三重県鈴鹿市にある椿大神社は、三重県で一番人気のある初詣スポットです。
「道祖の神」として家内安全・商売繁昌・無病息災・交通安全・厄除・進学・
就職・人間生活の開運に後利益があると言われています。
普段ならスムーズに向かうことができますが、
一番人気というだけあってお正月三が日は毎年大渋滞になります。
ここでは、「椿大神社初詣2023の混雑状況や渋滞」、「お守りのお焚き上げ」
「駐車場や屋台の時間」などを紹介しますね。
椿大神社初詣の混雑状況や渋滞は?
毎年、年越しは奈良に居るのだけど、あまり行列に並ぶような初詣はしないので、今日の椿大神社の車から渋滞&お詣り行列は新鮮でした。屋台で唐揚げ買って、たまにはこういうのも楽しい。 pic.twitter.com/gOqoayRuus
— ハヤシダイスケ(絵描きのほう) (@Daisuke884) January 6, 2019
椿大神社の初詣は、大晦日から三が日は大変混雑します。
最寄りの高速出口から一本道を進みますが、
初詣時期は渋滞する車で動かなくなるくらいです。
通常10~15分ほどで神社に着くのが、40分以上時間がかかるようです。
また、椿大神社の参拝者駐車場は500台ありますが、
臨時駐車場が用意されるほどです。
臨時駐車場は神社から少し離れたところにあって、上り坂になっているので、
お子さん連れや高齢の方は無理をせず時間をかけて神社へ向かってくださいね。
ただ、近くの駐車場に長時間並んで駐車しようとするよりは、
少し離れた駐車場に停めて歩いて向かう方が、時間的に短縮するかもしれません。
一緒に参拝する人達の年齢や体調を考慮して、
無理のない範囲で計画しましょう。
椿大神社初詣の混み具合について
椿大神社では以下の時間帯が大混雑しています。
1月1日 :0時~3時、9時~16時
1月2日 :10時~15時
1月3日 :10時~15時
どこの神社でもそうですが、3日までの初詣は大混雑します。
三が日の参拝を気にしない人は、
日にちをずらして参拝するのがいいかもしれませんね。
渋滞や参拝客の混雑を避けるには、早朝や夕方以降の参拝がよさそうです。
椿大神社・お守りのお焚き上げは?
お守りは一年に一度は新しいお守りと替えることが望ましいとされています。
願いが叶ったお守りはもちろんですが、
願いが叶っていなくても一年間の無事を感謝して、いただいた神社へお返ししますよ。
古いお守りは納札所に納めましょう。
椿大神社では、直接神社へ行けなくても郵送で引き取って頂けます。
地域によって多少前後、そして名称も違いますが、
1月15日には全国の神社でどんど焼きが行われます。
各家庭の正月飾りを目印に家にきてくださった年神様を、
正月飾りやお守りなどを燃やして煙とともに見送ります。
椿大神社では、1月15日には「自祓御幣焚上式」が行われます。
自祓御幣焚上式とは?
自祓(じばらい)とは、自分で自分を祓うという意味です。
御幣(ごへい)とは、神社祭祀で使われる祭具の一つです。
細長い木に紙垂(しで)と言われる紙が左右に垂れているものです。
神社でのご祈祷をするときの参拝者の罪穢れを祓うために使う、
大幣(おおぬさ)とは違って、御幣は神様が宿るものとして神殿にあります。
この御幣を使って自分自身を祓うためのものが自祓御幣です。
椿大神社では、ご祈祷をされた方やご希望の方に郵送で送られます。
1月15日までに集まった自祓御幣は、
護摩木と一緒に御神酒と塩でお祓いして焚き上げる儀式が自祓御幣焚上式です。
お焚き上げとは?
椿大神社⛩(椿さん)さんから自祓御幣が送られて来ました😊
「お正月」🎍近づいて来たって感じです😅
いつもながら 有り難いです🙏 pic.twitter.com/G1cTmqLAtg— Mikan (@FukfukuFunyan2) December 11, 2020
お焚き上げとは(おたきあげ)亡くなった人が生前に大切にしていたものや、
気持ちが込められたものを、感謝の気持ちを込めて天に返すための儀式です。
「どんどん焼き」とも呼ばれたりします。
日本では、故人が思いを込めたものには気持ちが宿ると言われおり、
大切にしていた遺品や品物などを、捨てるに捨てられず困ることが多いですよね。
そんな時に、神社やお寺で供養して貰うのが「お焚き上げ」です。
お焚き上げの効果ってあるの?
お焚き上げを行う事により、様々な効果があると言われています。
効果については以下にまとめて見ました。
1.故人様への届け物ができる
亡くなった人に、この世の品物を届けたい場合や、納棺時に入れ忘れた品物がある時など、
お焚き上げをすることで、その品物などを故人に届けられると言われています。
2.悪い縁を切ることができる
ご自身に悪い事が起きた場合には、悪い事と関連している品物を、
お焚き上げすることで、悪い縁がきれる。
悪い縁を切ることで、徐々に良い縁が増えていくとされています。
3.動物の供養ができる?
動物の毛皮などを使用した衣服や小物をお焚き上げすることで、
その動物たちの痛みや苦しみを慰めて、供養ができるそうです。
4.感謝の気持ちを伝える事ができる
いろんな人たちが、ご自身のために祈願してくれた「合格祈願のお札」
そして「入院した時に頂いた千羽鶴」などの品物をお焚き上げすることで感謝の気持ちを伝えます。
5.悪い縁を切ることができる
自分の身に良くないことが起きた時には、その悪いことと関連している品物を、
お焚き上げすることで縁を切ることができます。
悪い縁を切ることで、徐々に良い縁が増えていくとされています。
お焚き上げができる品物は?
魂が宿っていると感じて、廃棄することに気が引ける品物は、
お焚き上げで供養を行うといいでしょう。
ここでは、お焚き上げを行う品物にはどのようなものがあるのかを解説します。
・お守り
・写真
・人形・ぬいぐるみ
・達磨(だるま)
お焚き上げができない品物は?
お焚き上げは、故人の思い出の品物であれば何でも良いと言う訳ではありません。
一般廃棄物の不燃物になるような品物や焼却した時に、
有毒物質が発生する品物などは、たとえお焚き上げであっても、違反になるので、
これを神社や寺院が行えば罰になります。
・プラスティック製品
・ガラス製品
・ビニール製品
・有害物質等の危険物
・引火性のあるもの
お焚き上げの相場は
神社、もしくはお寺にお願いする時は、「お焚き上げ」
して欲しい場所が用意されています。
この場所にお焚き上げをして欲しい品物があれば、
お気持ち程度のお賽銭でお願いをします。
ただ、お焚き上げ出来ない品物などは、
神社・お寺の神棚処分という形で処理されます。
神棚処分は、神社やお寺の祈祷受付所という場所で受付しています。
神棚処分の場合は、ご祈祷料を納めます。
神棚の大きさや祈祷に立ち会うかどうかで金額が違います。
寺社仏閣によっては、気持ち程度で納める処もあるようです。
でも、気持ちって本当に難しいですよね!
最初から決めてくれた方が余程気持ち的に楽です。
椿大神社初詣の駐車場や屋台の時間は?
椿大神社初詣の駐車場は?
椿大神社初詣の駐車場は、
普段は500台収容可能の駐車場があります。
例年、初詣の期間中は臨時駐車場ができて、
合計1,000台以上収容できるようになっています。
それでも、長い駐車場待ちの渋滞が発生しますよ。
当然ながら遠くなればなるほど、徒歩での移動が長くなります。
2022年の初詣のときの臨時駐車場では、
付近の小学校などが臨時駐車場として利用されました。
こちらから徒歩で20分ほどの距離の上り坂を徒歩で向かうことになります。
体力ある年代は散歩がてら向かうことができますね。
椿大神社初詣の参拝時間は?
大晦日12月31日のご祈祷受け付けは16時まででした。
大晦日は午後11時に御祈祷受付と御神札・御守授与が開始し、
終夜参拝が可能です。
ご祈祷を受けられる方は「おみちびきローソク」が授与されます。
無くなり次第終了とのことです。
元旦は、0時から歳旦祭、新春初祈祷が行われます。
1日: ~18:30
2日: 7:00~18:30
3日: 7:00~18:30
4日: 8:00~16:30
1日: ~19:00
2日: 7:00~19:00
3日: 7:00~19:00
4日: ~8:00~17:00
1日: ~22:00
2日: 5:00~22:00
3日: 5:00~22:00
4日~10日:5:00~19:00
11日~ :5:00~18:00
※正月三が日と、土日祝日は例年大混雑します。
コロナ禍で分散参拝傾向気味でしたが、それでも三が日は混みますよね。
可能なら平日の参拝の方が混雑を避けられますよ。
参拝を控えている方や、行くことができない方は、電話やFAX、メールでも
ご祈祷とお守りの郵送依頼ができるので活用してみましょう。
椿大神社・屋台の時間は?
椿大神社の屋台は、境内や参道を中心に出ていて毎年賑わっています。
大晦日には19時頃から、元旦以降は9時頃から営業をしているようですよ。
三が日は多くの屋台が揃っていて賑わいがありますが、
7日頃から少しずつ減っていくようです。
屋台が閉まる時期はその年によって違う印象です。
参拝後に暖かいものが食べられるのは嬉しいですね。
屋台定番のお好み焼きや焼き鳥などから、はしまきもありますよ!
椿大神社初詣の見どころやおすすめポイントを紹介!
三重県・椿大神社の境内にある「かなえ滝」。その名のとおり“願いを叶えてくれる”と伝えられている滝で、パワースポットとしても有名なんですよ。https://t.co/VCQoxFknCb #ことりっぷ
<etsunyaさんの投稿> pic.twitter.com/AzmhgpitYt— ことりっぷ (@cotrip_twi) February 9, 2016
開運みちびきの神様として知られている猿田彦大神の本宮、
椿大神社は大正時代に建てられた日本最古の神社です。
空気が澄んでいて神秘的な雰囲気で多くの人を惹きつけます。
かなえ滝
パワースポットとして有名なのが「かなえ滝」です。
開運成就や恋愛成就のパワースポットとして有名で、
かなえ滝をスマホの待ち受け画面にしたら願い事が叶うとも言われています。
招福の玉
台座の上にある球をなでながら「払え給え、清え給え、六根清譲」と、
三回唱えてお祈りすると、心の中に幸せを招いて、念願が叶えられると言われています。
土公神陵(どこうじんりょう)
参道途中にあって見落としてしまいそうですが、
前方後円墳(「高山土公神陵」)あります。
猿田彦大神の墳墓(お墓)だと伝えられていますよ。
椿大神社には欠かせない場所ですね。
延命地蔵堂(えんめいじぞうどう)
平安後期に作られたと言われています。
昔から難病に効果があると言われている有名な地蔵堂で、
全国各地から参拝者や信仰者が集まっています。
別宮 椿岸神社(つばききしじんじゃ)
猿田彦大神の妻、天之鈿女命をご祭神としています。
結婚もしていて、芸能の神様でもあるため、
芸能上達、夫婦円満、縁結びの神様として参拝者が訪れますよ。
椿大神社の参拝後はぜひ境内をゆっくりと探索してみてくださいね。
椿大神社の基本情報
椿大神社は地元の方からは「椿さん」と呼ばれて親しまれています。
◆椿大神社
住 所:三重県鈴鹿市山本町1871
電話番号:059-371-1515
⇒詳細情報はホームページでご確認ください。
椿大神社へのアクセス
🚙:車の場合
東名阪自動車道「鈴鹿IC」より約10分
新名神鈴鹿PAスマートインターより約2分(ETC車のみ出入り可能)
🚅:電車と🚃:バスの場合
●近鉄「四日市駅」下車
三重交通バスで椿大神社行きに乗車して約55分
●JR「四日市駅」下車
三重交通バスで椿大神社行きに乗車して約1時間
●近鉄「平田町駅」下車
鈴鹿市C-BUSで椿・平田線に乗車して約50分
●JR「加佐登駅」下車
鈴鹿市C-BUSで椿・平田線に乗車して約40分です。
まとめ
「三重県のおすすめ初詣スポット特集」を更新しました。三重県では多度大社、椿大神社、伊勢神宮など有名な初詣スポットが多数!1月の旅行を計画中の方はご参考にどうぞ https://t.co/kKVYHBaD14 #初詣 pic.twitter.com/IQuXtIOKKt
— 観光三重(三重県観光連盟) (@kankomie) November 22, 2016
山や緑に囲まれている椿大神社は、空気がとても澄んでいますが、
初詣の時期はとても寒いです。
渋滞や参拝客による混雑だけではなく、
防寒対策も忘れずに初詣に向かいましょう。
神社も山の中腹にあるので、上り坂が続きます。
歩きやすい靴がおすすめですよ。
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