秋の彼岸が近づくと、田畑の畦や土手などに、
可憐な曼珠沙華が一斉に咲き始めるのを観ることができます。
彼岸花の名前で古くから親しまれているこの赤い花は、
極楽浄土に咲く花として別名曼珠沙華とも呼ばれています。
ここ埼玉県日高市にある巾着田は、(通称:曼珠沙華公園)
日本有数の曼珠沙華の群生地です。
彼岸時期の巾着田には、約500万本の曼珠沙華・彼岸花が咲き誇ります。
これほどの大規模群生の彼岸花は日高市巾着田だけ、まさに圧巻ですね!
ここでは、日高市巾着田の曼珠沙華まつりの概要や、見頃時期とアクセス、
撮影スポット情報などをご紹介します。
目次
日高市巾着田曼珠沙華まつりの概要は?
日高巾着田 曼珠沙華・彼岸花の咲き誇る様子を、
映像でじっくりご覧ください。
ここからは、
「巾着田」の名前の由来などをご紹介していきます。
巾着田の名前の由来は?
巾着田は、奥武蔵丘陵の山裾を縫うように流れる高麗川が、
その流れを大きくカーブさせた場所にできた水田地帯の地名。
名前の由来は、近くの日和田山から見ると、
まるで巾着の形をしていることから巾着田の名前が付いたそうです。
なんか、命名の理由が単純ですよね(*´∀`)
巾着田 曼珠沙華まつりの日程・時間・場所
毎年30万人近い見物客で賑わう巾着田曼珠沙華まつりは、
今年も下記の通り開催されます。
公園内は、約30店舗が出店、地元のグルメや特産品を販売。
山菜うどん・お団子・焼きそばなど美味しい食べ物がたくさん売られます。
近年は知名度も上がったこともあり、観光客も増え、
期間中の休日は、特に周辺道路が渋滞するようになってきています。
会場までは、高麗駅からは徒歩で訪れるのが超オススメです。
高麗駅から巾着田に行く人がほとんどなので、
迷う事なく流れに従ってゆっくりと歩いても10分ほどで着きます。
<<巾着田 曼珠沙華まつりの概要>>
◆名称:巾着田曼珠沙華まつり(きんちゃくだまんじゅしゃげまつり)
◆日程:2017年9月16日(日)~10月1日(日)
※日程は昨年度を参考に紹介しています。
実際の開花状況は、日高市・曼珠沙華の里「巾着田」
を御覧ください。
◆時間:9:00~16:30
◆場所:巾着田曼珠沙華公園
◆入園料:300円/人、中学生以下は無料
◆面積:約22ヘクタール
◆本数:約500万本
※巾着田曼珠沙華公園は彼岸花の開花期間中のみ有料となっています。
巾着田MAP
巾着田曼珠沙華の見頃は?
訪れる前に、まず調べておきたいのが開花情報ですが、
詳しくは、上記記載の日高市・「巾着田曼珠沙華」
公式HPで確認することができます。
楽しみに行ったのに、開花が遅れて見れなかったなんてことがないよう、
事前にチェックしましょう。
詳細は、
⇒日高市・曼珠沙華の里「巾着田」を御覧ください。
巾着田曼珠沙華の見頃は、
彼岸花の開花条件は気温の影響が大きく、
一日の平均気温が20~25度になった時と言われています。
近年は、気候の変動が激しく、気温や降水量の変化によって、
早まったり、遅くなったりしますので事前確認はしっかりと行いましょう。
また、曼珠沙華の群生するエリアも、
上流エリアと下流エリアに分かれており、
見頃時期もエリアによって多少変わってくるようです。
例年の見頃・開花状況を確認してみると、
見頃が9月20頃~9月下旬で約1週間ほどでした。
曼珠沙華まつりの期間とほぼ重なっていますね!
巾着田曼珠沙華のアクセスと駐車場は?
<<電車・徒歩でのアクセス>>
◆西武池袋線「高麗駅」から徒歩約15分。
<<バスでのアクセス>>
◆JR「高麗川駅」から飯能駅行きバス、下車徒歩5分
<<車でのアクセス>>
◆圏央道「圏央鶴ヶ島」I.Cから約11キロ
◆圏央道「狭山日高IC」から約8キロ
※曼珠沙華開花期間中は巾着田の周辺道路が大変渋滞します。
<<駐車場>>
◆普通車:500円/日 (24H利用可能、第一駐車場のみ)
◆二輪車:100園/日
・高麗神社(無料駐車場)
・日高市役所(無料駐車場)
※巾着田曼珠沙華まつりの期間中は大変混雑するので、
公共交通機関の利用がおすすめです。
<<トイレは?>>
常設のトイレは3箇所あります。
設置場所:管理事務所、第1駐車場、ハス池近くのログトイレがあります。
内2箇所(管理事務所、第1駐車場)に身障者用のトイレがあります。
巾着田曼珠沙華の撮影スポットは?
巾着田の彼岸花の咲き誇る様を心に刻むよう、
撮影スポットをご紹介します。
ご参考にしてくださいネ!
巾着田に咲く曼珠沙華
雑木林の中に広がる赤い絨毯模様は圧巻です。
500万本と大規模群生の曼珠沙華は日本一を誇ります。
林の中で、目にする曼珠沙華の咲き誇る、
ボリュームある景色は、カメラアングルに困りません。
撮影時間が、夜~早朝を考えている人は、
開園時間外(7~17時)でも大丈夫なので安心して行けます。
曼珠沙華の咲く場所は、高麗川の蛇行によりつくられた、
「巾着田」(きんちゃくだ)の中にあります。
巾着田の曼珠沙華は、
上流から下流に向かって順々に咲き誇っていきますので、
撮影日が遅くなる日は、下流の方がおすすめです。
まとめ
日高市巾着田の曼珠沙華まつりは、
年間30万近く観光客が訪れる埼玉を代表するイベントです。
巾着田は日本有数の曼珠沙華が群生している場所として、
シーズンにもなると県内外から30万近い観光客で賑わう人気スポットです。
総数約500万本の曼珠沙華が一斉に咲き誇る様は圧巻です。
巾着田曼珠沙華まつり開催中は、周辺道路の渋滞が予想されます。
できるだけ電車・バスなどをご利用ください。