分かる・解る・判るの意味とその違いは?正しい使い分けをマスターしょう。

投稿者: | 2018年3月16日
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文章や手紙を書いていると、同じ音でも漢字の違う言葉が出てきて、
どの漢字を使えばいいのか?

迷った経験の有る方は多いのではないでしょうか?

そんな時、考えたり、調べたりするのが面倒くさいので、
単純にひらがなを使えばいいと、いう形で済ます人もいると思います。

でも、なるべくなら正確な漢字を使いたいものですね。

昔からよく使われる言葉に、

分かる」「解る」「判る」というのがあります。

この言葉は、音だけでなく、意味も似ている漢字なので、
使い分けに困った方は多いのではないでしょうか。

 

今日はこの「分かる」「解る」「判る」の意味と使い分けについて、
調べてみましたので、ご紹介したいと思います。

参考になれば幸いです!

 

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「分かる」「判る」「解る」の使い方は?

 

 

 

 

 

もし、あなたが手紙や文書を書いている時に、

・「分かる」と、

・「判る」と、

・「解る

のうち、「どの漢字を使えばいいのか分からない」
と迷った時は、悩まずに、

分かる」を使うようにしてください。

現在は一般的に「分かる」を使っていれば全く問題ありません。

 

「常用漢字表」の中でも「わかる」と読む訓が掲げられているのは
分かる」だけなので、「常用漢字表」に従って表記すれば、
「わかる」「分かる」となります。

また、放送用語などでも、「分かる」を使うことになっているそうです

 

「分かる」「判る」「解る」それぞれの意味は?

 

 

 

 

 

「分かる」と「判る」「解る」それぞれの意味は、

1,「分かる」は、物事の事情がはっきりとする。

2,「判る」は、物事の区別がはっきりとする。

3,「解る」は、物事の意味や内容などが理解できる。

だそうですが、これでは少々分かりづらいと思いますので、

もう少し詳しく、「分かる」「判る」「解る」の意味を一つづづ
紐解いていきましょう。

 

「分かる」の意味は?

 

 

 

 

 

 

「分かる」は、「」はもともとと「わける」と同じ起源を持つ言葉。

・ぼやけて不明瞭だった物事や、気持ちを、
「わかる」部分と「わからない部分」に分割したもの。

 

2つにわけてはっきるさせることで、
物事の本質が見え、理解しやすいようになったんですね。

この「分」という漢字には様々な意味がありますが、
「わかる」に関する意味は次のようなものがあります。

●相手の気持ちがよく分かる。

●おやじの言っていることがよく分かる。

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●事情はよく分かる。

●はっきりしなかった物事や事情がよく分かるようになる。

●世の中の物事に詳しい。

●物分かりが非常によい。

などがあります。

ちなみに、「分」という漢字には多くの意味を持っていますが、

「分かる」に関する意味は次を参考にしてください。

・全体から分かれた一部分。

・全体をいくつかにわけ、独立する。

・物事の状態。

・見分ける、わかる。

このように物事を分割することから、

「わかる」ようになり、見分けることが出来るんですね。

 

「判る」の意味は

 

 

 

 

 

 

 

「判る」には、

「物事が判別され、判断しやすい」と言った意味があります。

例えば、「音楽が判る」「判る」とすることで、
その音楽が「素晴らしい曲、なのかまずまずなのか」
などの区別ができるまで、深く理解できる…。

その他、絵画などいろいろな場面でも使われていると思います。

ということから、

判る」には次の意味があります。

●物事の判断がつき、結論がはっきりでる。

●物事の状態が判断できる。はっきりする。

●善悪の判断をする。。

「判る」は「分かる」と意味が似通っていますが、
こちらでは、人の感情、気持ちは反映されません。

また、物事が詳しいかどうかも関係なく、
今まで不明だった物事がはっきりした場合に使われます。

 

ちなみに、「判」という漢字には、

・物事にけじめをつける。

・物事をはっきりさせる。

・優劣や是非を明確にする。

などの意味があります。

 

物事に対して、「良いものか?悪いものか?」
などをはっきりさせる。

曖昧なことは止めて、全てを明らかにする意味が、

「判」の中に課されているんですね。

 

次に「解る」ですが、

「解る」の意味は?

 

 

 

 

 

 

 

 

解る」という言葉には、

物事がこれだと解るように理解される。そのものの価値が理解できる
といった意味があります。

●物事の価値が理解できるようになる

●物事の仕組み、道理が明確になり、理解できるようになる。

●人の心が状況に応じて、理解できるようになる。

●新鮮な問題を解き明かす。

ここでいう「理解」とは、

・他人の気持ちをわかり、察すること。

・物事の意味や道理を正しくわかること。

分かるとは基本的に同じですが、例えば、

人の話をいい加減に聞いて「ああ、分かった、分かった」というのも正しいですが、

逆に「ああ、解った、解った」という使い方は正しくないですよね。

 

言葉だけでは分かりづらいですが、漢字に表せばそのようになります。
「理解」という言葉の違いはそんな処にあるのではないでしょうか。

 

いずれにしても、理解するまでの道筋が詳しかったか、
理解した度合が深かったかの違いだと思います。

 

「分かる」「判る」「解る」の決定的な違いとは?


 

 

 

 

 

分かる・判る・解るの決定的な違いは、

常用漢字」で使われているかどうかです。
 
常用漢字とは、法令・公用文書・新聞・雑誌・放送など、一般の社会生活において、
使用の目安とされている漢字のことですね。
 
ちなみに、学校の試験では、「分かる」以外の「判る」「解る」は間違いとされます

 

*********「常用漢字表」***************

…..〔音訓〕….〔例〕

解….カイ…….解決、解禁、理解
……ゲ………解脱、解熱剤、解毒剤
……とく…….解く
……とかす…..解かす
……とける…..解ける

判….ハン…….判定、判明、裁判
……バン…….A判、大判

分….ブン…….分解、自分、水分
……フン…….分別、分銅、三十分
……ブ………一分一厘、五分
……わける…..分ける、引き分け
……わかれる…分かれる
……わかる…..分かる
……わかつ…..分かつ、分かち合う

*********「常用漢字表」***************

 

「判」「解」という字は、常用漢字表にありますが、
それには「わかる」という読み方は載っていませんでした。
 
慣用的には使いますが、通常は「分かる」と書いた方が良いでしょう。
 
なので、決して、「解る」や「判る」を使うことが
間違いということではありません。

 

まとめ

今回は、「わかる」の漢字の使い方や、

「分かる」と「判る」と「解る」の意味とそれぞれの使い分けに
ついてご紹介しました。

このように、使い方や意味が分かってくると、
今後使い分けに悩まずに済みそうなのが嬉しいですね。

少し賢くなった気分です。

これからも、使い分けの必要を感じない方は、
迷わず「分かる」を使うようにしてくださいね。

 

【参考記事】
初めと始めの違いは?使い分け方はあるの?挨拶はどちらを使うの?

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