日本の夏の夜空を彩る花火は、切っても切れない夏の風物詩です。
日本は花火大王国と言われるくらい、
7月~8月にかけて、あちこちで、盛大に花火大会が開催されます。
日本全国たくさんある花火大会の中では、
花火師さんの腕を競う「花火競技大会」の名のつくものがあちこちにあります。
大曲の花火大会もそんな大会の1つです。
「全国花火競技大会」といえば、
大曲の花火大会を指す人が多いのではないでしょうか。
それほど権威のある花火大会なんですね。
何しろ、内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞など多数の賞が授与されるなど、
花火師たちの人生が左右されるほどの花火大会です。
ここではそんな2017年大曲の花火大会について
・大曲全国花火競技大会「大曲の花火」について
・2017年大曲の花火大会の開催日程と概要
・無料席廃止・有料自由席に変更!
・有料観覧席チケット販売情報
などの情報をお届けします!
目次
大曲全国花火競技大会「大曲の花火」とは
大曲全国花火競技大会は全国の花火師が集まって腕を競い合う大会です。
大会の歴史は古く、「大曲の花火」は約100年前の昭和43年から始まったとされています。
諸事情で途中中断になったことはありますが、
2017年で91回目となる歴史ある花火大会です。
この競技大会では内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞・中小企業庁官賞
文部科学大臣奨励賞などが授与される、歴史と権威ある大会だけに、
全国から集ってくる花火師の力の入れようは相当なものです。
さらに、この「大曲の花火」の素晴らしい点は、
競技玉として創造花火が採用されているところですね。
この創造花火は花火師たちの個性を発揮できる場で、
ストリー性を持った花火、そして音楽イメージと調和した作品を競いあうもので、毎年斬新なテーマ性に優れた花火が、大曲の夜空いっぱいに描かれます。
花火大会を競う花火師にとって、とても勉強になる創造花火です。
そんな見どころいっぱいの「大曲の花火」
2017年の開催日程と時間・場所とうについてご紹介していきます。
大曲の花火大会の開催日程と概要
第91回大曲花火大会2017年の開催日程は次の通りです。
◆開催日:2017年8月26日(土)
◆日 時:昼花火:17:30~
夜花火:18:50~ (午後21:30終了予定)
◆打上げ場所:秋田県大仙市大曲花火大橋下流雄物川河畔
◆打上数:約18,000発、(
◆有料席:あり(当日券はありません)
※雨天決行、悪天候などの場合、順延、延期。延期は未定!
◆交通
電 車:JR「大曲駅」より徒歩約30分
自動車:秋田自動車「大曲IC」より約10分(通常時)
※当日は、交通規制がしかれ、大変時間がかかります。
◆駐車場:あり(19,000台/臨時駐車場・市内駐車場の合計台数)
以上が、開催の概要となります。
花火大会の見どころは?
「大曲の花火」は3つの部門に分かれております。
1,「昼花火」
2,「10号玉花火」
3,「夜花火」
の3部門から構成されています。
昼花火は夜花火とは違って、日没前でもあり、明るさが残るので、
花火の光が多少見にくい状況になります。
しかし、昼花火の一番のウリは、
花火の光の代わりに色煙で表現されることにあります。
その色煙の花火も光とは違い、幻想的で美しいので十分満喫できます。
その他、10号玉花火の部も2発打ち上げられます。
1発目は伝統的な芯入割物で三重芯以上とする伝統花火が打ち上げられます。
2発目は創造花火と同様に自由花火が打ち上げられますが、
この2発の花火と創造花火の総評によって受賞するかどうかの評価を下されます。
中でもやはり創造花火は花火師にとって最大の見せ場なので
盛り上がりが最高潮に達します。
また、打ち上げ花火にテーマを設けてあります。
色彩・形・リズム感・立体感などどれをとっても同じものはなく、
花火師達の個性・創造性が煌めいて夜空を鮮やかに彩ります。
花火好きも、そうでない人も、
この大曲の花火大会の絢爛豪華さの見聞きによって
一度は訪れたと思っている人が年々増えているのは納得です。
花火大会の無料席廃止・有料自由席に変更!
大曲の花火大会は、昨年まで無料席がありましたが、
今大会から、すべて有料自由席に変更になります。
無料で観覧するつもりだった方には
残念なお知らせになります( ;∀;)
これで場所取りを心配しなくて良いわけでもないので、
場所取りに大変なことに変わりありませんね。
何故この様なシステムになったのか?
その理由は、トイレの設置、警備員の配置、芝の整備等、
多額の費用がかかるためだそうです。
人気があるのは良いことですが、経費の捻出に頭を悩ませているのは
どちらの実行委員会も同じですね。
という訳で、現在分かっている情報としては、
・1名 1,000円(高校生までは無料)
・販売は当日、現地にて徴収。
という2点です。
詳細については、現在のところ不明ですが、
2017年のシステムが決まり次第、お知らせします。
1016年の会場案内図です。参考までに。
↓
⇒会場案内図の詳細はこちら
花火大会の有料観覧席(桟敷席)チケット販売情報!
場所どりって本当に疲れますよね!
バタバタせずにゆったりと花火を楽しむのならやっぱり有料観覧席がいいですね。
有料観覧席は何と言っても、一番良いポジションを確保していますから。
デートに家族連れとかで、ゆったりと鑑賞したいなら有料観覧席(桟敷席)がオススメです。
大曲花火大会の有料観覧席チケットは、
団体用と個人用の二種類あります。
ここでは、個人用のチケット販売情報をご案内していきます。
※但し、ここでは小学生以上からチケットが必要になります。
チケットをお持ちでない場合、入場できません。お間違えのないよう注意して下さい。
有料観覧席の種類と料金
・A席:23,000円(定員6名)コンパネ敷き畳 2枚分(1.8m×1.8mの広さ
・C席:15,000円(定員5名)護岸 堤防の斜面の席(2m×2mの広さ)
・イス席:3,000円(定員1名)パイプイス
※イス席は上流と下流に分かれて配置されます。
【注意事項】
※A席、C席、イス席のいずれか1種類、最大2マス(イス席は4席)までお申込み可能
※A席、C席は小学生から観覧席券が必要となり、イス席はすべてチケットが必要です
※チケット代金とは別に、配送料として1件につき864円が必要となります。
チケット販売方法について
個人の有料観覧席チケットの販売方法は、すべて抽選販売です。
その流れは、
1,申し込み
↓
2,抽選
↓
3,販売
という流れになります。
個人A席・C席・イス席の抽選販売は、
1,電話
2,インターネット
3,直接販売
の3通りあります。
それぞれの販売システムには条件がありますので、
ご自分のスケジュールに沿って申し込みしましょう。
※それぞれの販売情報については、販売内容が異なりますので、
下記の大曲商工会議所・実行委員会事務局が掲載しているHPをご覧ください。
↓
⇒大曲の花火大会有料観覧席(桟敷席)チケット販売案内の詳細はこちら
車を利用の場合はパークアンドライドがオススメ!
車を利用して会場に行こうと考えている方にとって、
当日の混雑具合が気になるところじゃないでしょうか。
渋滞時間等、具体的な時間はここではお伝えすることはできませんが、
かなりの渋滞、混雑が予想されます。
実行委員会事務局によれば、
1,初めて「大曲の花火」を観覧される方への心得として、
人口約4万人弱の大仙市大曲地区が一夜にして80万人(観覧者数)に膨れ上がり、そのほとんどが1.6キロメートルの河川敷運動場に集まります。
周辺道路は大渋滞。駅など会場へ続く道は人・人・人。
会場内はさらに人の山で、危険防止のため入場規制が行なわれる場合がある。
と楽しく花火大会を観覧する心得を呼びかけています。
これを読む限りでは、交通渋滞と交通規制のため公共交通機関の利用は難しく、
とにかく歩くことが基本になりそうです。
歩いても到着まで30分が、最速らしいので、
その混雑ぶりは、半端じゃないですね!
そこでオススメなのが、「パークアンドライド」を利用することです。
「パークアンドライド」って何?
知らない方が多いと思います。
・パーク=駐車
・アンド=そして
・ライド=乗る
つまり、最寄りの駅近隣に駅駐車場に車を止めて、
電車で大曲駅へ移動、徒歩で会場に向かうという方法です。
↓
⇒公共交通機関おすすめアクセス
まとめ
いかがでしたか?
日本の花火大会を代表する大曲の花火。
大曲全国花火競技大会の魅力についてご紹介していきましたが、
観に行って後悔することはまずないと言っていいほど見応えがあるのが特徴です。
ぜひ一度は観に行っていただきたい花火大会の一つですので、ぜひご参考ください。