるよう写真撮影や着付け、食事会の計画をたてましょう。
ステキな七五三を迎えられますように!