高松塚古墳や石舞台で有名な飛鳥ですが、
明日香村には「全国棚田百選」に選ばれた「稲渕の棚田」があります。
明日香村稲渕の棚田は、
約21ヘクタールの広大な面積を誇ります。
秋の彼岸が近づくと、広大な棚田一帯の畦や土手などに、
真っ赤に咲く彼岸場花を目当てに見物に訪れる観光客が絶えません。
彼岸花の名前で古くから親しまれているこの赤い花は、
極楽浄土に咲く花として別名曼珠沙華とも呼ばれています。
2017年の明日香村彼岸花まつりは、
光に包まれる「飛鳥光の回廊」と同時開催されます。
昼は棚田と彼岸花、夜は淡い光が灯される明日香村の、
幻想的な光景を楽しむことができます。
ここでは、明日香村彼岸花まつりの開催情報や、
見頃とアクセス情報・撮影スポットなどをご紹介します。
明日香村彼岸花まつりの開催情報!
明日香村、棚田に咲き誇る彼岸花の様子を、
映像でじっくりご覧ください。
明日香村彼岸花まつりの日程・時間・場所
県内外から多くの見物客で賑わう明日香村彼岸花まつりは、
今年も下記の通り開催されます。
◆名称:彼岸花まつり2017
◆日程:2017年9月23日(土)~9月24日(日)
◆時間:10:00~16:00頃(予定)
◆場所:明日香村・稲渕地区など
◆料金:無料(一部有料コーナーあり)
◆面積:約21ヘクタール
◆お問合わせ先:0744-54-4577(明日香村観光実行委員会 事務局)
※ 詳細は明日香観光ポータルサイトを御覧ください。
明日香彼岸花まつりMAP
明日香村彼岸花の見頃は?
訪れる前に、まず調べておきたいのが開花情報ですが、
基本的には、例年彼岸祭りが行われる時期が見頃です。
2017年の明日香彼岸花まつりは、9月23日・9月24日の
の両日に開催されますが、彼岸花の見頃はいつ頃でしょうか?
例年の見頃時期で行くと、今年の見頃は、
と予想されます。意外と短いですね。
彼岸花の開花条件は気温の影響が大きく、
一日の平均気温が20~25度になった時と言われています。
近年は、気候の変動が激しく、気温や降水量の変化によって、
早まったり、遅くなったりしますので事前確認はしっかりと行いましょう。
また、彼岸花の群生するエリアも、
場所によって多少変わっているようです。
明日香村彼岸花まつりのアクセスと交通規制!
<<電車・バス>>
◆近鉄:橿原神宮駅東出口~飛鳥周遊バス(30分)~石舞台バス停下車~徒歩30分
<<自動車>>
◆阪奈道路:葛城IC~国道165~169号⇒30分
※稲渕地区には、駐車場スペースが十分ではありません。
また、明日香村内の道路は平日でもたいへん混雑しますので、
公共交通機関をご利用がおすすめです。
<<通行規制>>
彼岸花祭りの期間中、
普通車と大型車の一方行の規制が実施されます。
◆期間:2017年9月23日(土)と18日(日)
◆時間:9:00~17:00
◆区間:祝戸公園入口から稲渕(一方通行となります)
※稲渕から阪田へは通行できませんので、車の方、ご注意下さい。
明日香村彼岸花の撮影スポットは?
黄金色の稲穂がゆれる棚田のあぜ道を真っ赤に彩る彼岸花は、
絶好の撮影スポットです。
棚田の畦に咲く彼岸花とのコントラストは、
撮影スポットとしてもたいへんな人気です。
このコントラストを目当てに、
多くのカメラマニアや一般の観光客で大賑わいです。
のどかな里山で、のんびりと散策しながら彼岸花と、
稲穂がゆれる棚田を楽しむ一時は都会の喧騒を忘れさせてくれます。
昔懐かしい日本の秋の田園風景は、
訪れる人の心を穏やかにしてくれる数少ない場所ではないでしょうか。
まとめ
高松塚古墳や石舞台で有名な飛鳥ですが、
明日香村には「全国棚田百選」に選ばれた「稲渕の棚田」があります。
棚田は撮影スポットとして、カメラマニアや一般客で、
たくさんの人が訪れます。
絶好の撮影ポイントを見つけては、
田んぼの中や畦に入って撮影する方がいますが、
私有地が殆どですので勝手に立ち入るの遠慮しましょう。
彼岸花を見て歩くには、かなりの時間を要しますので、
履きなれたスニーカーなどがオススメです。
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