紅葉の季節が終わりを告げる頃、京都嵐山では冬の風物詩として、
嵐山花灯路のイルミネーションが今年も開催されます。
嵐山ならでは美しい灯りの風景は疲れた心を癒やしてくれる、
には最高の散策ロードです。
LEDを使用する「灯りと花の路」は、嵐山の市街の路でゆっくりと見ることができます。
そんな「嵐山花灯路2018年の見どころや、おすすめのビューポイント」などを、
ご案内していきます。行かれる方は参考にしてくださいね。
嵐山花灯路2018のおススメビューポイント!
【ホームページ更新しました!】
みなさんこんにちは。
嵐山花灯路の開催が近づいてきました。
ぜひご覧いただき、散策の参考にしてください!https://t.co/jWL05Ed3iS pic.twitter.com/fEc0n0xHPS— 京都・花灯路推進協議会事務局 (@kyoto_hanatouro)
2018年11月29日
<嵐山花灯路のおススメビューポイント>
■中之島公園周辺
阪急嵐山線、嵐山駅から中之島公園へ渡る小さな橋からは、
ライトアップされた嵐山の山々と川沿いに建つ料亭の静かな灯りが、
見事な調和を見せ、華やかで美しい景色を見ることができます。
■渡月橋
渡月橋左岸を上流へ移動すると、渡月橋は小さくなりますが、
川幅は広くなり、あおむらさきにイルミネーションされた、
嵐山の山々が川面に映し出され、幽玄の世界を作り出しています。
まさに幻想的な世界を演出しています。
幽玄の世界で広がるイルミネーションの光は嵐山の夜をやさしく包み、
本当に静かでひっそりとした光景ですべての音が吸収されてしまったように感じます。
嵐山花灯路2018特別拝観スポット
(出典:https://www.pakutaso.com/)
京都では11月から12月にかけ、秋の特別拝観を開催されます。
ふだんめったに見られないようなものが見られるので、楽しみの一つです。
嵐山の特別拝観スポットとしてご紹介していきますが、
夜だけではなく昼間の紅葉も楽しだりされてはいかがでしょうか。
花灯路は嵐山だけでなく東山でも行われていますので、
そちらも足を運んでみていただきたいと思います。
まず一つ目にご紹介するのは、
■大亀山 宝厳院
・期間2018年10月6日(土)~12月9日(日)
庭園のほかに、本堂でふすま絵「風河燦燦三三自在」
(田村能里子画伯の筆によるもの)も公開されます。
■八瀬 瑠璃光院
えい山電鉄 「八瀬比えい山口駅」
八瀬は、安らぎの場として古くから知られていたところだそうです。
落ち着いた雰囲気で心が落ち着くのではないでしょうか。
庭園のもみじが人気の場所で、
和室の木枠がフレームの役割をして絵のように見えるのが印象的です。
■寂光院
寂光院は尼寺で建礼門院の庵として知られています。
平家物語りにも登場するゆかりの品々が展示されます。
■東寺
足利家のぼだい寺として知られています。
境内のライトアップと金堂と講堂の夜間特別拝観が行われます。
■青蓮院
相阿弥(能の人)、小堀遠州(茶人)による庭園
霧島の庭が有名
■高台寺
秀吉とねねのゆかりの寺として知られています。
ライトアップされた紅葉が見事ですが、時期的には遅いですね。
■清水寺
夜空に向かって放たれる青い一条の光は観音様の慈悲の心を表しています。
清水の舞台と紅葉のライトアップは絶景と言えるでしょう。
たくさんあるので、選んでたずねてみてはいかがですか。
昼、夜それぞれに趣が違い、楽しめるところが多いと思います。
嵐山花灯路2018混雑状況は?
(出典:https://www.pakutaso.com/)
人気の高い竹林の小径、渡月橋などは人気が高いので混雑していて、
歩いて回るだけでも一苦労します。
空いている時間帯は、
ライトアップ直後や消灯ギリギリの時間が比較的すいています。
後は、平日に行ければゆっくり見られますよ。
時間的に余裕があれば、順路を逆回りにするとか、
工夫すると案外すいているところもあるので試してみてはいかがですか。
歩くとかなり距離があり、時間もかかるので、一度に見るのではなく、
何回かに分けて見に行かれたら良いと思います。
生け花プロムナードも開催されていておすすめの場所です。
大きな生け花作品を間近で見られるのは少ないと思います。
ライトアップされた素晴らしい作品を楽しまれてはいかがでしょうか。
まとめ
行灯が照らす、光と花のハーモニー・・・。
訪れる人の気持ちを暖かに包んでくれるやさしさが京都の魅力の一つなのかもしれません。
年々人気が高まり、夜といえど訪れる人が多く嵐山は見学の行列で賑わっています。
花灯路にまだ行かれたことのない方は、
今年こそ、是非一度お出かけしてみてはいかがでしょうか?
京都嵐山が醸し出す情緒感たっぷりの雰囲気を楽しめます。
冬の京都も改めて見直す良い機会かも知れません。