「暑さ、寒さも彼岸まで」といいますが、
お彼岸を迎える頃には、暑さも和らいで少しづつ過ごしやすくなってきますね。
お彼岸には、お墓や、お仏壇などにお供えをして先祖供養をしますが、
お墓に供えるもの、仏壇に供えるものと、それぞれお供えするものが違うと思います。
お彼岸といえば、お家の仏前にお参りにいきますよね!
挨拶をして、仏前にお供えをして、お線香を上げて、
そして手を合わせるのが一般的な作法ですよね。
しかし、いざお供え物と考えた時、どのようなお供え物を用意すればいいのか?
お金ならいくら包めばいいのか?迷いますよね!
ここでは、お彼岸のお供え物について、
どのような物をもって行けばいいのか?
金額の相場はどのくらいなのか?
などお彼岸について原則的なことについてお話します。
目次
お彼岸のお供えのおすすめ商品は?
お彼岸のお供え物としては、お線香やロウソクなどは定番ですが、
それ以外では、日持ちのする食品やお菓子など、
貰って喜ばれるものがいろいろあります。
そこで、定番の中でも頂いて喜ばれる、
選りすぐりのお供え物を紹介しようと思います。
お彼岸にお供えしたいお線香
お線香は定番というより、鉄板のお供え物ですね。
それくらいお参りには欠かせないお供え物の一つです、
お線香はいくらあっても困るものではないので、
ほとんどのお家で重宝されるのではないでしょうか。
しかし、そのお線香にもいろいろ工夫がされているようです。
理由は、煙や臭い、火事などを気にする人が増えているのが原因。
そのため、お線香を2つに折って立てるご家庭があったり、
また、住まいの関係で、仏壇が限られた場所にある家でのお線香は、
部屋に臭いがこもるため、点けたら直ぐ消すという人も多いそうですね。
このように、お線香の臭いや煙の苦手な方には、香りも煙も殆ど出ない、
ミニサイズのお線香などが人気があるようです。
また、通常サイズであればこちらのお線香も人気です。
煙が苦手な方、香料が体質に合わない方などにおすすめです。
お線香を上げる意味は「お線香を通して、仏様とお話をする」という意味がありますが、
ご家庭によっては、ミニサイズなどが喜ばれる場合がありますので、
そちらも検討されたら如何でしょうか?
お彼岸にお供えしたいお茶とは?
昨今は日本茶ブームで、様々な種類のお茶が販売されていますが、
美味しい日本茶を飲むと「ホッ」とするというか、心が和みますね。
しかし、お茶の入れ方一つで美味しくとも、不味くもなります。
せっかく頂くのであれば、美味しいお茶を頂きたいものです。
ここでは、誰でも簡単に美味しいお茶を頂くことができる方法をご紹介します。
ANA国際線のファーストクラスでも使われている、
大人気の「煎茶のティーパック」です。
このお茶を飲んだことがある人、もしくは、
お茶通の方なら分かると思いますが、本当に美味しいです。
ティーパックなのに急須で入れたような美味しい味わい、
そして、色、香り、味と三拍子揃った煎茶のティーパックは、
日頃、日本茶をあまり飲まない人でも、お茶の美味しさにビックリされると思います。
ティーパックだと、急な来客や時間に余裕のない時などでも、
この急須で入れたような美味しい煎茶でおもてなしが出来ますし、
ホットしたい一時に頂きことができる素晴らしい煎茶です。
興味がある方は覗いてみて下さい。
お彼岸にお供えしたい乾麺とは?
暑い夏には、素麺や冷や麦、細うどんなどが定番ですが、
季節も変わり幾分過ごしやすくなってきたお彼岸のお供え物に、蕎麦はいかがでしょう。
管理人はお蕎麦が大好きなので、蕎麦をおすすめしていますが、
蕎麦は、日持ちのする乾麺としてお供え物に最適で、人気商品の一つです。
お蕎麦は好みに合わせていろいろな食べ方がありますが、
中でも人気のあるお蕎麦を紹介します。
お彼岸にお供えしたいお菓子とは?
お彼岸のお供え物といえば、直ぐ浮かぶのはぼたもち・おはぎですよね。
諸説はいろいろありますが、基本的にぼたもち・おはぎは同じもので、
春は牡丹が咲く時期なので「ぼたもち」
秋は萩の花が咲くので「おはぎ」と季節に咲く花に合わせて呼び方を変えたようです。
しかし、お彼岸だからといって無理にぼたもち・おはぎを用意する必要はありません。
中には苦手な人もいると思いますし、何よりも生ものなので長持ちしません。
そこで最近ではぼたもち・おはぎではなく、
「家族や故人が好きだったお菓子や長持ちするクッキー」
などをお供えに・・・という人も増えているようです。
また、地域によってお供えするお菓子が決っているところもあるようです。
双方の実家にお彼岸におまいりに行く際には、
事前に調べておくことをおすすめします。
お彼岸にお供えする金額の相場は?
お彼岸は1年のうち、春と秋の2回あり、
春は「春分の日」秋は「秋分の日」をそれぞれ「彼岸の中日」、
と呼びその前後3日ずつの合計7日間あります。
初めてお彼岸を迎える方は、知らないかもしれませんが、
お彼岸は「初盆」もしくは「新盆」とは違い、
初めてであっても特別何かすることはありません。
ご仏前にとお供え物としては、お付き合いの事も関係も考え、
何をすればいいのか?「商品か?」「お金か?」
包むんだったらどれくらいすればいいのか?
悩みますよね!
お彼岸のご仏前の金額や相場については、
お住まいの地域やご家庭のしきたりなどによって違うことがあります。
しかし、一般的にはどの地域でも相場はほぼ同じような金額だと、
思っていいのではないでしょうか。
例えば、結婚されている双方のご実家の場合、こちらの年齢や
お供え物の有無によっても違いますが、それでも大体、
3,000円~5,000円が相場のようです。
昔は地域によってバラツキがあったようですが、
今はネット時代ということもあり情報の拡散が早く、
こういった情報も広がる速度は半端なく早く相場が形成されていくようです。
秋のお彼岸は、お盆が終わったと思ったら直ぐにやってきます。
近くに住まいがあれば、そんなに負担にもなりませんが、
離れていると、かなり負担に感じる時もありますよね!
私は、兵庫の田舎に実家がありますが、お彼岸には墓参りを済ませてから、
仏壇にお供えするお菓子やお線香など、
金額にすると約5,000円程度を持ってお参りをしています。
仏前には親父や、母親が好きだった食べ物をお供え物するようにしています。
特にお供えとして、お金は用意していくことはありません。
お彼岸のお返しはどうすればいいの?
お参りして頂いた方から戴くお供えに、
お金を戴く場合がありますが、そんな時は頂いた金額の、
半分程度を目安にお返しをします。
亡くなられて初めてお彼岸を迎える場合は、
お参りに来られる人が多くなることを想定して、
お供えのお返しには、香典返しや法事などの引き出物と、
同じ物を用意しておくといいでしょう。
もし、お返しが残ったとしても、自家用にでも使えますので、
多少多めに用意しておくといいと思います。
お返しの掛け紙の水引は、黒白、双銀、黄白の結びきりで、
表書きは、「彼岸供養」「粗供養」「志」などと書きます。
一般的に多いのは、「志」です。
お供えのお返しの品物としては、日持ちなど気にしなくていいもの、
例えば、賞味期限が気にならない、お茶や海苔、タオルなど軽くて
持ち帰りに負担にならないものがいいでしょう。
香典返しの商品を選ぶには、
お返しに最適な品物が数多く取り揃えてある、通販ショップなどがあります。
価格別でも選ぶ事が出来るので参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか、お彼岸のお供え物はどのような物をもっていけばいいのか?
お返しの金額の相場、お供えに頂いた時のお返しはどのようにすればいいのか?
などお話しましたが、参考になれば幸いです。
お彼岸のお供え物のポイントは、
日持ちのする包装されたものがおすすめですね。
おはぎやぼた餅などは、ご家庭によって好きらいがあり、
日持ちが悪いのであまりおすすめできませんが、
最近は、お供えのお返しとして、いろいろな物が出回っています。
ちょっと珍しい物が見つかれば、新鮮味があっていいかもしれません。