天赦日という言葉をご存知ですか?
私の周りでは知らない人が圧倒的でした。
それくらい知っている人が少ない言葉ですが、
調べてみるとある1日の運勢を表す言葉のようですね。
壁に掛けてあるカレンダーには、月日・曜日はもちろんのこと、
六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)も書かれていますが、
天赦日と書かれているのを見たこともありません。
天赦日という文字を始めて見た時は、
天赦日の読み方も分からない方が多いのではないでしょうか。
天赦日を正しく読むどころか、どういう意味なのか?
良く理解できていないのではないでしょうか。
ここでは、天赦日の読み方と意味や、すれば良いこと、
2019年~2022年の天赦日はいつ?などについてご紹介していきます。
天赦日の読み方と意味は?
天赦日の事を掘り下げて行く前に、
曖昧な感じがする、天赦日の読み方を明確にしておきましょう。
「天赦日」は、「てんしゃび」または「てんしゃにち」と読みます。
天赦日の意味とは?
天赦の漢字を見ると、恩赦という言葉があるように、
「天が赦(ゆる)しをくれる日」と解釈しています。
「ゆるす」という漢字に「許す」という字がありますが、
この「赦す」という文字は「罪を許す」時に使う文字なんですね。
天赦日は、「天が我々の全ての罪を赦してくれる日」という意味で、
六曜にある「大安」よりも大吉とされています。
だからといって、悪い事をしてはだめですけどね!
天赦日の意味について少し触れましたが、
以下にその意味を解いた説明文があります。参考にして下さい。、
Wikipediaより
『この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、「最上の大吉日」である。そのため、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記される。』
と書かれており、天赦日は季節と日の干支で決まり、
年に5回または6回しかない貴重な吉日のため、
一粒万倍日など他の吉日と重なると効果が倍増すると言われています。
天赦日は暦の上で最上の吉日なので、
新しい何かをスタートさせたり躊躇していたことに挑戦するには最上の日なんですね。
天赦日に行うと良いとされること
天赦日は新しいことを始めたり、
今までどうしょうかと悩んでいたことに挑戦するには最適な日です。
・プロポーズ結婚
・結納
・入籍
・慶事
・出生届
・引っ越し
・独立/開業
・財布の新調など、
今まで躊躇していた事を始める…
などがあります。上記の行事をする時に六曜の大安が重なれば最高ですね!
天赦日のカレンダーは?
ここでは2019年~2022年の天赦日についてお話していきます。
天赦日は日本の暦の上で最上の吉日と言われていますが、
それでは、まず2019年の天赦日はどれくらいあるのでしょうか?
六曜の大安のように、週1回のペースで巡ってきますが、
天赦日は、そういうわけにはいかないようです。
2019年の天赦日は、7日あります。
ここでは、天赦日の日の六曜と、暦注の中の最良の日とされる事項を合わせて紹介します。
<<2019年の天赦日>>
・1月27日(日)
・2月10日(日)
・4月11日(木)
・6月26日(水)
・9月8日(日) ※大安・一粒万倍日・吉日
・11月7日(木)
・11月23日(土)
2019年の最強の日は、「9月8日」
この日は、天赦日、一粒万倍日、大安、吉日と言われるものが、
すべて重なっているので、大変縁起がいい日なので、何をしてもいいのではないでしょうか。
暦注の一つ、寅の日とは「金運招来日」とで言われる縁起の良い日で、
同じく暦注の一つ、一粒万倍日とは「物事を始めるのに良い日」です。
天赦日と大安と一粒万倍日が重なった、
※9月8日は、2019年の最良の日になるでしょう!
まとめ
天赦日は、天がすべての罪を許すという、日本の暦の上で最上の吉日で、
新しいことや今まで躊躇していたことに挑戦するには最良の日です。
一般的に大安に入籍や結婚式を挙げる方が多いですが、
天赦日が大安より吉日だという事はあまり知られていません。
天赦日は、不成就日など他の凶日や、
禁忌日と重なっても、跳ね返すほどの最強の吉日とも言われています。
最良の日ということで、一般的には、
「天赦日に入籍」「天赦日に結婚」や「天赦日に財布を購入」
など、大事な事を起こす時に、選ばれているようですね。
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