秋の彼岸が近づくと、田畑の畦や土手などに、
真っ赤に色づいた彼岸花が一斉に咲き始めるのを観ることができます。
彼岸花の名前で古くから親しまれているこの赤い花は、
極楽浄土に咲く花として別名曼珠沙華とも呼ばれています。
ここ日向薬師・彼岸花の群生地は、
関東でも有数の彼岸花の名所として知られ、
「かながわの花の名所100選」にも選ばれ、多くの観光客が訪れます。
この日向薬師の彼岸花とは、
参道沿いに群生している彼岸花も含め、
参道入口付近~日向川沿いに洗水バス停近くまでの群生地の総称です。
彼岸花の群生地では、ウォーキングや写真撮影など、
思い思いに日向の風景と彼岸花を楽しむ人で賑わいます。
ここでは、日向薬師彼岸花の開花情報や、見頃時期とアクセス、
撮影スポット情報などをご紹介します。
日向薬師彼岸花の開花情報
2017年の彼岸花の開花と見頃時期を、
9月中旬~9月下旬と想定しています。
原風景が残る、日向薬師・彼岸花の咲き誇る様子を、
映像でじっくりご覧ください。
日向薬師彼岸花の日程・時間・場所
伊勢原市日向(ひなた)地区には、他県で開催しているような、
彼岸花まつりなどのイベントは行われていません。
その代わり、彼岸花のシーズンになると、臨時観光案内所が、
彼岸花の見頃に合わせて、下記の要項で設置されます。
◆名称:臨時観光案内所
◆設置場所:日向薬師バス停そば/洗水地区の能力開発センターそば
◆設置期間:9月16日(土)~9月24日(日)(予定)
◆時 間:9:30分~15:00(予定)
◆お問合わせ先:0463-73-7373(伊勢原市観光協会)
開花情報の詳細は、
⇒日向地区彼岸花開花情報 を御覧ください。
※以前は、臨時観光案内所の設置は、一箇所のみでしたが、
昨年度(2016)から洗水地区の能力開発センター近くにも設置されました。
これで群生地の最上部と最下部に設置されるので、
どちらから散策してもいいようになりました。
また、観光ボランティアガイドとウォーク協会の皆さんが、
散策路や観光名所の案内をしていただけます。
日向地区彼岸花群生地MAP
日向薬師・彼岸花の見頃は?
訪れる前に、まず調べておきたいのが開花情報ですね!
開花情報の詳細は、日向地区彼岸花開花情報で確認することができます。
楽しみに行ったのに、開花が遅れて見れなかったなんてことがないよう、
事前にチェックしましょう。
開花情報の詳細は、
⇒日向地区彼岸花開花情報を御覧ください。
日向薬師・彼岸花の見頃は、
彼岸花の開花条件は気温の影響が大きく、
一日の平均気温が20~25度になった時と言われています。
近年は、気候の変動が激しく、気温や降水量の変化によって、
早まったり、遅くなったりしますので事前確認はしっかりと行いましょう。
例年の見頃・開花状況を確認してみると、
見頃が9月20頃~9月下旬で約1週間ほどでした。
臨時観光案内所の設置期間とほぼ重なっていますね!
日向薬師・彼岸花へのアクセス
<<電車・バス・徒歩でのアクセス>>
◆小田急伊勢原駅から「日向薬師」行きバス約25分 徒歩約15分。
<<車>>
彼岸花の見頃時期の土日・祝日は混み具合が半端ないです。
また日向薬師までの道路は狭くて急な坂道になっています。
ベテランの方でも慎重な運転が必要とされます。
また、駐車場はありますが、どこも駐車スペースに余裕がありません。
なので、日向薬師にこられる場合、バスの利用をおすすめします。
しかし、バスの運行も、平日は2本、土日でも3本しか運行されません。
お帰りの際には時間に余裕を持って、バスをお待ちください。
日向薬師・彼岸花撮影スポットは?
日向地区周辺の彼岸花は、朝夕と涼しくなると、
開花が進み、見ごろを迎えるようになります。
連休が始まる頃には、ほぼ満開となるのではないでしょうか。
黄金色の稲穂に真っ赤な彼岸花と、
遠くに広がる山々、美しい里山のコントラストの、
風景を楽しむことができます。
写真や写生、散策、どれもおすすめです。ぜひ足を運んでみてください。
まとめ
日向薬師・彼岸花の群生地は、
関東でも有数の彼岸花の名所として知られ、
「かながわの花の名所100選」にも選ばれ、
多くの観光客が訪れる彼岸花群生の名所です。
彼岸花の開花条件は気温の影響が大きく、
一日の平均気温が20~25度になった時と言われています。
例年、9月20日頃~9月下旬頃までが、
見頃時期となっていますが、
果たして2017年の見頃はどうでしょうか。
今年も撮影スポットとして、コスプレ姿の女性など、
彼岸花の群生を背景に、撮影模様があちこちに見られることでしょう。
コメント