「慣れる」と「馴れる」それぞれの意味と違いは?使い分けは簡単!

投稿者: | 2018年3月31日
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就職して仕事を始めると、よく先輩たちから「もうその仕事なれた? 」
って聞かれることがあると思いますが、あなたは経験ありませんか?
 

思いやりや親切心で気にかけてくれる先輩たちの心遣いが、
嬉しいもあり、戸惑いもありと胸中複雑な時がありますよね。

 

中には、「なれた時こそ注意しなきゃね! 」
と親切にアドバイスをくれる仲間もいます。

 

ところでこの、「なれる」には、

 

慣れる」と「馴れる
2つの漢字があります。

 

このように漢字の読み方はそれぞれ同じですが、
意味は全く違います。

 

みなさんはこの漢字の使い分けができていますでしょうか?

 

このような漢字の事を、(「異字同訓」いじどうくん)と呼んでいます。
もしくは、同訓異字とも言います。

 

異字同訓の中には、声を出して読んでみても、

その違いがほとんど分かりません。

 

日本語にはこのような「同じ音で違う漢字」を使用することが、

多いので、注意しないと間違えやすいですね。

 

どうでしょうか?

あなたは、この2つの漢字の違いを知り、

正しい使い分けができていますか?

 

慣れ」と「馴れ」の意味の違いをしっかり覚えて、

どちらを使えばよいのか迷わなくなるようにしましょう。

 

それではそれぞれの意味の違いと使い分けを説明します。

ぜひ、参考にしてくださいね。

 

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「慣れ」と「馴れ」それぞれの意味と違いは?

それぞれの漢字を見ればお分かりだと思いますが、

実は、「慣れ」と「馴れ」、の意味はまったく違います。

 

慣れるの意味は?

 

 

 

 

 

まずは、「慣れる」には次のような意味を、

もっています。順を追って説明します。

・何度も同じ事を継続することで、スキルが上がってくる

・毎朝運動をしているので、体が当たり前のように動く

・もう叱られることに恐怖感がなくなった

 

という風に理解しておけば大丈夫です。

 

ポイントは、「何度も同じ経験をする」という点でしょうか。

 

何度も、何度も同じ事を繰り返し経験することで、
自然に体が覚えて物事が上達するようになることを指しています。

 

慣れる」という「慣(かん)」は、習慣の「」にも、
使われるように、自然体で「いつも同じ動作を繰り返す」という意味があるんですね。

そのため、経験を積んてきた場合は、

慣れる」を使うんです。

どうですか、この違いお分かりになりましたか?
私たちは毎日の生活の中でいつの間にか、

 

「習慣」になっていることがたくさんあります。

 

朝起きてから、自宅を出るまで、まるでロボットのように、、
ルーティンとして日々同じ事をやっているのではないでしょうか?

 

これらはすべて「慣れる」からできることです。

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「馴れる」の意味は?

 

 

 

 

 

 

こちらも同じように「馴れる」には次のような意味を、

もっているので順を追って説明します。

・気難しい先輩だったけど、親しみを感じる

・引越し先の隣人がどのような奥様か心配だったけど、親しげに話をしてきた

・犬がすり寄ってくるので、警戒感がなくなった

 

ポイントは、「人や動物などに対して使う」という点。

 

「最初はソリが合わなく、ぎこちなかった人間関係が、

自然とスムーズに行くようになった。」

「警戒していた犬が、突然すりよってきた」

 

など、それまでの距離のあった関係から、

近い関係に変化する」を「馴れる」と表現しています。

 

「慣れる」と「馴れる」はどう違うの?

慣れると馴れるの違いは簡単です、

次のように覚えておきましょう。

●「慣れる」は、何度も同じ事を繰り返すことで物事が上達、または道具を上手に使いこなすこと。

●「馴れる」は、人や動物との間で警戒感が失せ、親しくなること。

 

言い換えれば、

・経験や道具といった「時間を要するもの」は、「慣れる」

・人や動物といった、「気持ちが出るもの」は、「馴れる」

という風に使い分けを覚えれば、理解しやすいと思います。

 

「慣れる」と「馴れる」それぞれの使い分けは?

 

 

 

 

 

 

慣れると馴れるの使い分けは簡単です、

次のように覚えておきましょう。

 

「慣れる」の使い方は?

冒頭で説明したように、

それぞれ「慣れる」と「馴れる」の意味や、

違いを理解されていると思いますので、

ここで「慣れる」の使い分け方をご紹介します。

 

・古い自転車ですが、乗り慣れているので大丈夫。

・外回りの仕事にもようやく慣れ、体が随分と楽になった。

・慣れない仕事も、苦にならなくなった。

習うより慣れよ」ということわざは、

何事も人に教わるのではなく、自分で体験、経験して体で覚えるという意味。

殆どの方はこの「何事も慣れる」大事さということを経験されているのではと思います。

 

それでは次に馴れるの使い分けについて、説明していきます。

「馴れる」の使い方は?


 

 

 

 

「馴れる」は、人や動物との距離感がなくなり
互いに親しみや、心を許す存在になるという意味。

使い分けの事例を次に挙げてみました。

参考にしてください。

・上司が女子だったけど、直ぐに馴れた。

・新入生としての部活なので、中々馴れることができない。

・捨て猫を拾って育てているが、ようやく家族に馴れてきた。

 

「馴れる」は、時間の経過や繰り返しはそれほど重要ではなく、

物に対する心の変化が起きたとき、または変化が起きない場合などに使います。

例えば、

「このワンちゃんなかなか人間に馴れないなぁ~」といった否定的な、
表現などをする時にも使ったりします。

 

まとめ

今回は「慣れる」と「馴れる」の意味の違いや、

使い分けのポイントについて紹介しました。

●「慣れる」は、何度も同じ事を繰り返すことで物事が上達、または道具を上手に使いこなすこと。

●「馴れる」は、人や動物との間で警戒感が失せ、親しくなること。

ときなど、それぞれに使い分けします。

 

もっと、簡単にいうと、

・仕事など取り組む物に対しては、「慣れる

・人や動物など心に対しては、  「馴れる

と覚えておけば大丈夫です。

 

今回は以上になります。

ご参考になれば幸いです。

 

【参考記事】
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