「クリスマスの由来や起源」については諸説いろいろでどれが正しいのかは,
わかりませんが、カトリックで言われているのは、
キリストが人間の姿を借りてこの世に降りてきた日となっています。
キリストは神様が人間界に与えた神様の子供というのが定説です。
よく外国人が胸に十字を切っているのを見かけたことがあると思います。
十字は上が神(父)、下が子(キリスト)、両側が聖霊です。
これは自分を守ってくださいという意味で、十字を切っているのです。
ですからキリストは自分は神の子であるといっていたのですが、
誰もそれを信じようとしなかったのです。
聖霊降臨祭はキリストの復活を祝うための行事です。
ですから人間にはなしえない奇跡をいくつも起こしているのです。
聖母マリアは処女のままキリストを生みました。神の子供なので、
母親が処女であることが絶対条件だったのです。
これは天使が舞い降りてマリアに伝える受胎告知の絵でもよく知られています。
マリアにはヨゼフという大工の婚約者がいましたが、
これを知ったヨゼフは世間体を考え、ひそかに離別しようとしました。
故郷にいられなくなった二人は旅に出ますが、
宿屋がいっぱいで泊まることができないため、
馬小屋に泊まりましたがそこでマリアは、キリストを産んだのです。
流れ星によって誕生を知った博士たちが、生誕を祝うため馬小屋を訪れたのです。
生誕は誕生日ではありません。キリストがこの世に降誕した日を生誕祭というのです。
このキリストの誕生劇というのは、海外ではクリスマスによく演じられているのです。
言葉では難しくても、劇ならわかりやすいということもあるようです。
でもこんな難しいことを子供に説明しても無理ですよね?
ここでは、「クリスマスの由来や起源」などについて
保育園児でも分かるように簡単にまとめてみました。
クリスマスの由来や起源は?
(出典:https://www.pakutaso.com/)
クリスマスって何?
そう聞かれたら正直困ってしまいますよね・・・。
では簡単に言うと、キリストは神様の子供で世の中の病気などで、
苦しんでいる人を救うために生まれてきたという風に伝えるのはどうでしょうか。
クリスマスはキリストがこの世に神様の子供として誕生した、
そのお祝いの日という風に伝えてみたらいかがですか?
クリスマスプレゼントは、よい子のための神様からのプレゼントというのはどうですか?
サンタクロースは神様の使者といえば子供も納得するのではないでしょうか。
クリスマスの保育園での説明は?
(出典:https://www.pakutaso.com/)
クリスマスは本来、キリストの降誕を祝いそれを授けてくれた、
神に感謝の祈りをささげるという日なんですね。
神様が自分たちを守ってくれるためにこの世に来てくれたことに、
感謝する日というぐらいでよいのではないでしょうか。
ケーキはお祝いするためのもの、プレゼントはよい子たちへの神様からのプレゼント、
というくらいでよいのではないかと思います。
感謝の気持ちが生まれればそれで十分なのではと思います。
あまり難しいことをいっても理解しろといっても無理だと思うので・・。
クリスマスやサンタクロースの意味が少しでも理解できれば、クリスマスの意義はあると思います。
クリスマスツリーが飾られ、歌を歌ったり、ゲームをしたりして楽しむ
子どもにとって何か特別の日と思えれば、それでよいのだと思います。
クリスマスは誰の誕生日?
(出典:https://www.pakutaso.com)
欧米の家庭では、食事の前に聖書の1節を読み、
感謝の祈りをささげてから食事に入るというのが一般的です。
ずいぶん面倒な事と思いますが、やはり宗教が生活の一部であるからだと思います。
野球やサッカーなどで国歌を歌うとき左胸に手を当てているのを見た人も多いと思います。
左胸は心臓、ハートのある部分だからです。母国への誇りとでもいうのでしょうか。
教会は信者でなくてもだれでも入れます。クリスマスにミサを体験してみるのもよいかもしれません。
クリスマスはキリストの誕生日ではなく、本当の誕生日というのは不明なのです。
神様からこの世に授けられたので、降誕祭というのが一番ふさわしいと思います。
改宗が主で、いわゆる辻説法(集会所のようなところで神について話す)のようなことが多く、
有名なのは山上の説話で、絵にも描かれています。
まとめ
少し難しかったかもしれません。ごめんなさい。
子供も、大人もあまり難しいことは考えず、
楽しいクリスマスであればそれでよいのではないでしょうか。
子どもにとってはツリーとケーキとプレゼント・・・。それだけで十分だと思います。
歌を歌ったり、お友達とゲームをしたりして楽しめれば、
クリスマスの意義はあるのではないかと思います。
欧米から伝わったものでも、日本流に子供も大人も楽しく過ごせれば
神様も喜んでくださるのではないでしょうか。
お祝いをするのに国境はないと思います。
戦争をしている国でもクリスマス停戦があるぐらいなのですから・・・・。
クリスマスが世界平和につながるのなら、神様もきっと喜んでくださると思いますよ。
※将棋の加藤一二三さんはカトリック信者として有名で
、麹町の聖イグナチオ教会の信者だそうです。
上智大の中にあります。常に感謝の心を忘れずに毎日お祈りを欠かさないそうです。
毎日の食事に感謝し、奥様の手料理を頂いているとのことで、仲がよくてうらやましい限りです。
見習いたいと思っています!